先月開催されたオーディオ総合展示会である「OTOTEN 2023」。この類のイベントのメリットとなるのは、元々期待して見に行く製品やメーカーは勿論あるのですが、普段注目していないブランドの製品に触れる機会になり得るということです。
自分ではまず買えませんが、GLANZのトーンアーム(200万円オーバー)は、軽快なサウンドのShakatakのLPを圧倒的な密度と情報量で再生してみせてくれ、まだまだ世の中上には上があることを実感させてくれました。
それ以外にも色々と目に付いたものを見たり聴いたりして歩いたのですが、意外な掘り出し物と思ったのが、音響特機株式会社が代理店を務める、米国の楽器・オーディオブランドMACKIEのイヤフォン製品でした。
大変申し訳ないのですが、今まで何度も目にしてはいたものの、MACKIEのイヤフォンの音を実際に聴いたことはありませんでした。というのも、MACKIEが主に扱っているのはPA機器やミキサーの類であり、何となくですがイヤフォンもEDMが合うような極端なキャラクターなのではないかと勝手に思っていたのです。
しかし、折角聴ける環境が用意されているのであれば聴いてから判断すれば良いかと思い、実際に自分が買う可能性がありそうな構成のマルチドライバーの製品、MP-460(4BA)、MP-360(3BA)、MP-320(3DD)を試聴してみることにしました。
すると、特にMP-460/MP-360は先入観とは全く違い、整ったバランスで質感も良好な好ましい音を聴かせてくれました。MP-320は個性派ではありますが、あまり不快感はなく面白い音という印象です。
特にMP-360は3BAのイヤフォンが好物な私にとって、かなりの好感触となりました。率直に言って以前購入した3BAのqdc 3SH SEとMP-360を比較試聴してどちらかを選ぶのであれば、MP-360を選んだだろうと思える程度には高評価です。
イヤフォンの数は足りていますのでしばらく買うことは無いと思いますが、今度購入を検討するのであれば、MACKIE製品も選択肢に入れなければ失礼に感じられる出来です。
で、試聴を終え、twitterに写真と一言コメントを書き終えていただいたのが、今回取り上げるノベルティとなります。
誰が貰っても使える実用性の高さ
ゼブラのマッキーといえば、恐らく知らない人はまずいないであろうと思われる、有名な油性マーカーです。その細字ノックタイプがノベルティとして用意されていました。
他のマッキーは殆どの場合両端で異なった字の太さのペン先が用意されていますが、これはノックタイプであるためペン先は片側のみで、もう片方の端を押すことでペン先の出し入れが出来る方式となっています。
これだけならそこら辺で売っているマッキーノックでしかないのですが、こちらにノベルティたる所以があります。
要は「『MACKIE』オリジナル『マッキー』」という駄洒落でこれが用意されていたわけです。
ちなみにゼブラのマッキーの正式なスペルを調べてみると、どうやら「Mckee」という表記になるようです。公式サイトの説明によると、「Mckee」は造語で「Mark」という言葉をベースに愛称として考えられたものだそうです。
今ではインク詰め替え型など多数ラインナップがあるマッキーですが、手頃な価格と使い勝手で定番商品であり続けています。ノベルティとしては最高レベルの実用品ではないかと思います。
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購入金額
0円
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購入日
2023年06月24日
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購入場所
OTOTEN2023 Mackie(音響特機)ブース
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