レビューメディア「ジグソー」

映画 コミックス どちらからでも良い ただし、どちらも見てほしい

人気漫画 ジョジョの奇妙な冒険 スピンオフ作品 岸辺露伴は動かない

 

NHKで実写ドラマ化されております。

 

年末に3作の放送がありますが 昨年末は2作だけ。

 

続きは映画で とのことでしたので さっそく劇場に出かけてまいりました。

 

 

同行してくれた家族も、原作コミックスを見てみたいと申しますので、新書版サイズのそれを

 

求めることにしたんです。

 

 

因みに新書は版935円

 

オリジナルともいえるB5版は2934円  どちらもフルカラー仕様です。

 

 

更新: 2023/06/10
満足度

映画 コミックス どちらを先に見ても大丈夫 ただし どちらも見てね

フランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために描き下ろされた

 

荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切作品「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

 

 

(注)バンド・デシネ とは 描かれた帯というフランス語

 

意味するところは「漫画」 それは9番目の芸術  ということらしいです。

 

 

2008年の時点で原作者、荒木飛呂彦先生はルーヴルへ渡り、貸切状態での取材を許可され

 

その時に 屋根裏だけでなく 地下通路や地下倉庫などの存在も知るところとなったようで

 

その経験、知見がこの作品に生かされているようです。

 

 

 

 

映画を先に見た私の個人的な感想に過ぎませんが

 

少々違和感を覚えた台詞  不思議な所作 

 

それらは、荒木飛呂彦原作の中に存在しておりました。

 

あぁ、そうだったのか。 

 

それを演技に、台詞に落とし込んだ高橋一生さん、木村文乃さんの素晴らしさを再確認しました。

 

脚本家の小林靖子さんは、原作者へ最大限の敬意を払いつつ 物語を膨らませ 削ったのだと

 

よく理解できました。

 

 

原作シリーズではひとつのエピソードにしか登場していないのに、TVシリーズでは

 

岸辺露伴のバディとして、時に重要な役割を演じ続けている泉鏡花。

 

今回も彼女は当然のようにルーヴルへ同行しているのですが

 

ただの付け足しじゃなかった。

 

とても重要な役割を演じるために どうすれば原作を壊さず、彼女に役割を与えればよいのか

 

素晴らしい答えが映画にはありました。

 

 

 

 

映画を先にご覧になってからのコミックスでも

 

コミックスが先にあっての映画であっても

 

そこに問題は無いと思います。

 

ただ、片方だけではもったいない。

 

ぜひ 両方ご覧いただきたいのが  岸辺露伴ルーヴルへ行く  だとお伝えしたいです。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

  • 購入金額

    935円

  • 購入日

    2023年06月07日

  • 購入場所

    楽天ブックス

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