先日掲載した通り、オーディオ用の電源ケーブルを作ってみました。
オーディオ用の電源プラグは、一般的に電線をそのまま取り付けられるように設計されています。
とはいえ、電源ケーブルは一般的に撚線ですので、きちんと加工しなければ線がばらけたりしてショートする危険があります。実際に組み立ててみると、電源プラグはかなり安全性に配慮された設計であり、よほどひどい作業をしなければ通電しないことはあってもショートする危険性はそれほど高くないことは理解できますが。
しかし、私は自分の手先が決して器用で無いことは自覚していますし、安全を期すためにプラグ取り付け時には圧着端子を使おうと思っていました。圧着端子とは、↓このようなものです。
圧着端子を使うことによって撚線でも確実に束ねて接続できます。そして、この圧着端子をきちんとかしめるために必要になるのが、今回取り上げる電工ペンチです。
電線の加工には1つは欲しいツール
この電工ペンチは、ホームセンターのコメリの大型店舗である、パワーで購入したPB品ですが、調べても型番が用意されていないようでしたので、単に「電工ペンチセット」と呼称しています。
電工ペンチと様々な大きさの圧着端子(絶縁タイプ)の詰め合わせセットです。
箱の裏面で使い方などがまとめられています。この類の電工ペンチはワイヤーストリッパーなど、電線加工の他の作業にも使える機能を併せ持ったものが多く、この製品も例に漏れず様々な機能が用意されていることがおわかりいただけるかと思います。
今回の作業に使えそうな大きさの圧着端子もセットに含まれてはいるのですが、今回は圧着端子は別に用意していて、こちらのセット品は使っていません。
こちらが電工ペンチ本体です。プロ用の高級品と比べれば精度は落ちるかも知れませんが、今回の作業にはこれで十分対応できました。強いていえばワイヤーストリッパーの切れ味はあまり良くなかったので、既に持っている専用品を使えば良かったかと少し後悔しましたが…。
単に電線をカットしたり皮膜を剥いたりするのであれば他の工具でも代用できますが、圧着まで考えればやはり一つは持っておくべき工具だと思います。
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購入金額
1,280円
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購入日
2021年03月12日
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購入場所
コメリパワー四街道
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