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Windows 10 バージョン 21H1 、通称「May 2021 Update」 に手動でアップデートしてみた

 

Windows 10 バージョン 21H1 、通称「May 2021 Update」 です。

 

●2種類のWindowsアップデートツールでシステムを手動アップデート

 

 

 Windows 10 21H1のアップデーターが一般公開された。

 

しかし、自動でのアップデートにはまだまだ時間が掛かりそうだ。

 

そんな訳で、Windowsアップデートではなく、「手動」でアップデートして見た。

 

オンラインでやったり、ツールでアップデート用USBメモリーを作ったりして手持ちの全4台のPCで行った。

 

①「今すぐアップデート」
②「今すぐダウンロード」

 

とあるが、どちらも余り変わらない。

 

「今すぐアップデート」=①Windows更新ツールをダウンロード

 

上の画像の「今すぐアップデート」をクリックすると、アップデートメディア作成ツールをダウンロードせずに直ぐにアップデートが出来る。

 

 

ツールはダウンロードしないが、代わりに上のWindows10Upgrade9252.exeと言う専用ツールをダウンロードする事になる。

 

 

 

アップデートはこのファイルを実行して行う。

詳しい手順は省略するが、画面の指示に従うだけで迷う事は無い。

 

 

なお、このツールはマイクロソフトがWindows 10 更新アシスタントと呼んでいるツールで、一度実行すると勝手にデスクトップにアイコンを置く。

 

どうやら、このツールは今回だけでなくずっと使えるものらしい…。

 

今後も、Windowsアップデートに頼らずにアップデートが出来る様だ。

 

(動作は未確認)

 

 

②「今すぐダウンロード」=メディア作成ツールを使ってアップデート

 

 

「今すぐダウンロード」を選ぶと、MediaCreationTool21H1.exeをダウンロードする事になる。

 

 

これを実行するとアップデートメディアの作成が始まる。

 

 

「準備中」。

 

すぐに終わる。

 

 

お馴染みのライセンス条項と「同意」。

「同意する」をクリックしないと先へは進めない。

 

 

「USBメディア作成ツール」なのだが、ここでも「今すぐアップグレードする」を選択するとアップグレードが出来る。

「詳細」は省略するが画面の指示に従うだけでアップグレードが出来る。

ここでは、「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択して「次へ」をクリックする。

 

 

「おすすめ」にチェックが入っていればx32用、x64用の選択も出来ない。

 

(チェックを外せばどちらも選択可能だが、通常はデフォルトで良い)

 

それから、ツールには「Home用」、「プロ用」の区別は無い。

 

アップデーターを動作させて居るマシンの情報から、必要な物を判断しているらしい。

 

なかなか良く出来ていると思う。

 

だから、このツールはどんなマシンにも使える。

 

(※マイクロソフトのご案内は間違いで、「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択しても「このPCのアップデート」が出来る)

 

 

作成するのは「USBメモリー」か「ISOファイル」にするかの指定。

今回は「USBフラッシュドライブ」を選択。

用意するUSBメモリーは「8GB以上」が必要。


メモリーのセットはここですれば間に合う。

 

 

Uドライブに「ESD-USB」と言う名前のメモリーをセット。

名前は無くても構わない。

「次へ」をクリックするとツールをのダウンロードが始まる。

 

 

 「ダウンロード中」の表示。

 

 

この画面が出れば作成は完了。

 

「完了」をクリック。

 

 

後は、このメモリーを目的のPCにセットしてsetup.exeをダブルクリックすればアップデートが始まる。

 

しつこいが、このツールで「別のPC」だけでなく、「どのPC」のアップデートも出来る。

 

マイクロソフトの言う事は嘘である。

 

と言うか、有名ベンダーの癖に「言葉の使い方」を知らない。

 

(「翻訳」の間違いかも知れないが確認はしていない)


後は、画面の指示に従うだけなので詳細は省く。

 

●うんざり

 

使用中の4台のPCの中には1台だけSSD換装が未だのマシンがある。

 

そのマシンのアップデートだけで「半日掛かり」だった。

 

だから、4台全部のPCのアップデートは「一日掛かり」の作業になった。

 

そろそろ、「メンテナンスを放棄する」か「即刻SSD換装する」かの判断が迫られて居る。

 

ただ、システムドライブをSSDに換装すれば充分なパフォーマンスが得られる筈なので、出来るだけ早く工事をしようと思っている。

 

 

それにしても、アップデートが済んだのに、初回起動で既にWindowsアップデートがあったのにはウンザリ。

 

またまた更新である。

 

 

今の所、「グラフィック Quadro K600」などと言う化石みたいな古いマシンも含めて異常無く軽快に動作している。

 

まあ、後になって「不具合」が発見される事もあるし、「更新失敗」に気が付く事もある。

 

油断をしないで注意深く見守りたい。

 

コロナ需要でショップの中古も品薄気味で軒並みパソコンの相場も上がって居る。

 

新品は高いし、余り古い中古は欲しくないし、困った物である。

 

 

●バックアップ作業

 

アップデート前のPCのシステムとデータのバックアップは必ずして欲しい。

 

アップデートは失敗してもたいていはwindowsシステムで何とかリカバーが出来るようになっている。

 

しかし、「システムがブート出来ない」などの大きなダメージがあった場合は、「ブートメディア」からブートして「バックアップファイルからのリカバー」をするしか無い。

 

なお、メンテナンスには「バックアップ作業」も含むが、「アップデート後のバックアップ」は暫く様子を見てからにする。

 

まあ、「なるべく早く」と言うことにしておく。

 

余程の事が無い限り「元のバージョンのWindowsに戻す」はしないと思うが、可能性はゼロでは無い。

 

バックアップは、暫く使ってみてからにする。

 


●アップデートツールのメモリー

 


(今回、実際に作成したUSBメモリー)

 

以前は大事に保存して居たが、アップデートが成功したなら不要なので保存はしないことにした。

 

もう一度必要になる可能性はかなり低そうだし、その時はまた作れば良い。

 

 

●提案

 

「インストラクターの解説」ではないので、「使って見ての感想」は無し。

 

そもそもインストールしたばかりなので、細かな変更点なども熟知はしていない。

 

強いて「感想」を尋ねられれば「ウンザリ」と言ったところ。

 

半年間はしないから安心はして居るが…。

しばらく使い込んで何かあれば追記する。

 

そこで、「提案」だ。

 

①「今すぐアップデート」
②「今すぐダウンロード」

 

そもそも、集合関係から言って、この「二者択一」言葉の使い方がおかしい。

 

①も②も、アップグレードするのが目的。

 

どちらの方法でもアップグレードが出来るし、どちらの方法でもそれなりのツールをダウンロードしなければならない。

 

どちらのツールを使っても「今すぐアップグレード」が有るのも混乱を大きくしている。

 

だから、

 

①Windows更新ツールをダウンロード

②Windowsアップグレードメディアをダウンロード

 

と書くべきだ。

 

或いはツールは一種類に統合すべきなのだ。

 

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2021年05月23日

  • 購入場所

    Microsoft

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