今まで、DELLの34インチ曲面モニター、U3415Wを使っていましたが、EIZOのEV3895に買い換えてみました。
買い換えようと思った理由は単純で、会社では4Kモニターを使っていたのですが、幅3840pxが便利だったので家のモニターも買い換えよう、と思ったのがきっかけです。
とはいえ、4Kをスケーリング100%で使うには27インチは目が辛く、32インチでもドットピッチ0.181mmで厳しい上に、40インチクラスの4Kモニターだと縦のサイズが大きすぎるため、4Kモニターではなくウルトラワイドモニターを探していました。
いくつか候補を絞ったのが、以下の機種でした。
・EIZO EV3895
・DELL ALIENWARE AW3821DW
・DELL U4021QW
・DELL U3821DW
・LG 38WK95C-W
このうち、必須となる条件は
・2台以上のKVM対応
・VESAマウント対応
となりますので、DELL ALIENWARE AW3821DWとLG 38WK95C-Wは除外となりました。
残る3機種ですが、DELL U4021QWの5120×2160pxの大解像度は魅力でしたがWindowsのスケーリングがアホなので、スケーリング100%で使うには厳しそう。
また、納期も不明だったので対象から外しました。
残るはEIZO EV3895とDELL U3821DWですが、EIZOのサポートと疲れにくさ、入手のしやすさを考えてEIZO EV3895を選びました。
KVM機能が素晴らしい
U3415Wは2台のPCを切り替えることが可能ですが、EV3895は3台のPCを切り替えることが可能です。
USBのアップストリームはType-C×1とType-B×2となります。
Type-CはDisplayPort Alternate ModeとPower Deliveryに対応していますので、Type-Cで充電可能なノートPCであれば、ケーブル1本で接続が可能です。
デスクトップPCを使う場合は、Type-CケーブルをPCとEV3895に繋げば、USBのアップストリームポートとして機能します。
マザーボード側とEV3895側のPower Deliveryともに給電が可能ですが、ショートするようなことはなく、自動的に機能が切り替わりますので問題なく接続可能です。
3台のPCを接続可能なKVM機能ですが、入力切替は入力切替ボタンを押し、上下ボタンで入力端子を選ぶ、または入力切替ボタンを数回押して入力端子を選ぶ必要があり、ファンクションボタンをカスタマイズすればワンタッチで入力端子を切り替えられるU3415Wに比べて使い勝手は悪いです。
ただし、これはEV3895のAdministrator Settingsと、Screen InStyleソフトウェアを使えば、改善が可能です。
信号が入力されている端子に自動的に切り替わるAuto Input Detectionと、Screen InStyleによるホットキーでの入力端子切替を併用すると、モニター側のボタン操作不要でPCを切り替えられ、極めて便利です。
値段は高いが、それだけの満足度はあるモニター
4Kではなく、ウルトラワイド液晶を探している場合には、最善のモニターかと思います。
DELL U4021QWもスペック的に魅力ですが、やはりスケーリング100%での使用が厳しいという点が最大のネックになってしまいます。
3840×1600pxという、一般的なUWQHDよりも一回り大きな解像度と、モニターとしての完成度は十分な満足感を得られます。
もっとも、UWQHD液晶は5万円を切る金額で買えるようになっているので、約3倍の金額を払ってこのモデルを選ぶ、というのはなかなかにハードルが高いことも確かですが。
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購入金額
178,044円
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購入日
2021年04月17日
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購入場所
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