手持ちの安価なクォーツ腕時計の電池交換をしてみました。
千円で買った時計の電池交換に千円を支払うのは躊躇われますが、DIYなら100〜400円前後の
電池代だけで済みます。
引き出しを探してみると、電池切れのまま放置している腕時計が見つかります。
それらは数万円のものなので、
1000〜5000円程度の工賃を支払っても良いのかもしれませんが、こんなに簡単な作業なら
これらも自分で行おう。
でもスクリューバックのそれを開くには、専用工具が必要。
そこでAmazonで見つけた999円の工具セットを発注しました。
これで999円? お得なセット
内容物
時計カバーオープナー
時計カバーのこじ開けナイフ
時計ケースホルダー
5インワン時計ドライバーハンドル
5つのドライバービット(-1.0 /-1.2 / -1.5 /+1.5 /+1.8)
スプリングバーツール
ピンセット
20個1.5Φスプリングバー(4* 16/18/20/22 /24mm)
およびクリーニングクロス
これらが紙製の箱に設えられたスポンジ型抜きの中に収まります。
簡単な英文の取説もあります 写真つきなのでわかりやすい。
時計ケースを固定するための台座 ネジを使って50ミリまでのケースに対応
クロノグラフムーブメントに備わる竜頭と逆側にあるボタンの逃げも備わります
今回のセットの中で一番欲しかった治具 スクリューバックオープナー
銀色のダイヤルを回すことで、長辺側から伸びる2本の黒い爪が左右に動きます。
上手に調整して、スクリューバックの切り欠きに合わせて、治具を回すと
簡単に裏蓋が開きました。
オレンジ色の治具は、はめ込み裏蓋をこじ開けるためのナイフ状のモノ。
これがなくても、マイナスドライバー等で代用できますが、専用治具なのでチカラの加減が楽。
ドライバーチップは、柄の中に収納できる用途別が計5本
ベルト部と本体を繋ぐスプリングバーの交換用には専用の治具が付属してます
両端の形状が異なるので 適時 それを選択できます。
これがあるとベルトの長さの調整が楽に行なえます。
予備のスプリングバー 20本 これだけでも別途購入するとそれなりの金額となります。
それぞれの治具 それぞれの部品を別々に購入すると
Amazonで安価なものをみつくろっても3千円ほどは必要だと思われます。
過不足無く 良いセットだと思います。
恒久的に使えるケースではありませんが、
紙箱とは言え、収める箱があると 各部品の紛失を防げます。
電池も小さいものなので、一緒にまとめて保管すれば なお便利。
下の写真のような、はめ込み裏蓋を閉めるための治具は別途購入する必要があります。
アクリル風貌のクラシック腕時計などの場合は、この種の治具がある方が良いと思いますが
安価なものなら、布を当てつつ、フタツのペンチを使ってゆっくりと閉める等のやり方で
なんとかなる
そんな印象を持っております。
裏蓋を開けるのも 電池を交換するのも また蓋を閉じるのも
慣れれば簡単ではありますが、一定のリスクを伴うことも事実です。
まずは千円クラスの安価なクォーツ腕時計で お試しになることをオススメします。
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購入金額
999円
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購入日
2023年08月30日
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購入場所
Amazon
kuro_rさん
2023/10/31
物は3Dプリンターで出力したものを組み合わせて作ってあるような感じなのと
ドライバー等の精度に関しては中華製の一応使えるけど、しっかり作られた高いものとは違うというレベルですが、それぞれ安いもので買ったとしても
セット内容が豪華なので良さそう
ケースは100均とかでプラのネジを分けるようなケースに入れ替えるのが正解かも
ただ工業製品の時計ならネジとかはメーカーから取り寄せればいいとは思いますが
ハンドメイドの物や高級時計はネジ一本も特注品であることも多いので、万が一ネジ穴等を潰してしまった時の事を考えて使わない方がいいかも
あと使っては駄目なのは防水仕様のものは自分でネジを少しでも開いた場合、防水仕様は無いものとして使わないと駄目なのと保証自体が切れるのでご注意を
フェレンギさん
2023/10/31
ぜひ参考にしてくださいね