純正のウォッシャーノズルから交換することで、横に広い範囲にウォッシャー液を噴射できるようになるノズル。普通のノズルは噴射口が ・ のカタチだがこれは噴射口が ー のカタチになっていて、面を作るように噴射される。範囲が広くなる分風に流されやすくなりそうなので走行中の使用は不向きかな?
かな?というのはハイ、いつもの不動車につけたせいですハイ。
驚くなかれオート三輪にもウインドウォッシャーがついていたのだ。1972年以降からウインドウォッシャーは義務化されたので、1973年まで製造されたと思われるT2000の場合最後の2年間の場合法規対応の為に装着されているという訳。
ウインドウォッシャーポンプ・タンクが消えてしまっていたのでこちらの海外製ユニット一式を取り付けたのだが、ノズルも経年劣化かホースを挿す辺りに割れがあったのでカピカピになった古いホースを外すより丸ごと新しくしてしまったほうがいいだろうと。
ちなみにワイドウォッシャーシリーズはダブル(左右2つのノズルを持つ普通車タイプ)とこのシングル(中央1つのノズルのみで賄う軽自動車タイプ)がある。シングルはノズル1個に対して左右向きの噴射口が装着されているので1個の場合は必ずこっち。T2000は軽自動車だったらしい。
ダブルだと3種類のカラバリがあるのだが残念ながらシングルは黒のみ。どうせならメッキとかつけてみたかった。
付属品にはワンウェイバルブとノズル~バルブ間のための短い黒いチューブ、そしてワイドノズル専用の調整器具もついているので安心。ちなみにチューブの内径は4mm。上のウォッシャータンク一式も内径4mmだったのでこれが標準なのだろう。
ただ長さが足りないのであわせて買ったホームセンターの内径4mmシリコンチューブは素材が柔らかすぎたのか緩くてタイラップで縛っても接合部で水漏れしてしまう。ビニールチューブなら4mmで大丈夫なんだろうが取り扱いが無かったのだうぐぐ。後日別のホムセンでビニールチューブか何か買い直そう。
また現代の車と異なり固定部は鉄板1枚の簡易な構造なので素手で簡単装着。
ただ特種形状な車だけに一筋縄ではいかない。
この写真だと随分窓の下…というかワイパーに水をぶっかけているように見えるがその通り。T2000、何故かノズルが窓に近い&窓に向かって下り傾斜の位置にノズルを装着しているので目いっぱい噴射口を上向きにしてもこれ。元々ついてたノズルも限界まで上向きになっていた。
なんかスッキリないので、この後ゴム板を挟んでノズル本体を傾斜させてとりつける事でOKとした。
ホームセンターで売ってる
機能パーツ単体って案外入手が難しい。今回も通販で探そうにもあやしい海外製か、何かの純正パーツを流用するか、これを買うかだったが、やはり国内メーカーからアフターパーツとして販売されているものはサイズ・取り付け方式等はっきり書かれているので安心感がある。
しかも近所のホームセンターで売っていたので(売ってると思ってなかった)ノズル破損判明から即日装着できたわけで。ありがたい存在。
汎用なので車種次第
純正品は車種によってプラスチック爪固定だったり色々ある。これは色んな穴形状に対応するためプラスチックスクリューで固定するのでボンネット裏の形によっては結構苦労することになりそう。
実際手持ちの別の車のボンネット裏を確認したところ補強等の為に二重構造になった奥にウォッシャーノズルがいるのでその辺のスペースを要確認といったところか。
メーカーに適合表もあるけど現物を見るのが一番確実なんじゃないだろうか。
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購入金額
2,300円
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購入日
2021年07月02日
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購入場所
ホームセンター
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