レビューメディア「ジグソー」

ノートPC開腹に使用

ノートPC、HP Pavilion Aero 13-be パフォーマンスモデル

のレビューにあたり、その応募レビュー内容に「高負荷時の温度調査と、内部構造調査」を登録したので、非接触赤外線温度計を精度の良い新型

を手配すると共に手配したもの。

 

cybercatのプレミアムレビュー品の開腹...というと今までも前科実績があるが、

今回のは新世代の薄型PCで、今までのより難易度が高そうだったので「PCやスマホなどの殻割り用工具」を手配した。

 

と言うのも、前回2回の犯行分解確認は実家での事だったので、様々な工具もあったが、現在の住まいだと主に眼鏡のメンテに使っているプラスの精密ドライバー

と車整備用の大きめのドライバーが入った工具(これでPC組み立てもほとんどOK)

くらいしかなく、不十分と感じたので入手したわけ。

 

Amazonでは、いろいろなメーカーから写真で見る限りほぼ同じものが発売されているので、価格とカラーで(!)選んだのがLOFIXOの分解工具

ナゾの感謝カードとケースに入りきらないクロスや磁気シート
ナゾの感謝カードとケースに入りきらないクロスやブラシ、磁気マット

 

83種類98個(プラス全種とマイナス、星形とY形の一部が重複している=予備?)のドライバービットと、それを取り付けるグリップ、その延長工具が固定のものとフレキシブルに角度が変えられるタイプの2つ、隙間をこじる道具数種とその隙間を保持するピック状の器具、ピンセット、スマホの画面を外すサクションカップに、ブラシ、ドライバーを磁化/脱磁化する工具など、PCやスマホを分解するのに便利な工具を揃えてある。

ぎっしり詰まったビット類側
ぎっしり詰まったドライバービット類側

 

こっちにはこれだけ(流石にビット出すと戻せないのでw)
こっちにはこれだけ(流石にビット出すと戻せないのでw)

 

裏側の、ツール側
裏側のグリップや延長ロッド、ツール側

 

左下の三種の隙間こじ開けの工具()が有用
今回はビットを使わなかったので、グリップなどの出番はなし

 

ただ今回使ったのは、PCの裏ゴムを取るのに使ったキーホルダー型の精密ドライバー(のマイナス)と、隙間をこじる道具数種、大活躍したのが、開けた隙間をキープしておくためのピック型の工具(トライアングルオープニングピック)。

この隙間こじ開けの工具(プラスチックプライツール)が有用
この隙間こじ開けの工具(プラスチックプライツール)が便利

 

これが活躍。真ん中の大きくて薄いヤツで割りはじめ、左右のやや厚めのでこじる
これが大活躍。真ん中の大きくて薄いヤツで割りはじめ、左右のやや厚めのでこじる

 

PCを分解する場合、定石としては、足ゴムでねじを隠している場合がほとんどなので、足ゴムを本品のマイナスの精密ドライバーキーホルダーで取って、接着面がダメにならないようにクリアフォルダーなどに貼り付けておく。

ゴム脚はこれで除去
ゴム脚はこれで除去

 

5か所のねじが露出するので、前述のVESSELの0番プラスドライバーで除去。

5カ所中1カ所(□)は長さが違うので、戻すとき注意
5カ所中1カ所(□)は長さが違うので、戻すとき注意

 

ここからがポイントなのだが、ヒンジ部分当たりの厚めの部分に手をかけて上下に隙間をつくり、プラスチックプライツールと呼ばれる隙間をこじる道具で隙間をこじ開けていく。

先ず外した後の画像だが、周囲だけでなく中心部にもツメとガイドがある
先ず外した後の画像だが、周囲だけでなく中心部にもツメとガイドがある

 

ヒンジ側のここから攻め始める
黒いツメの方が柔らかいので、ヒンジ側のここらあたりから攻め始める

 

中心部の黒いツメ(あと1カ所ある)
中心部の黒いツメ(あと1カ所ある)

 

手前側(キーボード側)の白いツメは材質が違って外しづらい
手前側(キーボード側)の白いツメは材質が違って外しづらい

 

