たまたま圧倒的に安く売られているUSBメモリーを見つけて購入してきました。こちらをご覧いただければ、安さがおわかりいただけるでしょう。
Princeton製のUSB 3.0対応32GBで、表示価格は1,480円なのですが、その下に「90%引」というシールが貼付されています。つまり実際の販売価格は148円ということになるわけです。
個人的にはプリンストン製のUSBメモリーは書き込み性能が弱いという印象があるのですが、この価格で細かいことにこだわっても仕方ないでしょう。
箱の中には、本体の他に説明書とインデックスラベルが同梱されていました。要は「○○用」などと記入してシールを貼っておけるというわけです。
USB端子が側面のレバーで出てくるという、スライド型となります。端子をきちんと出すと割合固めにロックがかかる構造となっていて、USBコネクターに挿入しようとしてもすぐ引っ込んでしまうようなことはなく好印象でした。
今時としてはなかなか珍しく、本体に容量の「32GB」という文字が印刷されています。
読み出しは優秀だが書き込みは壊滅的に遅い
それではいつも通り、Crystal Disk Mark を2種類実行して性能を測定してみましょう。接続先のPCはRyzen 9 3900を搭載したASUS X370-Aとなります。
傾向はかなりはっきりしていますね。まず読み出しに関してはかなり優秀な結果となりました。シーケンシャルであれば130MB/s前後を記録していますし、ランダム4Kでも10MB/sを下回ることはありませんでした。
一方で書き込みはかなり厳しい数字が並びます。シーケンシャルはほぼ15MB/s前後で、下手をすればUSB 2.0までしかサポートしていないような製品にも劣るような結果となってしまいました。使う前の先入観となっていた「プリンストン製USBメモリーは書き込み性能が低い」が、結論として正しかったことになってしまいます。
ランダム4Kもシーケンシャル以上に悲惨な値で、多くのUSB 2.0以下の製品を下回ってしまっています。実はCrystal Disk Mark 5.1.0で測定を開始した際に、読み出し速度測定のためのテンポラリデータを書き込むための時間が妙に長かったので、書き込み性能が低いことはその時点でほぼ確信していました。むしろその後で表示された読み出し速度に驚かされたくらいです。
ごく普通に買っていればかなり厳しい評価をつけていたであろう製品ですが、なにしろ購入金額があまりにも安価であったため、この結果でも価格なりの満足度は十分得られていると判断することができ、星の数はごく普通としています。
-
購入金額
148円
-
購入日
2021年06月20日
-
購入場所
ビックカメラ
kaerkiさん
2021/06/21
jive9821さん
2021/06/21
そういうことです。
最初30%OFFに見えたのですが、よくよく見たら90%でしたので…。