本来防災用に使おうと思っていたのですが、商品が届いて使ってみると、汎用性が高いので、普段の懐中電灯や照明代わりとして利用し、緊急時にはヘッドライトとして使うことにしました。

パッケージは、黒を基調としたパッケージで、表裏同じデザイン(写真は異なる)、サイドに、特徴と注意書きが入っていました。

箱のサイズは、 100mm x 83mm x 54mmで、重量は 199gととてもコンパクトで、最初は2セットも入っているのか？と疑いたくなる大きさでした。

中には、LEDライトとヘッドバンドがセットになったLEDライトがエアキャップの袋に入っているものが2個、30cmしかありませんが、USB充電ケーブルが2本、小さく折りたたんだ取扱説明用の、A5の紙(表裏に日本語と英語)1枚が入っていました。

ヘッドバンドは、ゴム製で大きさをある程度変えられる調整機構が付いています。

デフォルトの状態でかぶってみましたが、圧着されることもなく、装着感は良好で好感が持てます。

LEDライトは、光源に9つのLEDを使った広範囲を照らすLEDライトと、LED一つでスポット的に狭い範囲を照らすLEDライト、そして、赤/青の点滅を照射するLEDライトの3種のライトが一つのパッケージになったものです。
LEDライト単独の重量は50gでした。

インターフェイスは、電源ボタンと、USB充電端子(USB Type-C)とUSB充電端子の横についている赤/緑のLEDだけです。
LEDライトの背面には磁石が付いていて、ヘッドバンドに付いている金属製ソケットに吸着します。

ヘッドバンド以外にも、鉄製のものなら磁石で簡単に固定できるので、汎用性は高いと思います。

また、ヘッドライトの側面には、三脚用のネジ穴もあるため、ミニ三脚に取り付けて、固定ライトとしても利用が可能です。

更に、ライト背面には、30度毎にクリック感のあるスタンドが付いていて、最大180度(足が真上)まで広がるので、フック等にスタンドを引っ掛けて使うことも可能です。

LEDライトの底面のゴムカバーをずらして、USBケーブルで充電を始めると、充電用USB端子横のLEDが赤に点灯します。満充電になるとLEDが緑に変わります。

LEDライトには、1,000mAhのバッテリを搭載して、満充電で、2.5時間利用が可能なようです。
操作か非常に簡単で、電源ボタンを短押しするたびに、高輝度>中輝度>フラッシュ>スポット>赤/青点滅>消灯と変わります。
また、長押しをすると、最高輝度になり、短押しで消灯です。

高輝度状態でも充分明るいのですが、最高輝度にすると、8畳程度のバルコニー全体が、炎天下のように明るくなります。

とても明るくて、広範囲に光が届くので、50gしかないLEDヘッドライトは、防災等のために、寝かせておくのは勿体ない。
2灯あるので、結構大きなものの撮影でも充分に使えると思います。
ポートレイト撮影などでは、光が強すぎるので、トレーシングペーパー等で更に光を換算すれば良いのではないかと思います。