京都の夏を彩る祇園祭
戻り梅雨の時期でしたが3年ぶりに執り行われた前祭の鋒山巡航は滞りなく済みました。
これからの一週間は後祭
約一月間続く神事です。
この時期、お茶やお華を嗜まれるお家では 檜扇という 祇園祭の花が珍重されます。
祇園祭 檜扇が家々を飾ります
私のような不調法者では、ぱっと見て これが檜扇だとは気づきません。
でも祇園さん粽が配られる時期 多くのお家で このお花が飾られていると思います。
庵主さんが、「お庭に咲いたし」 と 持ってきてくださりました。
869年(貞観11年)、京の都で疫病が流行したため当時の国の数である66本の矛を神泉苑に立てて、
悪疫退散を祈るために行われた祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)を始まりとして1100年以上
7月1日の吉符入りから31日の疫神社夏越祭(えきじんじゃ なごしさい)までの1か月間、
ほぼ毎日様々な神事が執り行われます。
この時期 檜扇(ヒオウギ)をよく見かけます。
この檜扇は、アヤメ科の植物で、扇を開いたような葉の姿が特徴です。
古代、檜扇は悪霊退散に用いられたことから、
怨霊の怒りを鎮めるために始められた祇園祭には特に“祭花”として檜扇が欠かせないものとされてきました。
夏に橙色や黄色の花を咲かせるこの花は、
お祭りの風物の一つとして民家の軒先などに飾られていると思います
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購入金額
0円
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購入日
2022年07月17日
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購入場所
お寺のお庭
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