レビューメディア「ジグソー」

小さいながら、さすがTASCAMというガッツのある音。あとはMIKUに貢げるかどうかで価値が決まる。

現在のメインスピーカー。

 

直前までは、こちらでプレミアムレビューさせていただいたONKYOのパワードスピーカー

を使っていたのだが、

・メインPC以外にもサブPC(旧メインPC)で音楽を聴くことがまだある(入力が足りない)

・iPhoneからの音をスピーカーで出したいことがある

・仮設だったモバイルディスプレイが常設になってきて、左スピーカーを覆う感じになってきた

と言う、欲と不具合が出てきた。

 

これらを解決するには、Bluetooth入力のあるミキサーを買えば最後の不具合以外は解決できるのだが、Bluetooth入力のあるものは中華製の4chミキサーでも5,000円を切るものはけっこう珍しい。そして、以前一時期ONKYO GX-W100HVの上に小型スピーカーを置いていたときに、耳の高さに合っていたため、ものすごく音が(特にセリフが)聴きやすかった経験もある。

 

そこでGX-W100HVの上に、Bluetoothスピーカーを置いて、そちらにメインPCのオーディオ出力を流す方が良いのでは?と考え始めた。

 

条件的には

GX-W100HVの上に置くので、最高で高さ20cmくらいまで(コレより大きいと耳より高くなる)

GX-W100HVの上に置くので、GX-W100HVよりやや小型なフットプリントのものが良い

・メインPCではWebラジオなども良く聴くので、中音域がしっかりしているものが良い

・既存ステレオスピーカーの上に置く&音楽鑑賞も多いので、「ペアタイプ」であること

・2セット目となるのであまり高額でないもの

・物理ヴォリュームがあるとありがたい。

あたり。

 

これらの条件を満たすものは...実はあまり多くない。

 

特に条件に「形状に関するもの」が多いが、Bluetoothスピーカーは、その可搬性を活かしてスマホと使うという形態が一番メイン市場となるらしく、以前レビューしたBOSE

や妻が使っているSONY

のような、横長モノブロックタイプでディスプレイ下などに置くものか、アウトドアや浴室で聴けるようにカラビナつけて可搬性を高めたものや防水性に注力したモノラルスピーカー

がほとんどで、いわゆる左右にひとつずつ置く一般的なタイプのステレオスピーカーがBluetooth対応というのは、実は意外に少ない。モノラルBluetoothスピーカーの一部機種は、ペアリングすることで、モノ(L)+モノ(R)でステレオスピーカーとしてつかうことが出来るものもあるが、そうなると高額になってしまう。

 

元々ペアタイプのBluetoothスピーカー自体が少ないわけだが、その中から、KEFのLSXなど価格的にムリなのや、JBLの104-BT-Y3など設置位置的に大きすぎるのを除くと、Creativeの数機種、サンワサプライのMM-SPBT3WAYと400-SP091、かなり発売が古いYAMAHAのNX-B55くらいしか残らなかった(あと一部100均系で売られるような「とりあえず聞けるレベル」というのもあるにはあるが)。このうちCreativeとサンワサプライのは、試聴すると「PCスピーカー」という味付けが濃厚で、ゲームサウンドなどの迫力を追求したのか派手目の味付け。その一方、キャビネット自体にはそこまで金掛けていない感じ。一方YAMAHAのはやや高いが、まっとうに「スピーカー」として作り込まれている。しかしデザイン的に、机の上に置いたときに耳に正対できるようにスラントしており、今回の設置位置では上に向きすぎるためイマイチ。

 

そんな中、わりに玄人受けするブランドの製品が結構目的にかなっているということが分かった。

 

そのメーカーはTASCAM(タスカム)。老舗オーディオメーカーTEACの業務用ブランドで、レコーディング機材やPA機材などが有名。このメーカーが最近民生用にも進出しているらしく、デスクトップモニターを展開しており、その中にBluetoothモデルがあるらしい。

 

それがTASCAM VL-S3BT。2016年発売のモデルで、その前年に発売されたアクティヴスピーカーVL-S3のBluetooth入力付加版。片チャン14Wの2ウェイスピーカー(0.5インチツイーター+3インチウーハー)で、VL-S3にもあるRCAピンジャック入力と3.5mmステレオミニジャック入力に加えて、Bluetooth入力を持つ。

 

サイズとしては、片側で幅110mm×奥行138mmであり、幅140mm×奥行180~194mm(左右で少し違う)のGX-W100HVの上に置くにはちょうど良い感じ。高さも170mmで260mmのGX-W100HVの上に置いて、ちょうどツイーターが机の前の椅子に座った自分の耳の高さあたりに来る。

