先日掲載した、驚異の9割引USBメモリーと同時に購入した品です。
Microsoft Surface専用オプションの「Surface デジタルAVアダプター Z2S-00020」という品です。
ここでいうSurfaceとは、現在のSurface ProやSurface Book、Surface Laptop、Surface Goといったx84/x64のWindows PCではなく、Surface RT / Surface 2といったWindows RT 8.1を採用していたArmアーキテクチャーを採用したデバイスのことです。
x86/x64系のSurfaceシリーズは、外部映像・音声出力にMini DisplayPortを採用しているのですが、ArmアーキテクチャーのSurfaceだけはこれがmicroHDMI(type D)でした。要はSurface RTが搭載するNVIDIA Tegra 3、Surface 2が搭載するNVIDIA Tegra 4がいずれもHDMI出力を内蔵しているため、これを活用するためにDisplay Portを採用できなかったということでしょう。
ちなみにMicrosoftの公式情報では、Surfaceの出力端子は単に「HDビデオ出力ポート」とだけ紹介されているのですが、私自身かつてSurface 2のレビューを書かせていただいて、そこでこの端子がmicroHDMIであることは確認しています。
上記レビュー内で、microHDMI - HDMIケーブルを利用して、Surface 2の画面出力を32インチTVに映している箇所があります。
というわけで、Surface デジタルAVアダプターがこの値段であれば、単純にmicroHDMI - HDMI変換アダプターとしてお買い得だということで購入してきたわけです。
Surfaceのボディー形状に最適化されているものの、基本的にはmicroHDMI(type D)-HDMI変換アダプター
上で述べている通り、単なるmicroHDMI - HDMI変換アダプターではあるのですが、一応現物を確認してみましょう。
外箱はSurfaceシリーズの統一デザインでまとめられています。しかし、何故素直にmicroHDMI端子と表記しないのかは謎です…。
本体の他に、マニュアルと保証書およびサポート案内の紙が同梱されています。
microHDMI側はオス端子ですが、こちらには保護カバーが装着されています。端子の根元はSurfaceの本体形状に合わせて斜めにカットされていますので、カバーもそれに合わせて斜めにカットされたものが装着されています。
正面から見ると、microHDMI(type D)であることがおわかりいただけるかと思います。
反対側は標準HDMIのメス端子です。つまり、実際に映像出力するためには別途HDMIケーブルが必要となるわけです。
以前プレミアムレビューで利用したのは格安品のmicroHDMI - HDMI変換ケーブルであり、出力には問題なかったものの、Surface 2のボディー形状とのマッチングは悪く、やや不安定に差し込まれる形でした。その点、この純正品を利用すれば、より確実に接続されることは間違いありません。
とはいえ、Surface 2はアプリケーションがMicrosoft Office 2013 RT、WebブラウザーもInternet Explorer 11と完全に旧世代の仕様であり、このケーブルがあってもバリバリ活用するのが難しいのは間違いないでしょう。OSのサポート期限はまだ1年半以上残っていますが、さすがにこれを組み合わせても一線級で活躍できるとは考えにくく、他のデバイス向けの変換アダプターとして使うことになるでしょう。
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購入金額
158円
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購入日
2021年06月20日
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購入場所
ビックカメラ
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