GA文庫から出版されているライトノベルで、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』シリーズの前日譚的な物語(全3部作)です。
3巻まとめて登録します
ダンまちシリーズのソシャゲーである『メモリアル・フレーゼ(ダンメモ)』に実装されたストーリーらしいので真新しい物語ではないようですが、残念ながら未プレイなので、内容は全く知りませんでした。そのストーリーを改めて小説化したのが本作のようです。
昔は手が出し辛かったラノベですが、今は抵抗ゼロw
2022年10月から3カ月連続で刊行されました。これを書いてたから本編の方がが進まなかったのかと思って恨めしく感じていましたが、前日譚には重要な内容が含まれているに違いないと思い直して、こちらも読んでみることにしました。
フルメンバーが登場する英雄譚!
当初から3カ月連続で刊行されることは分かっていたので、第1巻は発売日に購入してすぐには読まずに放置し、第2巻を購入後に読み始めました。
Ⓒ大森藤ノ/SBクリエイティブ イラスト:かかげ
1巻ではあんなことやこんなことが!
通勤時の電車内のみと決めて読んでいたので、通常なら2〜3日で読み終わるところが、約2週間と意外と長持ちしました。2巻か読み終わった頃に丁度第3巻が発売されたので、第1〜3巻までほとんどノンストップで読むことができました。
Ⓒ大森藤ノ/SBクリエイティブ イラスト:かかげ
2巻でもあの人があんなことやこんなことが...
Ⓒ大森藤ノ/SBクリエイティブ イラスト:かかげ
そして、3巻ではあんな結末が!
ネタバレはしないつもりですが、本編に出てくるあの人やこの人の7年前の姿や本編では詳細が明かされなかった過去の出来事などが細かく描かれていて、色々なことがスッキリする内容になっていました。
Ⓒ大森藤ノ/SBクリエイティブ イラスト:かかげ
2巻の巻頭イラストより
Ⓒ大森藤ノ/SBクリエイティブ イラスト:かかげ
2巻の巻頭イラストより
ただ、主軸として描かれているアストレア・ファミリアが悲劇の運命を辿ること(本エピソードから2年後)はダンまちファンなら周知の事なので、その結末を知りつつ読み進めるのはちょっとツラかったです。
Ⓒ大森藤ノ/SBクリエイティブ イラスト:かかげ
3巻の巻頭イラストより
Ⓒ大森藤ノ/SBクリエイティブ イラスト:かかげ
3巻の巻頭イラストより
反対に本編の方で活躍中のキャラクターは、本エピソードで亡くなることは無いので変な安心感があったのも事実です。
全編を通して『正義』がテーマとなっているので、最終的にどんな結末(答え)になるのか色々と想像しながら読んでいましたが、まぁ落ち着くところに落ち着いたという感じで、物語としては良かったと思います。
一冊が結構分厚い(400頁くらい)ですが、あっという間に読了
出てくるキャラクター達には馴染の薄い人もいますが、ほとんど本編のフルメンバーが出ているので、あまり違和感なくすんなり頭に入ってきてとても読みやすかったです。ということで満足度は星五つです。
ちなみに、古い手帳に付いていた紐のしおり(スピン)を愛用しています。
※ブックカバーにセロテープ止め
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購入金額
2,354円
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購入日
2022年12月頃
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購入場所
書店
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