 

売価も1万円内外なので手ごろ、肝心の音の方も、DTM機材などを展示している大型家電店などで確認すると、ガッツのある中域を中心にした、TASCAMらしい音。これいいな...と思って、買おうとしたら、ちょうどそのあたりのタイミングで高付加価値モデルが発売され、手が滑ってそっちを注文してしまったわけ。

 

購入したのは「VL-S3BT MIKU」。「MIKU」、つまり初音ミクコラボモデル。TSUKUMOが、アキバ萌えキャラ11連覇の前任広告塔亡き後力を入れている後任者育成。2021年現在はバーチャル販売員の九十九トッカちゃんが育ってきたので、今後そちらにシフトしていくのかもしれないが(親会社の支配が強くなってきたので、このあたりの路線の仕掛け人が4月末で離脱するなど若干不安要素ありだけど)、前任者退役直後の2020年は、ホロライブなどのVtuberコラボとともに大きな柱だったのが、ボカロ路線。特にMIKULANDなどでの協力の下地があったからか、キャラクターボカロの初代ともいえる初音ミクとのコラボが目立っていた。

 

マウスパッドやマウス、キーボード、モバイルハードディスク、ディスプレイ、ノートPC本体など幅広く製品がラインアップされ、機種や大きさを問わなければ、PC周りのパーツが一通りミクで固められるくらいのラインアップが展開されていた。

 

そのひとつとして、VL-S3BTの特装版の形で企画されたのがVL-S3BT MIKU

ミクが描かれた外箱
ミクが描かれた外箱

 

こういう道具立て
こういう道具立て

 

カラーとサイドのアイコンは主張ある
カラーとサイドのアイコンは主張ある

 

後ろの調整もヴォリュームのみ。入力は3.5mmミニとRCAピン
直接入力は3.5mmミニとRCAピンの2系統(セレクターはなく、3.5mm優先)。

 

ノーマルタイプと異なるのは

・『初音ミク』をイメージした鮮やかなミクブルー筐体

・側面には『初音ミク』のアイコン(necömi先生デザイン)を配置

necömi先生による描きおろしイラストをあしらったパッケージ(外箱)

・初音ミク&鏡音リン・レン Wポケットクリアファイルプレゼント

という感じ。

 

necömi先生の描いたクリアファイルはこんな感じ。

MIKUスピーカーを繋いだキーボードを弾いているミク
MIKUスピーカーを繋いだキーボードを弾いているミク

 

裏はリンレン。ちゃんとRINLENスピーカーの左右色違いが塗り分けられている。
裏はリンレン。ちゃんとRINLENスピーカーの左右色違いが塗り分けられている。

 

外箱とクリアファイルは「本体」ではないので、本体側で違うのは、通常ブラックの筐体がミクブルーになっていて、サイドには「M」とミクが一体化したアイコンが描かれていること。

先生デザインのサイドのアイコンはかなりポイント高い
necömi先生デザインのサイドのアイコンはかなりポイント高いけど

 

ま、つまり「色違い」であって、本体側には手が入っていないw

また、necömi先生の画が堪能できるのは「箱」と「クリアファイル」であって、常に見続けるものではないし(アレ?

 

ベースとなったVL-S3BTは、初値こそ16,000円超えだったが、購入時点では11,000円程度。

 

ツーコトハ、オヨソ\9,000ヲ、MIKUニササゲタノカ...このブルーボディがそれほど気に入ったんだよ、うん。

 

ONKYO GX-W100HVの良さはフロントにインプットセレクターとヴォリューム、トーンコントロールなどの物理スイッチがあり、さらにイヤホンジャックまであって、音の調整と切替がすぐ出来ること。一方、VL-S3BT MIKUは、前面にはBluetooth PAIRINGボタンがあるだけ。あとは背面にヴォリュームがあるのみで、単体では音質調整が出来ないし、イヤホンアンプとしても使えないと割り切った設計。

の良かったのは手元でいろいろな調整が出来たこと
ONKYO GX-W100HVの良かったのは手元でいろいろな調整が出来たこと

 

一方は、このペアリング用のボタンしかない
一方VL-S3BT MIKUは、このBluetoothペアリング用のボタンしかない

 

