シンプルで装飾が無いのが魅力の「無印良品」のラインナップですが、このカレンダーも無駄が無くてお気に入り。
「ソーラー電波カレンダー 置時計」という商品で、その名の通りに主に表示する部分は「時計」ではなく「カレンダー」です。普通の電子的なカレンダーだと、2桁のラテン数字がデジタル記号で表示されているものなのですが。このカレンダーは、ちゃんとカレンダーしていて、日~土で1行の、いわゆる「マンスリーカレンダー」の表示様式になっています。
これはメーカーの発想だとコスト的にも「デジタル数字で表示させとけばいいじゃん」となる部分ですが、さすが無印はデザインにこだわってくるなと感心させられます。
「今日が何日か」という問いに答えるには数字の羅列で済むのですが。
例えば僕らのような制作の仕事で、「1週間後に素材の入稿があるから、来週の水曜からレイアウトをはじめて、土日があるから入稿遅れてもここで進められて、月末に別案件あるし、最後の週まであと2回だからそこまでに・・・」とか、全体的なスケジューリングの把握がしやすいのですよね。
箱はこんな感じ。小さいですね。
内容物は、本体と、マニュアルと、電池。
電池が入っているのは何気に嬉しいですね。箱から出してすぐに使えるので。
僕は学生時代、大型スーパーのオモチャ屋でバイトしていたことがあったのですが、最初の頃は玩具を購入して家に帰ったお客さんが「電池を買い忘れた・・・」と言って店に戻ってくることがありました。
途中からパッケージに「電池別売り」か「電池入り」かが箱のどこかに書いてあるので、レジ打ちする際にそれを確認して教えるようにしたので、事件がなくなりましたが。
自分でもクセになっていて、電池で動くタイプの品物を購入する際に必ず「電池」の記述を確認するようになっています。経験大事ですね。
本体裏、件の電池入れるところ。
設定用のボタンが電池蓋の中にあるので、背面がボタンでごちゃごちゃしないようなデザインになっています。間違えて押すこともなくなるので、こういうデザインいいですね。
蓋を閉めた後のボタンは、マンスリーカレンダー表示の来月と前月を切り替えるボタンとかです。
ちなみに上部に太陽電池パネルがあり、蛍光灯や室内に入ってくる灯りから発電します。
つまり、乾電池は予備みたいなものです。
このため電池のもちがいいみたい。
電波時計としての機能も持っていて、標準電波を受信することで、自動的に正確なカレンダーと時刻を表示します。地味に嬉しい。
確実に合っている時計って安心できますね。
このカレンダーにすることで、毎年新しいカレンダーを買うことや、毎月カレンダーを破ってゴミに捨てる手間から解放されます。快適な生活を変えてくれる良いデザインだと思います。
僕は書斎のカウンターテーブルの上に置いてますが、結構役立っています。
難点は、卓上カレンダーなので、ちょっと見にくいこと。
もう少し大型のものなら嬉しいですね。
類似した製品も持っているのですが、無印の方は小さくてデスク上にちょこんと置いておけるので、勤め先のデスクの上などに便利です。
シンプルなデジタル進化
壁掛けではなくデスク上のアクセサリーとして使うものですが、紙製のカレンダーなどと違い手間がかからないのが魅力。
紙と比べて唯一の悪い点は「書き込めない」というところだけ。
最近はグループウェアなどでクラウド上での共有カレンダーを使用している人が多いと思うのですが、予定の管理はそちらで、ちょっと日付や曜日を確認したい時はこちらを使うなどで共存できます。
苦労するところがない
元々消費電力が少ないからだと思うのですが、電池交換することなく数年も稼働し、手がかかるところがありません。凹凸の少ないこともあり掃除もさっと人拭きするだけだけ。
初期投資に2千円
ノベルティグッズにカレンダーが普及している以上、年末になると大量のカレンダーが手に入るわけですが企業名の入ってないシンプルなカレンダーが好きな人におすすすめ。
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購入金額
2,100円
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購入日
2022年03月26日
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購入場所
無印良店
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