レビューメディア「ジグソー」

今時のNVMe SSDかなり進化してますね

こんにちわ、こんばんわ。今回はSSDとなります。

 

今回の””Solidigm(読み:ソリダイム)””って初めて聞いたよ!?という人もまだいると思います。

2021年末に設立された非常に新しいSSDベンダーなので知名度は”サムスン、ウェスタンデジタル、キオクシア(旧社名:東芝メモリ)、クルーシャル(Micron)”あたりと比較するとちょっとだけ低いかも。

 

その代わり、中身については非常に安心出来るものです。

ソリダイム『Intel(インテル)』NAND部門を『SK hynix(エスケー ハイニクス)』に売り払っただけ。なのでザックリ言うとNANDは『Intel + SK hynix』、コントローラとキャッシュメモリは『SK hynix』。

 

個人的に「自作初心者、久しぶりすぎて自作PCに関する知識が役に立たない」方に薦められるSSDとなっていると思っています

 

では宜しくお願いします。

更新: 2024/01/18

SSDの仕様

SSDの仕様は以下のようになっています。

 

・型番:SSDPFKKW010X7X1(P44 Pro)

 

・メーカー:ソリダイム

 

・記憶容量:1TB

 

・NAND:TLC(176層 3D NAND)

 

保証期間:5年間(書き込み上限:750TBW

 

・性能

  ・シーケンシャルリード:7,000MB/S

  ・シーケンシャルライト:6,500MB/S

 

・ 平均故障間隔(MTBF):160万時間

 

・フォームファクタ:M.2(80mm)

 

・インターフェイス:PCIe4.0 x4(NVMe1.4)

 

購入価格:12,980円(税込み・2023年4月頃購入)

 

 


 

 

NANDを自前で製造できる”サムスン、ウェスタンデジタル、キオクシア、マイクロン(*クルーシャル)”のSSDと比較しても、『頑張っている』と思っています。 

では、各社上位モデル(*1TBかつPCIe4.0x4のモデルに限る)と比較してみます。

 

・ソリダイム:P44Pro

シーケンシャルリード:7,000MB/Sシーケンシャルライト:6,500MB/S

NAND:TLC

保証期間:5年間(書き込み上限:750TBW

 

・サムスン:990PRO

シーケンシャルリード:7,450MB/S、シーケンシャルライト:6,900MB/S

NAND:TLC

保証期間:5年間書き込み上限:600TBW

 

・ウェスタンデジタル:SN850X

シーケンシャルリード:7,300MB/S、シーケンシャルライト:6,300MB/S

NAND:TLC

保証期間:5年間書き込み上限:600TBW

 

・キオクシア:EXCERIA PRO

1TBモデルのシーケンシャルリード・ライトについては非公開

NAND:TLC

保証期間:5年間書き込み上限:400TBW

 

・マイクロン(Crucial):T500

シーケンシャルリード:7,300MB/S、シーケンシャルライト:6,800MB/S

NAND:TLC

保証期間:5年間書き込み上限:600TBW

 

 

各社上位モデルのシーケンシャルリード/ライトの速度は似たような感じとなっています。 個人的には””サムスン 990PROは半歩~1歩上””と思えます(シーケンシャルライトが6900MB/Sと高いため)。

 

ソリダイムP44 Proが他社製SSDを寄せ付けないのが

『書き込み上限値が圧倒的に高い(ソリダイム:750TBW/サムスン・ウェスタンデジタル・マイクロン:600TBW/キオクシア:400TBW)』ことです。 

 

サムスン・ウェスタンデジタル・マイクロンSSDと比較すると書き込み上限値「25パーセント増し」

 

キオクシアSSDとの比較では「87.5パーセント増し」という圧倒的な数字を叩き出します。

 

 

人によって用途、使い方が違うため一概には言えませんが

 

「この書き込み上限値は魅力(*その代わりRead/Write速度はそれなり・・・)

 

だと俺は思っています。

 

 

ついでに書き込み上限値以上に

 

「価格も魅力的」

 

です。 特にサムスン 990PROとの価格差は6,000円前後と大きめです(2023年12月末時点)。

例えば!!ですけど

「サムスン990PROの2TBは無理だけど、ソリダイム(Intel)P44Proの2TBならどうにか手が届きそう」

って思えるのかなぁ~と個人的に思っています。

更新: 2024/01/14
パソコン仕様と使用品

今回使ったPCの仕様

今回使ったPCの仕様は以下の通りです。

 

☆☆☆メインPCの構成☆☆☆

CPU】AMD Ryzen7 3700X
【Cooler】Scythe 無限5 Rev.B + A-DATA VENTO PRO 120 PWM
【Memory】センチュリーマイクロ CE32GX2-D4U3200(DDR4-3200/32GBx2・2セット)
M/B】ASRock X570 TAICHI(UEFI ver3.60)
【NIC】OnBoard
【Wi-Fi+BT】OnBoard
【VGA】ASUSTeK DUAL-RTX2060S-O8G-EVO(GeForce RTX2060Super)

 

SSDOS用)】ソリダイム P44 Pro(NVMe・1TB)


SSDデータ用)WD SN570(NVMe・2TB)WD SN750(NVMe・2TB)

 

【HDD】東芝 MD03ACA300V(3TB)、WesternDigital HUH721212ALE604(12TB)、WesternDigital WUH721816ALE6L4(16TB)
【Optical Drive】パイオニア BDR-S12J-X
【Case】FractalDesign Define R6 USB-C(TITANIUM)
【CaseFAN】Noctua NF-A14PWM x2、NF-P14s redux-1500PWM、
【PowerSupply】Seasonic SSR-650TR(80+TITANIUM)
【OS】Windows10 PRO_64bit

 


 

 

今回の検証で””SSDの性能に響いてくる””であろう部分は「CPU(Ryzen7 3700X)」「マザボ(X570チップセット)」だと思われます。 

 

発熱という部分で「VGA(GeForce RTX2060Super)」も影響するかもしれません。

更新: 2024/01/18

SSDをぶん回してみました

ソリダイム P44ProのCDIはこんな感じとなっています。

なんか・・・可も無く不可もなく、The普通!!な感じです。 キオクシア EXCERIA PROだと健康状態がじわじわ減っていましたが、今のところそのような症状も見ることはないです。

 

 

 

↑(*健康状態がじわじわ減っていく 参考画像)

 


 

 

そしてCDMをAMD環境(Ryzen 3700X)でぶん回した結果が以下となります。

 

↑(購入後すぐ・・・・・・だった気がする)

 

 

そして、Intel製CPU環境のキオクシアEXCERIA PROの環境は以下の通りです。

ランダム4KがRead・Write共にショボ・・・物足りません、、、。 

Intel環境かAMD環境かの違いだけでなく「NAND+コントローラ+DRAM開発を自社で一括しているか否かも関係しているんでしょうか?

この性能なら、キオクシアよりソリダイムの方が良いのかな?と思ってしまいます。

 

この性能、試す価値アリなので是非お試ししてください!!

  • 購入金額

    12,980円

  • 購入日

    2023年04月頃

  • 購入場所

    パソコン工房

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