パッケージの小ささからわかるように、ものすごくちっちゃいです。

掌にちょうど乗っかるくらい。重量も100gあるかないかです。

2.4" TFT 320x240 Touchpanel LCD がついていて、

タッチとファンクションボタン(下のちいさな四角いボタン)だけですべての操作ができます。

公称サイズは80*70*18(mm)だそうです。

後述しますが、ホビー用途としては十分すぎる性能を誇りながら、7560円と超低価格です。

Amazonなどには4000円くらいの安物や、1万を超える価格帯のものもありますが、性能はこいつのほうが上なことが多いです。本当にコスパの化け物です。

アナログ帯域　　　　2MHz

サンプリングレート　5Ms/s max

電圧軸　　　　　　　2mV/div~20V/div

時間軸　　　　　　　1us/div~50s/div

入力電圧　　　　　　50Vp-p max

記録長　　　　　　　512/1024pts

入力インピーダンス　1MΩ

電池容量　　　　　　1200mAh

公称性能はこんな感じです。

アナログ帯域とサンプリングレートが高いのがとても目につきますね。7560円の性能ではない高性能です。

電圧も2mVから測れるので、イヤホン用オーディオの波形観測にも使えそうです。

付属10xプローブを使用すれば、50Vp-pまで測れるようです。ACは√2倍のピークを持つので、

(50Vp-p/2)/√2=17.677VACまで測れる計算になります。

入力インピーダンスが低めなので、高インピーダンス回路にプロービングすると多少電圧降下が起きる可能性があります。100MΩくらいほしいですね。

軽い&小さいせいで、プローブのほうが重いです(ケーブル込)。

変にくるくるプローブを動かすと、机から本体が落ちます。

両面などで固定するか、片手でプロービングするとよいでしょう。

小さいというメリットはなくなりますが。

プローブは先端が見やすい細いものでいいのですが、GNDクリップが短すぎて結構うざったいです。

付属のプローブに付ける、クリップのようなものもあり、便利そうです。

タッチパネルが思った以上に沈んでいるため、端のほうが押しにくいです。端のほうにはメニューボタンなどが集まっているので、使い勝手はよくないですね。

このオシロはキャリングケースのようなものがないので別に箱を購入することをお勧めします。

本体外箱は狭いし、ケーブルやプローブ類をキツキツにしまわないといけないためとても面倒臭いです。