NAS(Linux)のバックアップディスクに余裕がなくなってきたので、リプレース用のディスクを買うことになったのですが、それ用に買いました。何故わざわざ中身と別々に買ったのかというと、中身のディスクを選べるからです。筐体が銀色のものを選んだのはメイン運用のディスクとの区別のためです。
ケースは爪で閉じられており、ケースを開くためのボタン(2か所ある、爪が引っかかるべき場所)を尖っていない棒で押して開くようになっています(下の写真で本体の左下に見えている黒い点がそれ)。
ハードディスクの固定には付属のねじを使用しますが、親切にもプラスドライバーが付属しています。
ハードディスクケースによってはSATA端子をコントローラー直付けの端子で接続するものもありますが、今回買ったものはケーブルで接続するものでした。
上から本体、ネジ回しとネジ、付属ソフトウェアのCD、ACアダプタ。写っていないが本体の下に説明書とデータ復旧サービスのチラシが入っていた
(4.9.18追記) この機種は10TBまで対応しているようです。今回使用するHDDは6TBなので使用できますが、ほかの機種には4TBまで対応というのもあるので大容量のHDDを使用するときは気を付けた方がいいでしょう。
Linuxで使用する場合の注意
Linuxで使用する場合、lsusb コマンドを使用すると、
ID 152d:0578 JMicron Technology Corp. / JMicron USA Technology Corp. JMS567 SATA 6Gb/s bridge
と識別されます。このIDは、UASドライバが正常に動作しないことが知られています。私の環境では blacklist uas を設定しているため、lsusb -t を実行すると
Class=Mass Storage, Driver=, 5000M
と、ドライバーが何も読み込まれなくなりました(していない場合はuasが読み込まれるはず)。Ubuntu の場合、/etc/modprobe.d/blacklist-uas.conf(パスが合っていればファイル名は何でもいい)に
options usb_storage quirks=152d:0578:u
を追記し(デバイスを複数指定する必要がある場合はコンマ区切り)、
sudo update-initramfs -u
して(これを忘れてハマった)再起動します。
-
購入金額
2,130円
-
購入日
2022年08月12日
-
購入場所
ヨドバシカメラ マルチメディア京都
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。