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Paragon Hard Disk Manager 25th Anniversary Limited Edition

Paragon Hard Disk Manager 25th Anniversary Limited Edition です。

 


Paragon では、今、Hard Disk Manager 25周年のキャンペーン」をやって居る。

HPへ行くとトップページに「Hard Disk Manager 25th Anniversary Limited Edition 」のタイトルと「Get a key」のボタンがある。

 

 

■ダウンロードとシリアル

ここをクリックすると、SNSの投稿や名前やメアドを要求される。

「専用メアド」を用意して申し込む。


 

直ぐにメールが来て、それにSerial Nomber やインストーラーへのリンクが書いてある。

 

 

インストーラーは、最終的にはParagon Hard Disk Manager 17.exeとなる。

 

しかし、インストールすると、最後は「Hard Disk Manager 25th Anniversary Limited Edition 」になる。

 

その辺、「いい加減」と言うか、適当な所がパラゴンらしい。

 

(「ドイツ人」って、意外と「いい加減」と言うか「包容力がある」と言うのか?)

 

Limited Edition となっているので、注意。

 

余りこの言葉には期待しない方が良い。

 

「日本」では「タダより高い物は無い」などと良く言われる…。

 

要するに、本ソフトはParagon Hard Disk Manager 17の機能限定版と言う事だろう。

 

 

■インストール

 

 

Paragon Hard Disk Manager 17.exeをクリック。

Paragon Hard Disk Manager 25th Anniversary Limited Editionのレビューだが、インストーラーの名前はこれでOK。

 

間違いでは無い。

 

 

使用許諾契約。

読んで許諾するなら「次へ」をクリック。

 

 

個人情報に付いての定款。

 

全部読んだら「次へ」をクリック。

 


メールにある「Serial Nomber」を注意深く入れる。

「コピペ」でもOK。

 

 

「Serial Nomber」を間違って入れると青のが付かない。

 

正しく入力したら「インストール」をクリック。

 


 

これで、インストールが完了。

 

 

■使い方

 

 

デスクトップに出来たショートカットから起動。

 

 

本ソフトが立ち上がった。

 


立ち上がると、上の画面が出る。

 

 

■リカバリーメディアの作成

 

本ソフトは、Windowsにインストールして利用することも可能である。

 

しかし、本当の価値はリカバリーメディアから立ち上げて使えるところにある。

 

普段はWindowsから起動して使っていても、何らかの障害などでOSからが起動出来ないほどのダメージを受ける事もある。

 

そういう時は、リカバリーメディアから起動させる必要がある。

 

そこで、本ソフトをインストールしてまず行うのが、「リカバリーメディアの作成」である。

 

これは、「事が起きてから」では間に合わない。

 

最初にこれを作って置かないと、リストアの必要が出来た時に慌てる事になる。


メイン画面の左下の「歯車のボタン」から「設定とツール」を選び、さらに「リカバリーメディアビルダー」を起動する。

 

(普通は「Windows PE」)

 

プラットフォームとして、Microsoft Windows PEとLinuxがある。

 

(もつとも、「ADKを使う」だけだが、ISOの形のまま作る方法もある)

 

基本的には、Windows PEを選ぶ。

 

ただし、Linuxでは、今は使わないかも知れないが、「uEFI+NVMe(NVM Express)デバイスの抹消」なども可能である。

 

出来れば、覚えて置くと後々役に立つ。


さて、Windows PEのリカバリーメディアの作成だが、「CD-R」と「USBメモリへの作成」が選べる。

 

光学ドライブの無いPCは今は普通にある。

 

今更、CDーRも無いだろう。

 

また、USBメモリーに作成する場合はADKのインストールが不要となる。

 

ADKはダウンロードサイズが4GBほどあり、ダウンロードだけでも時間と手間の掛かる作業である。

 

手順としては、作成モードで「Windowsイメージを使用する(ADKを使用しない)」を選ぶ。

 

あとは、画面の指示に従う。

 

 

 

リカバリーメディアビュルダーだが、セットしたUSB メモリーの名前上で「左クリック」するとその部分の色が「青」に変わる。

 

これをしてから「次へ」をクリックすると作成が始まる。

 

 

 

使っているメモリーとスロットの規格にもよるが、この方法だと数分で出来上がる。

 

「何回やっても上手く作れない」と言う人が居る様だが、落ち着いてやれば出来る。

 

何事も疑心暗鬼に駆られると上手く行かない。

 

