レビューメディア「ジグソー」

見直され始めてる懐かしのフィルムカメラ RICHO MyPORT ZOOM mini

写真と言えばスマホでパチリが主流な時代なのですが、スマホ搭載のカメラ機能も、

どんどん高性能になって行きますナ。

お手軽で綺麗に撮れて、もはやコンデジの出番も無くなったと思いきや、
数年前からSNSを利用しているヤングの間で、昔のフィルムカメラ

見直され始めていると。

デジタルよりもフィルム写真ってのは、どこか温かみのある仕上がり
それを見たフィルムカメラを知らない世代のヤングが、

「これはエモぃ」

…と言ったのが始まりだとか。

我が家にもフィルムカメラが生き残っていたので、引っ張り出してきて
レビューおば。

更新: 2022/03/16
デザインと外観

ずんぐりむっくり

RICHO MyPORT ZOOM mini
RICHO MyPORT ZOOM mini

 

 

最近のコンデジなんかと比較すると随分と「ずんぐりむっくり」。
中にフィルムを入れるので当たり前なのですが。

RICHO曰く、「角を落とした石ころのようなデザイン」とのことですが、
角ばったデザインのカメラより、幾分握り易くなっているのかなと。

重さについては、持った感触がズッシリ来ます。コンデジや薄型のスマホに
慣れていると電池別で230gなので、重さを感じますナ。

んで、どんなカメラなのかと言うと、いわゆるオートフォーカスのお手軽カメラなのですが、
当時のRICHOでは「ズームカメラで大きさ重さは単焦点なみの小型軽量カメラはできないか」
との構想で開発されたらしいです。

さらに、「一番スペースを喰う鏡胴部分にクラシカルなレバーとタスキによる前進収納
メカニズムを開発して小型軽量化に成功した」らしいです。

発売時のふれ込みは、「世界最小のズームカメラ」

早い話、「ズームもフラッシュも付いてて、ピンと合わせ要らずでフィルムポンで
シャッター押せば撮れるよ」ってことですナ。

 

更新: 2022/03/16
使い方

簡単、便利

 

 

裏面のファインダーカバースイッチの変わりになっており、
カバーを開ければシステム起動します。

 

 

2.RICHO MyPORT ZOOM mini(ファインダー)
RICHO MyPORT ZOOM mini(ファインダー)

 

RICHO MyPORT ZOOM mini(システム起動)
RICHO MyPORT ZOOM mini(システム起動)

 

 

 

 

底面のバッテリーカバーを開ければ、リチウム電池のCR-123A
1本入ってます。

このタイプのバッテリーは「カメラのキタムラ」とか行かないと
コンビニなんかでは手に入らないかも。

 

 

RICHO MyPORT ZOOM mini(バッテリーカバー)
RICHO MyPORT ZOOM mini(バッテリーカバー)

 

RICHO MyPORT ZOOM mini(バッテリー)
RICHO MyPORT ZOOM mini(バッテリー)

 

 

 

 

本体、裏面のカバーを開けて35mmフィルムを入れます。フィルムの端を
引っ張って差し込んでやれば、後はカバーを閉じるだけで自動で
良きところまで巻き取ってスタンバイOK。

 

 

6.RICHO MyPORT ZOOM mini(裏面カバー)
RICHO MyPORT ZOOM mini(裏面カバー)

 

 

 

 

背面のカバーには、日付設定用のディスプレイとその下に設定用のボタン
付いており、左からMODE、SELECT、SET

 

 

RICHO MyPORT ZOOM mini(設定ボタン)
RICHO MyPORT ZOOM mini(設定ボタン)

 

 

 

 

左からSELF、MODE、液晶ディスプレイ、シャッターボタン
シャッターの下にはスライド式のズームボタン

ここの液晶ディスプレイにはバッテリー残量、フィルムカウンター
表示されます。


MODEには5種類有って、切り替え可能。TVモードはさすがに使わないかも。

・ストロボ発行禁止
・日中シンクロ
・夜景モード
・連写モード
・TVモード(TV画面撮影用)


8.RICHO MyPORT ZOOM mini(シャッター)
RICHO MyPORT ZOOM mini(シャッター)

 

更新: 2022/03/16
使用感

フラッシュ炊けば大丈夫

 

フラッシュを焚く、焚かないシャッタースピードが自動設定なので、
焚かないと三脚ないと手ブレします。

昼間でもフラッシュ焚けば、まず手ブレしません。

何も考えずにズームで寄って、シャッター押してパチリ。
ピンボケする事も無いしお手軽、簡単、便利。


昔、このカメラで撮った写真をスキャナーで取り込んだモノ。

 

 

 

更新: 2022/03/16
ニューノーマル度

趣味はカメラです。

 

その昔、「趣味はカメラ」ってのは定番だったのですが、今は誰も言わないでしょ。
イマドキはスマホでパチリして映える画像をインスタにアップですか。
「写真」ってキーワードも使わなくなりましたナ。

このご時世に生き残ったレジャーってのは釣り、キャンプ、バイク…
もう出て来ない。

再び、フイルムカメラ持って外撮りしても三密にならないし個人の楽しみなので
良いかもしれませんナ。

 

更新: 2022/03/16
スペック

高かったんだね。

 

発売年月    :1992年2月
フィルムシステム:35mmパトローネ入りフィルム(135)
画面サイズ   :24×36mm
レンズ     :リコーズーム 38 - 60mm F4.5 - 6.9 5群5枚構成
フォーカス   :アクティブオートフォーカス
ファインダー  :アルバダ変倍式
シャッター   :電子シャッター 1秒 1/4 - 1/300 セルフタイマーつき
露出制御    :プログラム EV7.3 - EV17対応
電源      :CR-123A 1個
特徴      :非常に小型軽量・逆光時自動フラッシュ・夜景モード・TVモードなど
大きさ     :巾 119mm 高さ 66.5mm 奥行き 40mm
質量      :230g 電池別
価格      :42,800円 ケースつき

 

更新: 2022/03/16
総評

フィルムカメラの良さを再認識

温かみのあるノスタルジックな写真を撮りたければフィルムカメラ

<メリット>
1.デジタルには無い温かみの有る写真が撮れる。
2.人と同じではない究極の趣味


<デメリット>
1.フィルム入手の困難さ
2.バッテリー入手の困難さ
3.現像の高価さ
4.面倒臭い

 

  • 購入金額

    32,980円

  • 購入日

    1996年12月01日

  • 購入場所

    ダイクマ

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