古いバッテリー充電式の10㎜電池ドリルです。
30年ものですが、割とキレイな方だと思います。
小型でずっしりと重くブレにくいドリルです
30年くらい前にディスカウントストアで購入したモノです。ちょっとした工作をするために買ったモノですが、屋内で本格的な直流式の電動ドリルを使うと音がうるさいので、音の静かなバッテリー式のモノを選択したと記憶しています。
箱はもうボロボロです
実家の近所にあったジェーソンで購入
屋内での使用に加えて使用頻度が低かったので、保存状態は良好で見た目には結構キレイですが、本体の樹脂カバーにグリスの油分が浸透して勘合部が若干変色しています。
屋内で使っていたので錆は殆どありません
独特の書体でレトロ感のある製品ラベル
油分が染み出して黄ばんでいます
ドリルチャックはφ1.5~10mm軸のドリルが装着できます。チャックハンドルは本体に装着できるタイプなので、扱いやすく紛失しにくいのが特徴です。
φ1.5~10mm軸のドリルがセットできます
専用のチャックハンドルが付属
チャックハンドルは本体に収納できます
正転・逆転両用で、トリガー部分にスイッチが付いているので直感的に操作ができます。トリガーは当然ながら引き加減で回転を制御できます。ただ最高回転数は600/minなので、全開でも結構遅いです。
正逆切替スイッチ(上)とトリガー(下)
基本的にパワーがないので、厚めの鉄板やコンクリートには不向きですが、木材やプラスチック、金属でも薄鉄板やアルミなら問題なく使えます。欲を言えば2~3mm程度の細いドリルを使う時は倍くらいの回転数が欲しいところです。
また、ネジ締めにも使用できるようですが、クラッチ機能がない代わりに過負荷防止機能が付いているので、大きな負荷が掛かった時はガガガとはならずにギューンとなって止まります。過負荷で停止した時はリセットボタンを押す必要があるので、モーターやスイッチを保護する安心機能ではありますが、ちょっと操作が面倒なのでネジ締めには使わないようにしています。
リセットボタン、光りそうな感じですが光りません...
さすがにバッテリーが寿命です。
ドリルだけに「くるくる感」はありますが、持続力に問題があります。
ちょっとした穴あけ程度の工作には十分な性能ですが、さすがに30年も経つとバッテリーがヤバいです。3時間充電してフル充電の状態で木柱にφ2.5mm、深さ40mmの孔を4つ開けたら完全に空になりました。(柱に手すりを設置しました)
内蔵バッテリーを交換しようと思いネットで調べたところ、4500~6000円くらいするようなので、使用頻度を考慮して今回は断念しました。というか5000円くらい出せば新品の安い電池ドリルが買えるので、必要になったらそちらを購入しようと思います。
内部はこんな感じです。バッテリーの包みが劣化してました
とりあえず、完全に充電できなくなるまでは使い続けようと思います。
-
購入金額
8,800円
-
購入日
1992年頃
-
購入場所
ジェーソン
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。