レビューメディア「ジグソー」

これは刀削麺ではない!評価★1からスタートの★5(平均★3)

6月頃に肉のハナマサに行ったら半額になったこの製品があった。

(写真は悔しいことに3回目のリピート品なので、半額シールが貼られていません)

 

刀削麺の定義が不明確ですが、私の中では打ち粉が全面に付いている麺は刀削麺ではないです。

そして麺の長さがほぼ均一なものも違うと感じます。

製品の括弧書きがいらないというかあってはいけない文字だと個人的に思っています。

なんというか、この麺は刀削麺職人に対する冒涜だと言うくらい私は刀削麺好きです。

平麺系が好きで、「ほうとう」や「おきりこみ」も好きです。

 

以前、乾麺の刀削麺を買って食べたことがある。

明らかに乾麺の「きしめん」でした。

 

さて、こちらは生麺ですね。

定価だったら初見では絶対に買わなかったです。

半額だったから試してみるかと思ったわけです。

ということで初見では★1からのスタートでした。

更新: 2023/07/11
不満点

私が思う刀削麺の定義とは。

大体は下記のサイトの通りです。

参考サイト:刀削麺の魅力とは?歴史から徹底解説

 

少し抜粋させていただきます。(誤字が多いので一部補正してます)

【ラーメンの作り方】

ラーメンは小麦粉にかんすいと呼ばれるアルカリ塩水溶液(食品添加物として認められているアルカリ性物質)を加えてつくります。ラーメンの腰や色合いはこの"かんすい"によって違いが出てきます。

 

【うどんの作り方】

うどんは小麦粉と水を使って作られます。うどんは生地を伸ばしてカットをしてから茹でる製法です。麺の太さや厚みは均一で、切り方1つで細かったり平かったりと様々な種類の大きさに切ることができ均一になっています。

 

【刀削麺の作り方】

刀削麺は小麦粉と水から作られます。専用の包丁で削ったものが刀削麺です。削った後はそのまま沸騰したお湯で茹で上げられるのでモチモチとした食感に仕上がります。

この3つの中で決定的な違いがあります。それは刀削麺には打粉をしないことです。打粉をしないことによってモチモチとした食感を味わうことができます。

刀削麺は決まった形がないため、その場で削った形のものが麺になります。麺の形によって、食感や、スープの絡み方が違ってくるので、一口ひとくちで違った味を楽しむことができます。

 

例え方が難しいですが、和菓子などで使われる「あんこ」で例えるなら、「粒あん派」と「こしあん派」が近いですかね。

粒あんは潰れた小豆の粒が不均等になることで一口ずつ微妙な味や食感が変わる物だと思います。

一方こしあんは、雑味が取り除かれて味が均一で食感も均一な物だと思います。

その上で、「一口ずつ微妙な味や食感が変わる物」が好きな方は、必然と刀削麺が好きなのではと思います。(個人の見解です)

 

さて、この製品の原材料はと。

 

「かんすい」が含まれているので、書いてあるとおり生中華麺です。

「うどん」と同じ原材料にならなくてはいけないのに刀削麺と書くのは間違いだと思うのです。

中華平形麺だったら有りです。中華平麺の部類はビャンビャン麺などでしょうか。

とはいえ、刀削麺と若干形状は似ているが違う部類で新しい食べ物だと認識します。

 

某ニュース記事だと「そこはかとなく中華麺の風味は感じたものの」と書いてます。

いやいや。中華麺だからそうでしょうよ?何を言って(書いて)いるんですか!「生中華めん」と書いてあるじゃあないですか。

更新: 2023/07/12
おすすめ度

新触感の中華麺が爆誕

最初に言ってしまいます。

触感:同じ触感が続く刀削麺に近いもの(特定の長さの1本を永遠に食べている感じ)

味:中華麺(割りと美味しい)

結論:新触感の中華麺です。形状が近いだけで刀削麵ではないです。刀削麺では触感が不均等さがありますが、こちらは比較的に不均等さが少なく感じます。そもそもこれは中華麺です。

 

同じラーメンでも細麺とか縮れ麺とかG系極太麺とかありますよね。

中華麺で新しい形状が出た!それだけです。

 

豊華食品工業株式会社はいわゆる製麺工場の会社ですね。

だから味は間違いなく美味しい!(と思っている)

 

醤油系スープや麻辣系スープによく合います。

中華麺なので、うどんだしのスープだとうーんという感じでした。

 

醤油系だと麺の味は一般でオーソドックスな中華麺の感覚ですが、触感が刀削麵に近い。

麻辣系だと触感が刀削麵に近いだけあって似たような感覚を味わえる。後味は中華麺ですね。

使用するスープによってかなり化けるのではと思います。

 

とりあえず、麺生地材料が違うので刀削麺ではないと断言します。

なので、これはこれで新しい中華麺なんだと思います。

 


 

 

結論を先に出したため、麺をゆでるところからのスタートとします。

1食分1玉で160g。今回は2玉をゆでました。大体5分くらいですね。

 

某ニュース記事だと「麻辣ないかな」とあるのですが、実は肉のハナマサで売ってるんですよね。

店舗によって無いかもですが、ハナマサブランドです。

注意点としては店舗によって専用ブースだったりするので調味料置き場には無かったりします。

(右側が麻辣醤)

 

今回は四川花椒麻辣醤(右側)ベースのスープで食べていきます。

改めてハナマサを探したら別の製品(左側)もあったので後日試してレビューしようと思います。

右側については下記で紹介。

 

ゆであがって盛りつけたもの。器が小さいのでつけ麺感覚で食していきます。

 

肉とかパクチー等はあえて乗っけいていない(コスパが悪くなる)ため、あえて麺とスープのみで。 

 

味などは冒頭で伝えたとおり。

厳密には刀削麺と違うが、食感が似ているものなのでコストを落としてこのランクが食べれるならリピート確定。スーパーで売ってるチルド麺より美味しいですよ。

 

 

より食感を近くするために一手間として麺の長さをあえて変えてみます。

包丁で斜めに切るだけですが、これだけでも近い感じになります。

 

1玉分茹でた感じ。

  • 購入金額

    518円

  • 購入日

    2023年07月07日

  • 購入場所

    肉のハナマサ

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