しかしその分容積2/5とコンパクトだ。ウーハーの口径もおよそ2/3なので重低音の再生力は劣るが、くっきりとエッジの立った中音域が鮮やか。ONKYO GX-W100HVはハコが大きめであることもあって、しっかりと設置してやらないと低音に締まりがなかったが、VL-S3BT MIKUは剛性が高いのか設置に特段の気を使う必要もなく、またチューニングが良いのでトーンコントロールを使わなくても快適に聴ける。

 

コンパクトボディだが、パワーは14W+14WとほとんどONKYO GX-W100HV(15W+15W)と同じであり、音量的不足はない。

 

コントロールが機能がフロントにはほとんどないVL-S3BT MIKUだが、Bluetooth PAIRINGボタンがセレクター的に使え、それを押すことでライン入力とBluetooth入力が切り換えられる。これがけっこう便利。当初右にあるPCから、アンプ部がある左スピーカーまで届くケーブルが手持ちでなかったので、メインPCとはBluetooth接続していたのだが、最終的には、メインPCからの音は後ろのラインを通して入力し、iPhoneからの音を出したいときは前のボタンを押してBluetoothモードにするようにした。

 

そのBluetoothは、低遅延で高音質なQualcomm aptXと、主にiPhoneなどで使われているAACコーデック(Advanced Audio Codec)に対応しており、前世代のBluetoothスピーカーと比べると音質上のストレスが少ない。

 

いったいこのスピーカーどういう音なのだろうか。

 

ソースとしてはメインPCに仕込んだFLACファイルをM/BのASUS ROG ZENITH EXTREME

のオンボードサウンドで出力。基盤上から確認すると、オーディオコントローラーはRealtekの定番=ALC1220をベースにしたSupremeFX S1220、D/AコンバータはESSのSABRE9018Q2C。

 

ここから、純粋にスピーカーの音を聴くためにスピーカーには有線接続。VL-S3BT MIKUに加えて、旧メインスピーカーGX-W100HVも同様に有線で繋いで比較検証した。

 

ウーハー口径で1.5倍強、エンクロージャー容積で2.5倍強、ベースモデルの価格比で3倍以上の差があったVL-S3BT MIKUGX-W100HV。どのような音を聴かせるのだろうか。

 

まず、cybercat的リファレンス楽曲、いつもの吉田賢一ピアノトリオの「Never Let Me Go(わたしを離さないで)」(PCM24bit/96kHz)。

ピアノが少々控えめで、ドラムの金物系が軽やかに広がるのが、VL-S3BT MIKU。驚いたことにベースもけっこう追える。スネアも軽やかで、全体的に軽めのこぢんまりした音だが、DTMセットとしては全く悪くない。ベースソロの部分はさすがに低音域の「芯」はないが、音量バランス的には破綻していない。ウーハーの口径の大きいGX-W100HVは、さぞベースが「来る」かと思ったが、ピアノの左手とスネアのリムショットの基音と言った「中低音域」が目立って意外にベースそのものは目立たない。ただ低音の量感はあるので、こちらの方が安定性は上だが。

 

同じくハイレゾの宇多田ヒカルの「First Love」は、“Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1+2 HD”(PCM24bit/96kHz)

から。VL-S3BT MIKUではヒカルの声の震えやギターの音のリアリティがあり、ハイハット音と人工的なベース音は前に出ている。そして、奥行きにきちんと階層があり、ラストのタム回しの残響も広がりがある、立体的な音創り。ただ2nd verse出だしの♪立ち止まる時間が♪の頭の♪た♪と一緒に鳴るベースは弱く、か細い。このあたりは小口径ウーハーの限界か。GX-W100HVは、深いベースと二回りほど広く広がるストリングスが美しい。ヒカルの声はリップ音も聴こえ、よりリアル。これは奥行きより広がりのこちらかな...

 

同じ女声バラードの「」は、女性声優洲崎綾の1stファンブック

より。このバラード2曲、意外に違う印象になることが多く、どちらも良好ということは割りに少なめなのだが、今回もそうだった。まずVL-S3BT MIKUは、あやちゃんの声がふっとモニター上あたりに立つヴォーカルフォーカス。ストリングスの広がりと、幕が掛かったようにもう一段奥にある左chのエレキギターが奥行きを出している。ベースはイヤホン/CIEMで聴くともっと目立つのだが、この小径スピーカーではやはり小さい。一方右chのアコギの音のリアリティはイイナ。GX-W100HVは、あやちゃんの声にかかるリヴァーブの広がり、ベースの安定性はあきらかに上。包み込むようなストリングスもいい。ただ、バックの薄いAメロは良いのだが、サビになるとヴォーカルがオケに埋もれてしまう。曲として聴くならGX-W100HVの方かもしれないが、歌として聴くなら若干味付けが濃いような気もするが、VL-S3BT MIKUの方か。