このPC、ねじ止めの他に、周囲にプラの引っ掛ける部分(ツメ)があるので、そこを破損しないように外していくのだが、ポイントは左右とヒンジ側を留める黒いプラ素材のツメ部分は外しやすいのだが、裏蓋手前部分(キーボード側)の白いツメが材質的に「しなり」がなく外しづらいので、慎重に最後に行うことと、周囲だけでなく中央部分に二つツメがあるので(黒い方の素材なので、わかっていれば外しづらくはない)、周囲がヒンジ部分から半分ほど割れたときに、裏蓋を左右にゆするようにしてここを外してしまうこと。

 

このふたつさえ気を付ければ、特に問題なく裏蓋が除去可能。

 

戻す時は、周辺のツメを手前のキーボード側からパチパチ閉じて、あらかた閉まったら、中央部分の二つのツメ部分を押してかみ合わせさせ、さらに周囲に隙間がなくなるまで押し込んだら、5か所をねじ止めして、ゴム足を貼りなおして復元完了。

 

この器具を使うと、結構簡単に割れたので、次は、現在バッテリーの調子が悪いのか、起動が途中で止まってしまうSurface 2

を、割ってみようと犯行計画中。ま、これは周囲はネジレスなので難易度高そうですが。

そして前科四犯の重罪人に...←情状酌量の余地なし

 

【セット内容】HP Pavilion Aero 13-be 分解 パネル外し SSD交換

《特殊ドライバー ビット内容》

プラスドライバー : +PH0000、+PH000、+PH00、+PH0、+PH0、+PH1(1番)、+PH2(2番)

トルクスドライバー:T1、T2、T3、T4、T5、T6、T7、T8、T9、T10、T15、T20
トルクスドライバー 穴付き:T6H、T7H、T8H、T9H、T10H、T15H、T20H、T25H
マイナス:SL1.0、SL1.3、SL1.5、SL2.0、SL2.5、SL3.0、SL3.5、SL4.0
星型 ドライバー:★0.8mm(P2)、★1.2mm(P5)、★1.5mm(P6)、★2.0mm(P8)

ボジドライブ型:PZ000、PZ00、PZ0、PZ1、PZ2

Y型ドライバー:Y0.6、Y1.5、Y2.0、Y2.3 、Y3.0

ドライバー 六角:H0.7、H0.9、H1.0、H1.3、H1.5、H2.0、H2.5、H3.0、H3.5、H4.0、H4.5、H5.0、H6.0

ドライバー 三角:▲2、▲2.3、▲2.7、▲3

U型:U2.3 、U2.6、U8

スクエア:■S0、■S1、■S2

MID

SIM:sim取り出し用ピン

任天堂 switch/ゲーム機 GAMEBIT:G3.8、G4.5

PH2

ナット ドライバー:M2.5、M3.0、M3.5、M4.0、M4.5、M5.0、M5.5
 

アンチスリップグリップ

エクステンションロッド

フレキシブルエクステンションシャフト

サクションカップ

静電防止ピンセットピンセット

プラスチックプライツール×3

クリーンブラシ
SIM除去ツール

トライアングルオープニングピック×9

電子スクリュードライバー用の接続ホルダーヘッド
磁気スクリューメモリマット

ワイプクロス

マグネタイザ/デマグネタイザ

更新: 2021/10/06
使いやすさ

流石専用工具、使いやすい

特に隙間をこじる工具が、PC筐体を傷をつけることなく殻を割れて、使いやすかった。

  • 購入金額

    1,422円

  • 購入日

    2021年09月18日

  • 購入場所

    Amazon

30人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • れいんさん

    2021/10/08

    最近のノートパソコンには
    プラスチックプライツールや
    ギターピックが大活躍ですね
    これないと分解しづらい!
  • cybercatさん

    2021/10/08

    そうですね。
    以前のような、裏蓋にネジはむき出し、ネジさえ取ればパカッと開腹...というような簡単なのはなくなってきました....
  • kensanさん

    2022/03/05

    98種類115ビットを使用しています♪これに小型電池駆動のドライバーを愛用しています。専用精密工具は必須ですね。
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