最初のうちはDL-103と変わらずモコモコした籠った音だったため、失敗したかと思いましたが、

5日ほど（たぶん20枚程度）レコードをかけていったところ、徐々に本領を発揮し、非常に明瞭な音質を奏でるようになりました。広大な音場に包まれ音楽に没頭できます。

シェルリード線は、試しにAT6108を購入して接続したため、リード線のほうのエージングが必要だったのかもしれません。

しかし、せっかくこのような高級カートリッジを買ってしまったからには本領を発揮させる為に、リード線の交換を検討中です。

音質の傾向としては、現代的というかHi-Fi的で、漆黒の闇から音が現れるような感覚を得られる。低音は引き締まってかっちりしており、高音はハイハットやパーカッションが明確に打ち出され、ベースのごりっとした表現や、パワー感やグルーヴ感も得られる。