元々不安定なPCだったのだが、D915GAV搭載機と同じく起動不能に。しかもこちらは電源から煙を吹いたらしい。恐らく元々の不安定さも電源の力不足が考えられる。
…という訳でやはりBTOPCをバラバラにしてもらってきたという、流れ的にはD915GAVと全く同じ入手経路。
BTO抜き取りとはいえ元は自作向けパーツ。実装されたインターフェイスはカラフルに色分けされ、黒い基盤でありながらまるで遊園地のような雰囲気で楽しい。
IEEE1394ピンヘッダをはじめ、インターフェイスの充実度、BIOSの項目の細かさ等々いろいろ遊べる点が多かった。
IDE RAIDをオンボードしたマザーという意味では最終世代かもしれない。
D915GAVに対してのアドバンテージの一つがDDR2対応。インテルプラットフォームにしては珍しく、同じチャンネルのメモリスロットが隣接している。
唯一D915GAVに比べるとPCIスロットが少ないという弱点があるが、3つあれば十分だ。
8pin補助電源コネクタに加えてペリフェラル4pinコネクタも持つ。ファンコネクタも多く機能的にはかなり充実していてBTOにはもったいないくらいだ。
しかし先の電源故障の際にその8pinコネクタが焼かれている。
BTO当時搭載していたCPUはPentiumD 830。灼熱で有名なCPUだが冗談抜きに「燃えた」というわけだ。どちらかといえば電源ユニットが燃えた要因だろうが。
マザー側コネクタは見た目より損傷は少なく、実は貰ってきた時から起動可能。
更に接点清掃と点検で「とりあえず使える」と判断し、無謀にも1年ほどサブPCとして使用していた(もちろん少しでも席をはずす時は完全に電源を落とす等気を使っていたが)。
但し搭載CPUはPentiumDから消費電力の低いPentium4(D915GAVに搭載されていたもの)に置き換えている。
そんなリスクを負ってまでD915GAVではなくこちらを使ったのはズバリ、メモリのDDR2対応。既にDDR1メモリは入手性が悪くなってきており手持ちも少なく、一方家のPCは基本DDR2が多かったので流用できるメモリが多かったのだ。
オンボードグラフィックは無いとはいえ、PCIe x16なのでAGPと比べればボードの選択肢も多く、サブPCとして遊ぶには申し分ない性能だったのだが、やはり対応CPUがPentiumDまででCore世代には非対応というのが今となっては厳しい。
セレロンDualCoreとかさせればまだ実用品として使えないこともなかったんですけどね。
まあ焦げてるんでそれ以前の問題ですけど!
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購入金額
0円
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購入日
2008年頃
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購入場所
はにゃさん
2012/05/16
下小川さん
2012/05/16
貰った時からコレだったのですが、何故か安定して動いてました。
ふっけんさん
2012/05/16
コネクタの焼損は恐らく接触不良か過電流が原因でしょうね・・・
(コネクタはただの導体+樹脂のボディーなのでそれ以外で燃える要素が無いんです)
下小川さん
2012/05/16
マザー側のコネクタは巻き添えといった感じで、電源ユニット側のコネクタが酷く損傷していたのを覚えています。
おそらくふっけんさんの仰るとおりの原因かと思われますが、故障後何日か経ってるにも関わらず電源ユニット本体からも焦げた臭いがでていたのでユニット側が盛大にぶっ壊れたのかもしれません。