最近は、USB Type-Cでの接続が増えてきましたが、私が所有するコンパクトデジタルカメラ 2機種及び、コンパクトデジタルカメラ用バッテリーチャージャーが、micro USB端子での接続が必要な機器です。
micro USB端子は、仕様上USB 2.0なので、480Mbpsの転送しかできません。
また、このケーブル自体は、Quick Charge 2.0/3.0に対応しているのですが、micro USBを搭載したスマートフォンは持っていないので、Quick Charge機能は使えません。
パッケージは、白と紺のツートーンで表面には、メーカーロゴしか記載がありません、
裏面には、ケーブルを特定するバーコードが記載されたシールが貼られています。
パッケージサイズは、 100mm x 60mm x 17mmで、重量は 19gでした。
ケーブル長は、50cmで、重量は13gです。
ケーブル自体は、赤と黒のナイロンの編組で柔軟性があります。
端子の持ち手も赤のアルミ製で、高級感があります。
micro USB 側の端子には、メーカーロゴがシルク印刷されていて、一方のUSB Type-C側には、HOSTという文字がシルク印刷されています。
USBケーブルで、HOSTの明記があるケーブルは初めてです。
WEBサイトの説明でも、USB-C端末(ホスト側)からMicro端末へのデータ転送のみをサポートします(逆転送できません) と明記されています。
USBの仕様上双方向のはずなのですが、何かメーカーとしてデータ転送を保証できないシチュエーションがあるのかもしれません。
試しに、USB Type-C側をPC(HOST)に接続し、micro USB端子をコンパクトデジタルカメラに接続して、ファイルの転送を行ってみました。
デジタルカメラのSDカードに記録された撮影データをPCに転送(前述の逆転送)してみました。
勿論、問題なくデータを転送することができました。
しかし、転送速度は、USB 2.0の480Mbpsでしか転送できません。
試しに、USB SSDをmicro USB側に接続して、DiskMarkを走らせてみましたが、USB 2.0の速度しか出ませんでした。
次に充電です。
micro USB端子で、バッテリーチャージャーにセットしたデジタルカメラのバッテリーの充電やデジタルカメラと直接接続してバッテリーの充電を行ってみましたが、4.92V/0.46Aと、USB 2.0の仕様である、5V/500mAでしか充電できませんでした。
Quick Chargeに対応したmicro USB端子を備えたスマートフォンであれば、5V/3Aで充電できるのかもしれません。
そこで、micro USB端子にアダプターを装着し、USB Type-Cに変換してスマートフォン(QC3.0対応)を充電してみました。
すると、HOST端子(USB Type-C)をACアダプターに挿して、micro USB>USB Type-C>スマートフォンと接続すると、6.12V/1.37A=8.4Wで充電できました。
逆に、micro USB端子にアダプターを挿して、USB Type-CとしてACアダプターに挿して、USB Type-C(HOST)をスマートフォンに挿すと、4.98V/0Aとなり、全く充電されませんでした。
本ケーブルの説明で、HOST側からしか転送されないので、データではなく電力だったようです。
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購入金額
699円
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購入日
2023年04月30日
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購入場所
amazon
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