レビューメディア「ジグソー」

程々の性能と手頃な価格

食品スーパーに行った際、たまたま見かけた特売品のUSBメモリーです。

 

SanDiskの格安品は海外パッケージの並行輸入品が多いのですが、さすがに大手スーパーの家電売り場に並んでいるものは国内正規品でした。並行輸入品と異なり、パッケージに記載されている通りの保証期間が存在しているのは安心材料といえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

microSDメモリーカードなどと同様に、Ultraシリーズは比較的安価な製品群となります。今回購入したUltra FlairはUSB 3.0をサポートし、最大転送速度150MB/sと公称されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、以前同等品の並行輸入品についてはレビューを掲載しています。この後の性能測定については、以下のレビューと見比べてご判断いただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

測定しているPCは全く同じ(AMD Ryzen 9 3900を搭載したASUS PRIME X370-A)ですので、この差と販売価格の差とを天秤にかけてお好みの方を購入されるのが良いかと思われます。

 

更新: 2022/03/21
性能

以前の並行輸入品よりも書き込み性能が大きく向上

それではいつも通り、Crystal Disk Markを2バージョン使ってベンチマークテストを実施してみましょう。

 

 

 

 

 

▲Crystal Disk Mark 5.1.0
▲Crystal Disk Mark 5.1.0

 

 

 

 

▲Crystal Disk Mark 7.0.0
▲Crystal Disk Mark 7.0.0

 

 

 

 

まず、シーケンシャルリードは概ね150MB/s付近の値が記録されていて、ほぼ公称通りの性能を発揮していることがおわかりいただけると思います。これは以前の並行輸入品でも同様でした。

 

しかし、シーケンシャルライトについては誤差とは呼べない程度にはっきりとした差がつきました。並行輸入品では60MB/s程度の速度で頭打ちだったのですが、今回の国内正規品では100MB/sを超える辺りまで値を伸ばしてます。

 

ランダムライトはむしろ並行輸入品の方が優秀だったのですが、一通りのテストを実施してみて値のばらつきが少ないのは国内正規品であることが読み取れる結果となっています。

 

今回はスーパーの特売品ということで、実は以前買った並行輸入品と価格差も殆ど無く、こちらの方がお買い得度は遙かに上といえます。

 

SanDiskのUSBメモリーというと、どうしても以前のCrystal Disk Mark 3回ループを2回実行するとほぼ確実に壊れる粗悪品というイメージだったのですが、前回のSDCZ73-064G-G46と今回のSDCZ73-064G-J35はいずれもベンチマークテストを数回実行した後も無事に使えていますので、それだけでも従来製品よりは高い満足度と判断して良いものと思います。

 

 

  • 購入金額

    1,000円

  • 購入日

    2022年02月20日

  • 購入場所

    イオンスタイル

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