パッケージは非常に安っぽい仕上がりで、台紙部分は裏と表が逆なのではないかと思わせる怪しい感じですが、取り合えずそれは良しとして中身をじっくりと見ることにしました。

こちらがオモテ面、、、

こちらがウラ面、普通逆だと思いますが、、、

同じものが３つ入っています。

オマケにブラシも付いてました。

まずは外刃、パッと見はマルチプレシジョン刃とソックリな印象で鏡面仕上げが美しいのですが、拡大して見てみるとスリットの入り方などが本物と違っていて単調で、丸い孔もガタガタしているように見えます。

スリットがまっすぐですが、オリジナルは湾曲しています。
よく見たら色々文字が違っていて『MUTLT PPESICION』になってますね！
もはや読めないレベルですwww
 

内側の作りはちょっと雑な感じですが、動作に影響はなさそうなので良しとしましょう。

内側の仕上げはちょっと雑です。

内刃は評判通りマルチプレシジョン刃ではなく「コンフォートカット刃」でした。従来のコンフォート刃と刃自体は似ていますが構成部品の形状はかなり違っているようで、生産費用を抑えるために汎用性の高いパーツを流用しているようです。

金属の使用率が高い刃、ギザギザは他の機種用か？

商品説明写真とはちょっと違いますね。。。

刃は薄い鋼をプレスした一層刃に見えます。刃の形状はオリジナルに近い印象で、刃の数も同じ９枚刃なので、切れ味は悪くなさそうです。

左が従来のコンフォートカット刃、、、って、
上の商品写真はコレだったのか。

薄刃な印象ですが、刃の先端部はリブ加工で強化している模様

刃の装着（交換）は従来通りで全く違和感なく行えます。

セット完了！

動作音は従来よりも多少抵抗感のあるシュルル～っという音に変わりましたが、スライド刃を採用したシェーバーよりは遥かに低速で静かな音です。今のところ異音などもなく精度的には問題なさそうな感じです。音については使っているうちに昔の音と同じようになると推測しています。

外観的には全く違和感はありません。

剃り心地としては肌辺りはソフトですが、少し髭に引っかかる感じがあります。コンフォートカット刃なので深剃りはできませんが、その分肌に優しく従来の使い込んだ刃よりも短時間で剃れるようになりました。髭に引っかかる感じは外刃と内刃が馴染むまで続きそうですが、馴染んだらスムーズに剃れるようにりそうな気がします。

気になる点としては刃の切れ味がどのくらい持続するかという点です。私の髭レベルであればおそらくは数年使えると思いますが、一年でダメになっても気軽に買える価格なので、そうなった時はまたリピート買いしようと思います。（あるいは本体ごと買い替え）

外刃の形状の違いによる剃り心地の違いはよく分かりませんでした。。。

製品としてはそれなりですが、価格的に見たら悪くない商品だと思いました。というか純正品が高価過ぎます。もう少し安く提供してくれれば良いのに～～

ということで、マルチプレシジョン刃から交換する人にはあまりお勧めできない商品ですが、コンフォートカット刃から交換する人には悪くない選択肢だと思います。互換品としては、ギリ及第点といったところではないでしょうか。。。

それにしても『MUTLT PPESICION』は勘弁して！w