 

同じあやちゃんの歌うデジタルビートダンス曲、デレマスで演じる新田美波の初期持ち歌「ヴィーナスシンドローム」。

現代的な音造りで、上も下も欲張っていないVL-S3BT MIKUは、意外にまとまっている。つか、この曲って、このクラスのアクティヴスピーカーで聴くことを前提にミックスされたのかと思うほど良い。下は量感はないが、バスドラのアタックはきちんと聴こえ、上も打ち込みのハイハットのしなるような音は良く聞こえるのに、ギリ耳障りではない。クリアな音色のギターのアルペジオの残響が飛び交う奥行きあるオケの上で、あやちゃんの声が踊る。この曲、なまじバックが良く聴こえるとヴォーカルが負けるのだが、中域にガッツがあるこのスピーカーだと、常に前にヴォーカルがあり気持ちよい。GX-W100HVの方は声の表現力が明確に上で、歌い出しやAメロのあやちゃんの声の清純度が増すが、サビになってバックがうるさくなると、ヴォーカルが沈むのがザンネン。ただギターのキレやストリングスの広がりは良い。

 

低音域が重要な曲として、ジャパニーズフュージョンの代表バンドT-SQUAREが、日野皓正の息子でベーシストである日野"JINO"賢二をゲストに迎えた「RADIO STAR」を、セルフカバーアルバム“虹曲~T-SQUARE plays T&THE SQUARE SPECIAL~”

から。VL-S3BT MIKUはウーハーの口径も小さいのでダメだろう...と思っていたが、意外にヤル。「重」低音ではなく中低音、ベースやバスドラなどは基音というよりオクターヴ上の一次倍音がメインのような感じだが、ガッツある芯のある音で、きちんとボトムを支える。クリスピーなギターのミュートカッティングや、EWIの主旋律やピアノソロの部分は中央に響き、曲としては破綻はなかった。GX-W100HVの方は素直な音で、当然口径が大きい分低音の量の多いのだが、「前に出る音か」というと違うので、帯域での相性はむしろ良いのに、曲調との相性は及ばないという結果に。ベースメインの曲で、VL-S3BT MIKUが魅せた。

 

同じ低音域が多めの曲でも、昔ながらのピラミッド型音場のEaglesの古典「Hotel California

はどうだろうか。Randy Meisnerのベース音が最近の多弦ベースやシンベを使ったものではなく、ベースライン自体も7フレット~10フレットあたりを中心に動くやや高いモノであるからか、VL-S3BT MIKUでも破綻なくベースラインは追える。ただ、一番目立つのはドラムスのハイハットとスネア。ギターもけっこうイイ音域に入っているのだが、ドラムスの方が大きくて被さる感じ。GX-W100HVは、さすがの安定性。ベース音にも芯が出て、スネアのチューニングを下げたように感じるほど胴鳴りが目立つようになる。その割に上も伸びているので、ティンバレスの破裂音などは華やか。ギターソロのピッキングハーモニクスも鮮やかで、これは文句なしにGX-W100HV

 

ラストは小型スピーカーには酷なフルオーケストラ。楽曲は艦隊これくしょん-艦これ-から、勇壮な「鉄底海峡の死闘」を、交響アクティブNEETsがオケ仕立てにしたものを“艦隊フィルハーモニー交響楽団”

から。これ、GX-W100HVであってすら、低域の弦の質量の表現やティンパニの打撃音の衝撃を表現するには役不足。しかし、より小さなVL-S3BT MIKUがダメダメかというとそこまで悪くなく、こぢんまりとはしてしまうが、ある程度の音量を入れてやれば、低域もきちんと描き出し、もともと得意な中域でブラス系の音が前に出て勇壮。GX-W100HVはより上から下まで出ているので、もっとスムースで美しい。間を埋めるストリングスなどの全体の質量は全然高くて、真の量感はこちらが上。

 

小型ながら片チャン14Wの高出力で、Bluetooth入力にまで対応した2ウェイアクティヴスピーカーTASCAM VL-S3BT MIKU。もともとベースとなったVL-S3BTも素性が良く、

