シティポップにヒップホップで、メロウなヴォーカル。なぜか「浅野いにお」が読みたくなる。そんなYoumentbay(ユーメントベイ)を良いスピーカーでそろそろ聞きたくなってきた。といってもモロちん買える金額の中での話だぜ。
10年近く使わせてもらっているアイ・オー・データ機器のスピーカー内蔵ディスプレイ「LCD-MF272CGBR」はちょっと青みがかってきていて、そろそろ限界かもしれない。オレの方も目、肩、腰、喉、そして頭もおかしくなってきたこともあって気合じゃ済まなくなってきた。
ゆるーく聴けるノートパソコン「m-Book W シリーズ MB-W710S-SH」用にUSB電源スピーカーでUSBオーディオインターフェース接続を考えた。
DACが外にある方が間違いなく音は良くなる。ASIO対応でなくてもASIOフリーがあるし、もう厳密にモニタリングしながらムービーエディットなんてしていない。結果、クリエイティブのSP-PBL-BKで激安構成を狙ってみたよ。
ふっと思い出した。20年前の話になる。秋葉原に活気があった頃のクリエイティブの製品だ。意味不明な毎年のサウンドボード発表、そして拡張には言いようのない何かを感じたぜ。そんな進化する何かがサウンドボードにある?が、売れていたのは事実だった。
サウンドブラスターはオレの頃にはもうISAバスからPCIバスへと移行していた。すげー高かったLive!を3万円で買ったことを覚えている。感動的な反響音のするHalf-Lifeカウンターストライクを廃人レベルになるまでプレイしたことを忘れない。ああ、忘れちゃダメだ。黒歴史っていうものにまみれているオレの人生だが、そんな中でもトップレベルのダメっぷりだからな。
クリエイティブの営業は「やる気に満ちているのに脱力系」という新たなスタイルを確立していた。仕事の話が3分しかない。にも関わらず「よっ!元気?」から開始される営業トークは30分以上もの布袋寅泰のCDの感想から開始され、続く10分のオレのウルトラセブン愛を軽く無視しやがった。そしてあの頃、秋葉原で働いていた期間は僅かではあったが、バイトだったにも関わらず仕入れの一部を担当させられていたのは、良い経験でもありマジで狂ってもいたと苦笑いする。
スピーカーを買うならクリエイティブのを買いたくなった。過去の思い出の素晴らしさと、今のYoumentbayの素晴らしさからだ。イヤホン端子がなくて、個性的な形状で、そしてしっかり音の出る4.4Wアンプ内蔵スピーカー、SP-PBL-BKを買ったんだ。
まあ要するにだぜ、2000円で釣りが来る最高のスピーカーだ
10000円出さなくても良いと思う。それよりもUSBオーディオインターフェースにカネだすほうが良いよ。USBケーブルで電源とるからACアダプターもいらないし。現実的な金額で買える最高のスピーカーだ。
そこそこの音量が出る「4.4W」
なんか明るい気持ちになれる気がする「45度上向き」
ボーカルもギターも、ドラムも軽快に聴けるゆるさがイイ
ポップスが聴きやすいスピーカーに原点回帰しました。もう原型保っていないレベルで重低音を作るソニーやBOSEよりも、軽快なクリエイティブやONKYOの方が好きです。
イヤホン端子がないけど、いらねーと思う
USBオーディオインターフェースでイヤホン端子はまかなえる。音が良くなるし良いことばっかじゃん。なので、イヤホン端子はいらねーと思う。
USBオーディオインターフェースに、「イヤホンなのにマイクを付けられる」VANKYO「G11」を繋いだらいい感じでまとまりました。軽くて使いやすいよ。
これを超えるコスパのスピーカーは一生出ないだろ
これ、一生使ってれば良いんじゃないかな。面倒だから納豆に卵入れて食って、味噌汁にはアサリを入れる。りんご食って、イモ食って、クリエイティブのスピーカーでYoumentbayを聴く。それで良いと思うんだよ。
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購入金額
1,980円
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購入日
2021年05月16日
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購入場所
amazon
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