予防的な意味を含めて、若干物足りないHP Pavilion Aero 13-be

のメインストレージ＝M.2 SSDを交換することにしたのだが、それ用に、SSDに加えて準備したもの。

以前PCを開腹して構造や内部のパーツを確かめたとき、SSDを固定する金具兼放熱板と、標準装備のSSDの間にあった熱伝導シートを少々破ってしまっていた。綺麗に2分割に破れたので、腹を閉じる手術の際は、純正SSDに丁寧に貼り付けなおして戻していたのだが、その時の感触から、流石にもう一度別のSSDに貼り替えての再利用は出来ないだろうなと、新たな熱伝導シートを準備していたわけ。

SWEETECHというブランドのシリコン製熱伝導シート。大きさはM.2 SSDのType 2280サイズにジャストフィット。

こんな感じで、厚さが異なる3枚が同一梱包となっているのが、2包入っている

色と言い、手触りと言い、純正のものと区別が出来ないシリコンパッド。

純正のものは、金属カバーを取り去る際に案の定割れてしまったので、本品に交換。

交換時に純正のシリコンパッドは予想通り破れてしまった。

今回購入したのは3種類の厚さのシートが入っているタイプ。除去した純正パッドと比較して、それと同じもののように見える一番薄いもの（0.5mm厚）を選択。純正のシリコンパッドの細片を丁寧に除去した後、新しいシリコンパッド両面に保護フィルムがついているので、まず片面を剥がしてSSDに乗せ、次に逆側を剥がして金属カバーに密着するようにしてねじ止め。

セットする前のM.2 SSD 2280に．．．

こんな感じでメモリコントローラー側に挟み込んだ．．．が両面実装の裏面が少々心配

ただ、今回選択したSSD、元パーツの4倍増し（2TB）の容量のためか両面実装なのだが、「裏側」となるPC本体側の面には何もできず。

若干そちら側の発熱が心配かも。PCの基板上のパーツと、裏側にあるDRAMチップとNANDチップのクリアランスもギリギリ...というか、M.2スロットに差し込んだSSDをねじ止めした時の感触からは、接しているような気もするし。ただ、一般にSSDのパーツでの発熱主体はメモリコントローラーであり、NANDチップそのものはさほどに高温にならない（はずな）ので、様子見かな（発熱しないわけではないので）。

あと、このパッド、そんなに一度に複数枚数使うものでもないと思うが、6枚入り。

一応、チャック袋には入っているが、見たところ一般的な食品などについているのと大差なく、密閉度はさほどに高そうではないので、次使うことになったときに、この柔らかさは保てているのかな？

そういう意味では「次」を考えず、「1枚」価格と見なしておいた方が落胆が少ないかもしれない。

十分安いのでそれでもよいが。

【XW-PADS-6X_JP仕様】

材質：非電導性シリコン

サイズ：20×67mm

厚さ：0.5mm / 1.0mm / 1.5mm

数量：0.5mm厚×2枚 / 1.0mm厚×2枚 / 1.5mm厚×2枚