○ガッツがあって明瞭な中音域

○中域は台詞も聞き取りやすい音質で、音楽以外のWebラジオやドラマCDなども鑑賞しやすい

○よく躾けられた中低音域によってウーハー口径の小ささをカバー

○素直な高音域

○奥行きのあるサウンドステージで楽器の分離が良い

○フロントにあるBluetooth PAIRINGボタンで、ライン入力との切り換えが可

という音質的・機能的メリットがある。

さらに

○「ミクカラー」であるミクブルーを採用した存在感が高いボディ

○両サイドにシルエットのみで描かれたミクと「M」を組み合わせた専用アイコン

が加わる。

一方、

●左右のサウンドステージはあまり広くない

●低音の質感はやや人工っぽい

●若干歪み感が感じられる音質

●中域に隠され気味の高域

というサウンド的には今一歩の部分もある。

さらにミク部分に関しても、筐体色とアイコン以外は「クリアファイル」と「外箱」であり、長期的に残すのが難しいものでもあるので、ここはアクリルポスターやタペストリーの方が良かったのではないかとは思う。特に「ミクプレミア」でほぼ倍額になっていることを考えると....、愛が試されるわけです、ハイ

 

でも、音色もよく、使い勝手も良いので後悔はしてない(キリッ

今こんな感じの配置
今こんな感じの配置

 

ちな、このミクヴァージョンは完売してしまったが、同時発売の鏡音リン・レンモデルVL-S3BT RINLENはまだ販売中。これは、右がRINでカラーがリンオレンジリングレー、左がLENでカラーがレンイエローレンブラックと塗り分けてあり、とってもステキ。当然necömi先生による「クリアファイル」と「外箱」も完備....

 

....いや、買いませんよ?

フリじゃないからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ オーディオなんちゃってマニア道

 

【TASCAM VL-S3BT MIKU仕様】

実用最大出力:14W+14W
スピーカーユニット:ウーハー/3インチ(76.2mm)、ツイーター/0.5インチ(12.7mm)
エンクロージャー形式:バスレフ型
周波数特性:80Hz~22kHz
クロスオーバー周波数:8kHz
入力端子:RCAピンジャック(ステレオ)、3.5mm(1/8")ステレオミニジャック
入力インピーダンス:50kΩ     
Bluetoothバージョン:4.0
Bluetooth出力クラス:Class 2(見通し通信距離:約10m)
Bluetooth対応プロファイル:A2DP
Bluetooth対応A2DPコーデック:SBC、AAC、Qualcomm aptX
Bluetooth対応A2DPコンテンツ保護:SCMS-T
電源:専用ACアダプター(PS-P1524E、付属)
入力電圧:AC100~125V、50/60Hz
出力電圧:DC15V
出力電流:2.4A
消費電力:6.5W
外形寸法(W×H×D):110 × 170 × 138mm (片側、突起部含まず)
質量:アクティブユニット(左側)1.1kg、パッシブユニット(右側)1.0kg
付属品:専用ACアダプター(PS-P1524E)、左右ユニット接続用スピーカーケーブル、

    接続ケーブル(3.5mm TRSプラグ)、取扱説明書(保証書付)

 

TASCAM デスクトップパワードモニタースピーカー VL-S3/VL-S3BT(MIKU/RINLEN)

 

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2021/04/27 肝心の?クリアファイル画像を上げてなかったので、あぷ

更新: 2021/04/17
高音

ま、普通。

公称上は100kHzを謳うGX-W100HVに比べると、特に言うべき程のものはない。主張の強い中域に隠されてしまう。注意を向けると、「ある」のだが。

更新: 2021/04/17
中域

ガッツがあり前に出る音。アナログ音よりデジタル音向き?

ただ明瞭にモニター出来るというのが軸で、ニュアンスとか風味とかと言ったファジィな表現はやや不得意。

更新: 2021/04/17
低音

サイズからすると頑張っている

重低音はないが、中低音はけっこうあって、エネルギー「感」を伝えるのは上手い。

更新: 2021/04/19
音像

リスニングポジションをきっちりと決めると奥行きが出る

イヤホンではなかなか味わえない深さ方向の幅が感じられて、空間が表現できる

  • 購入金額

    19,800円

  • 購入日

    2020年08月05日

  • 購入場所

    TSUKUMO

28人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • kaerkiさん

    2021/04/19

    高級そうなインシュレーターが・・・
    僕なんか貧乏な耳だからペットボトルの蓋。
  • cybercatさん

    2021/04/19

    旧メインスピーカーの下に敷いているやつですね。
    オーテク

    のなので、べらぼうに高いわけではないのですが、このスピーカー、響くデスク天板にベタ置きすると、低音がブーミーなので...

    ペットボトルの蓋でも音がよくなりゃいいんですよ、別に。
  • baelさん

    2021/04/19

    ボーカルがすべて初音ミクになるという仕様。だったりしないよねー。
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