紐の両端を処理しバッグに取付けたのがこちらです。

ストラップは紐の両端をひと結びしただけで留めています。

本体サイズは幅18cm ｘ 高さ24cm ｘ マチ10cmになります。

帆布で固めなので口は巾着の様にすぼまるのではなく、前後で潰れて重なる感じになります。

内ポケットが一つだけでシンプルですが、内側もなかなかオシャレです。

肩から提げると荷物の重みで自然に閉まるのですが、開く時は紐が太いためにちょっと引っかかります。

実はこの紐以外にも直径7mm位の紐も買って試したのですが、開閉はスムーズなのですが私的には見た目が華奢で上記の直径10mmの紐を使っています。

最初に付いていたストラップは元々長さ調整出来るように端を結んであるだけなので簡単に外れ、新しい紐と交換するだけと簡単に考えていたのですが、新しい紐の末端処理にてこずりました。

細い紐なら穴より大きく玉の様に結んでやれば良いと事前に結び方を調べていたのですが、最終的に 10mmの太さにしてしまったのでひと結びより大きいとバランスが悪いです。

で、てこずったのが末端の処理方法です。

パラコード等だと火で炙ってやれば上手くまとまりますが、今回のアクリル紐は無理でした。

もっともこの太さなので焦げが目立ちそうなので出来たとしても却下です。

この太さの紐をまとめる方法として見つかったのは、端を裁縫糸でまとめる（布を被せる）、布用接着剤で固める、レジンで固める方法でした。

10mmの太さなので切りっぱなしの端が目立つだろうから何かビーズを埋めるなど加工しようかとも考えていたのですが、レジンで固め端にレンズ状に盛ってやれば面白そうです。

という事で早速余った紐で試してみたところまとまりはしましたが、色が変わってしまい見た目がイマイチです。

それ以上に紐がレジンを吸ってしまいなかなか端を盛る事が出来ません。

セロテープで側面を巻いてやれば浸み込み度も少なそうですが、最終的にセロテープが残るのは見た目がよろしく無い。

色々考えてたどり着いたのが、熱収縮チューブでまとめる事でした。

これならば端にレジンを盛るだけなので、紐が吸い込んでしまう前に固めてしまえば盛れそうです。

側面にチューブが見えてしまうのは結び目の端なので、明示的に加工しているのを見せているのだと思い良しとします(^^;

そして熱圧縮チューブの長さを調整し使用する紐にレジンを盛りひと結びしてみたのがこちらです。

一見良さそうだったのですが、少ししたら盛った部分を触ると沈んで一部欠けた感じになってしまいました。

一旦レジンの加工について調べてみました。

沈んでしまったのはたぶん内側がしっかり固まっておらず紐がレジンを吸ってしまい中空になってしまっていたのでしょう。

それと気になるのが、表面がちょっとくすんだ感じに見えます。

こちらは、つやコーティング用のレジンを塗る事でクリアになるそうです。

という事で、つやコーティング用のレジンを購入し再度レジンを盛る事にしました。

最初に加工したレジンは沈み切っているので、その上にレジンをレンズ状に盛ってやり一旦固めた上で更につやコーティング用のレジンを塗って固めました。

バッグを使って一ヶ月近く経ちますがレジンのくすみも無く、沈み込みもせず良い感じです。

この他にもレジン固め用に新たにライトを購入したり、結局紐代含め本体より高くなってしまいました(^^;;;

口を閉じた時にピッタリ閉まらず真ん中に隙間が出来るので、中のモノが飛び出さないか気になっていましたが杞憂に終わりました。

スマホの様に薄くても閉じていれば逆さにしても振りでもしなければ落ちてきません。

余程細いモノなら抜け落ちそうですが、通常使用している限り大丈夫でしょう。

持つ時にちゃんと閉めなくても、空でなければ重みで口が閉じるのも気に入っています。

トートバッグなどフタのないバッグだとスリに遭い易いとも聞きますが、本品なら自然に閉じるし閉じた状態では手が入らないので安心です。

スムーズに開かないのも防犯上ではいいかもしれませんね(^^;

ペットボトルも入れたい時用として購入しましたが、最近はこちらのバッグばかり使ってます。