イエローハットで一番安い国産タイヤ。イエローハットの店頭に大抵サイズが揃って置いてあるので何も考えずに交換お願いします!!しても(作業場があいてれば)すぐつけてくれるタイヤ。
特徴はなんといっても安さ。
自分のアテンザにつけた215/45R17はプリウス等も同サイズで需要が高いのか大き目のタイヤの割に安く、4本で税込32800円+取り付け費用(2022年現在 自分が買った時は消費税8パーだったからもっと安かった?)。
その後ミラジーノ用に買った165/55R14は2022年現在税込19,600円。2万切りである。
尚中身はヨコハマのOEMらしく、実際こっそりとヨコハマタイヤの刻印がある。ネットの書き込みによればエコスの旧モデルだとか(自分で確認したわけではないのでしらんけど)。ということは特性的にはエコ(転がり性能)寄りのベーシックタイヤといった位置づけか。
位置づけを考えれば十分
安さが武器なだけあってタイヤとしての性能は他モデルに劣るのだろうが、4年間使った感想は、一般的な使用ならまあ十分といった感じ。まあそもそも走行距離が伸びないマンなのであまりアテにならないが、危険を感じた事は無いし、それまで使っていたくたびれたタイヤ(JOYROADとかいう謎の海外製タイヤ 銘柄云々より5年以上経ち経年劣化が見られた)に対しては特に雨天時にハンドルを取られる感覚が減り安定性がよくなった。
走りを楽しむ、燃費を追及するといったこだわりのある使い方には向かない(というかこの値段のタイヤが上手い事しちゃったら存在意義がない)相応の性能に抑えている筈だが、自分にとっては十分だった。少なくとも経年でヤバーイタイヤを使うよりは全然いい。世の中の事故を抑えるためにも安く普及される新品タイヤってのはたいせつたいせつ。
2018年7月に購入して2022年8月の写真。
4年間の青空駐車でもサイドウォールの露骨なひび割れ等は無く、ゴムの品質も悪くないと思う。その辺はさすが日本製で日本の環境を考慮しているといったところか。
家族が通勤用に使っていて走行距離が年間約1万kmのミラジーノの方が3年経っているがまだまだ溝があり露骨に減っている感じはしないので対摩耗性能も一般的な水準は満たしていると思う。
燃費に関しては比較しにくい慢性渋滞が多い地域なのでなんともいえないが、特に変わった感覚はなかった。
一方気になるのは溝が大きいせいか小石がよくはさまりっぱなしになっている点。特にうちの駐車場は未整地なのでよく拾う。
そしてロードノイズが比較的大き目と思われる点。明確に比較したわけではないが、走行時のゴーという音がミラ・アテンザ共にそれまでのタイヤより大きく感じる。
またどちらもホイールのバランスウェイトが多目なのでバランスはアバウトな個体が多いのかも?
まあ値段を考えれば十分だしこれ以上を求めるなら大人しくもっとお金を出そう。海外製タイヤはちょっと心配だけどとにかく安くという人によいかと。
アテンザは走行距離が全然のびず、特に劣化もみられなかったので、タイヤ購入2年半時点でのホイール交換の時も組み直して継続使用したのだが、その組付け時にビードを傷めてしまい一本空気圧が下がりやすい個体ができてしまっていた。
それに加えて、別の個体がピンチカットで僅かに膨らんでいるのを発見してしまい急遽購入から4年で全交換することに。
これがピンチカットと思われるふくらみ。小さいが気づくと使うの怖くなる。この小ささならすぐにというわけでもないだろうが最悪バーストにもつながるので気づいてよかった。写真では見えないがうっすら外側にもキズがあったので、恐らく原因は気づいていない縁石ヒットか何かだろう。この製品自体の問題ではない。
1本空気圧が下がりやすい個体があるせいで頻繁に空気圧を確認していたのが結果的にこのふくらみを発見することになったのはなんか変な話だが。
溝もたっぷりで先述の通りサイドウォールのひび割れもほぼない。これら外的要因さえなければまだ使えただろう。不満は無いが別のタイヤを試しておくのも勉強だろうということで運用終了した。
ミラジーノの方はまだまだ継続使用中。溝がヤバくなるかアテンザのように露骨なトラブルが出るまで使うつもり。その時は(まだミラジーノ自体を使うのなら)リピートしてもいいかなと思っている。
余談だが、ミラジーノは左右で違う幅のタイヤを履いていて製造年や減り具合が4輪バラバラな状態で買った中古車だったので、これにタイヤを揃えてからすごく安定して運転しやすくなった。タイヤの銘柄以前の問題だ。きちんと4本そろえようね(当たり前)。
まあそういう時にもこの安さはイイネ。
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購入金額
30,000円
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購入日
2018年07月頃
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購入場所
イエローハット
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