宅飲みは結構するのだが(つか外飲みは月イチ未満)、ま、家なのであんまり容器にこだわっていなかった。
日本酒はイラスト入り蛇の目2勺盃、
焼酎のお湯割りは陶器の酒器とここまでは良いが、ビールは缶入りジンサワーのオマケについてきたグラス(透けた空色)、その他の常温~冷たい酒(焼酎ストレート/ロック、ウイスキーロック、ワインや梅酒他)は、水や冷茶を飲むのに使っている、「割れない」ガラス素材である緑色のコップ。
色合い的には空色のグラスにアンバーのビールや、緑色のグラスにウイスキーやワインは合わないのだが、ま、家だし、誰が見ているわけでもないし、(飲み口部分で舌触りが変わる面は否定はしないが)ハラに入れりゃ同じだろと、大して気にしていなかった。
ただ、先日テーブルに載ったグラスを改めて見直すと、特に赤ワインをその緑のコップに入れたときのどす黒さが、せっかくの綺麗な濃ルビー色がダイナシだなぁ...と感じ、「色を楽しめる」コップを探すことにした。
赤ワインは緑の瓶に入っていることが多いので気にしていなかったが、改めてみると色悪い
ただ、グラスばかり増えても収納場所に困るので、脚付きのワイングラスなど用途が限定されるものではなく、比較的持ちやすい透明なグラスを一つ、購入することにした。厳密にいえば、ワイングラスは上が絞ってあって、香りがたまるようにした形状の方が、飲むときに芳醇な香りが楽しめるとか、足がある方が手の熱が伝わらなくて適温が長続きするとか、ワイングラスの形状には理由があるのだが、頻度的には年に数回しか飲まないので、そこまで凝るのではなく、最も頻度が高い焼酎のストレートやウイスキーのロックで使い勝手がよいのがよいかと。
その観点で探していた時に、手ごろな器があり、付加価値にも気に入ったので購入した。
それが耐熱ガラスメーカーHARIO(HARIO株式会社)の耐熱湯呑みHU-1。
底の「HARIO JAPAN」は上から覗き込んだときに読める向き
容量170mL、口径86mmで、下が絞ってあって飲み口がかなり広い、「大きめおちょこ」のような「湯呑み」。つまり酒器専用ではない。
飲み口は厚めで、舌触りなどを堪能するのには若干アレだが、透明度は高く、「色を観る」にはいい感じ。
さらに、耐熱温度差120℃までOKなので、 熱湯でも可。そういう意味では、今回グラスの使い道としては、色が気になったワインやウイスキーだけでなく、焼酎のお湯割りに使って、作法通り先に湯を注いでも平気(お湯割りの湯の温度は70~80℃が適温だが、たとえそれが熱湯であってもOKということ)。焼酎は透明なのが多いのでそれは従来通り陶器の酒器で良いけれども、熟成系の一部には色がついてるのもあるので、それらの色合いも楽しめることになったワケ。
やっぱり色合いは綺麗(2つのグラスには、ほぼ同じ量の同じ赤ワインが入っている)
熱湯はもちろん、電子レンジやオーブン、食洗機にも対応している、普段使いに良い器です。
【HU-1仕様】
サイズ:幅86×奥行86×高63mm、口径86mm
容量:満水容量 170mL
重量:約130g
材質:耐熱ガラス「HARIO Glass®」
耐熱温度差:120℃
原産国:日本製
熱湯用で耐熱温度差120℃というのが、お湯割りしても気にしなくても良い
単なる耐熱温度、ではなくて、耐熱温度「差」120℃というのに、HARIOのホンキが見える
-
購入金額
770円
-
購入日
2023年08月22日
-
購入場所
Three little song birds
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。