 

順調に作成が進んでいる。

 

 

めでたくリカバリーメディアが出来上がった。 

 

だだ、正しく出来た様に見えても失敗している事もある。

 

自分の場合、最初は何回も失敗した。

 

原因は、なぜかUSBメモリーがGPTで書き込まれていた。

MBRでないとブート出来ないらしい。

 

 

必ず動作確認をした上で大切に保存する。

 

 

 

■バックアップ操作

 

バックアップはHDDに取る事にする。

 

プレミアムレビューではその圧倒的なスピードからSSD に取った。

 

しかし、確かに速いのは良いのだが、高速なストレージをバックアップだけに独占させるのはもったいない。

 

それに、このテストはソフトの動作を確認するための物。

 

使えるのが分かって、なおかつお金が余ったら大容量のSSD を買って使う。

 

 

多少は時間が掛かるが、そこは我慢。

SSDの方が時間の節約になるが、「バックアップ用」にすると他の目的には使えなくなる。

 

 

 

例によって、超低速の東芝の2.5インチHDD とスタンド。

 

 

最初に、「何をバックアップするか」を指定する。

 

たいていは、「ボリュームバックアップ」だろう。

 

時間も容量も食うが、バックアップはこれが基本。

 


(バックアップが1つしか無いのでデフォルトで出て来た)

 

次に、「何にバックアップを収納するか」を指定する。

 

デバイス名やサイズを参考にして確認する。

 

バックアップやリストアの時は関係の無いストレージは外すのが基本。

 

ただし、それをする事によってドライブレターが変わる事があるので注意。

 

C以外のドライブレターは気にしないのが良い。

 

確認の画面が表示されるので、正しければ「今すぐバックアップ」をクリック。

 

バックアップに使うHDD は専用と言う事で、事前にフォーマットしてある。


分かり易い様に、名前はParagonLEとしてある。

 

バックアップの収納先はDドライブのParagonLEである。

 

このドライブは、ソフトはPatagonのLE専用で、PCはこのマシンのみで使う。

 

 

上の画面が表示されればバックアップは完了した。

 

 

HDD のデータを見ると、ParagonLEフォルダーの中にJob-202103150556591と言うデータが出来ている。

 

対象は7個のパーティション(3個のドライブ341.14GB使用済み)、保存先はDドライブの931.38GB空領域(931.51)。

 

バックアップの所要時間は約18分。

 

バックアップファイルを収納したHDDは、出番が来るまでショックに強いケースに入れて保管する。

 

バックアップに使ったHDD に別の目的のファイルを書き込んだりするのは止めたた方が良い。

 

それと、リカバリーメディアを使った復元作業は実際に試しておくべき。

 

最低1回はテストして置かないと、いざと言う時にあたふたしてしまう。

 

面倒でもこれをして置かないと、実際に復元作業が必要になった際に困る。

 

その手順が分からなかったり、失敗するといったことも少なくない。

 

ま、何もトラブルは無いのにテストするってのも無駄に見えるがやって置くべき。

 

後悔先に立たずってのは真実である。

 

 

■リストア

 

●Windowsからのリストア

 

バックアップの時と反対にやれば良い。

 

 

最初に、バックアップしたファイルを指定する。

 

今回はバックアップは1つだけなので分かり易いが、実際に使って居ると複数になる。

 

基本的には一番新しいバックアップを使うが、事情により古いものを使う事もある。

 

いずれにしても、日付けを頼りに選択する。

 

バックアップを取った時とドライブ名が違っている事があるので注意。

 

後は案内通りに指定すれば終わる。

 

日本語なので迷う事は無い。

 

 


所要時間の「約18分」は、超低速のHDDからの復元なので、かなり早い方だ。

 

 

●リカバリーメディアからのリストア

 

■方法1

 

最初にリカバリーメディアをセットしてPC の電源を入れる。

 

メーカーロゴの出る直前にF12などのキーを連打する。

 

各メーカーごとに違ったキーが決められている。

 

自分のLenovoのビジネスデスクトップではF12がブートメニューだった。

 

 

「スタートアップの優先順位その物を変更する方法」もあるが、ここでは説明を省く。

 

もう一つ、Windows 10には便利なやり方がある。

 

■方法②

 

「設定」⇒「更新とセキュリティ」⇒「回復」を選択する。

 

 

その中に「PCの起動をカスタマイズする」にある「今すぐ再起動」をクリック。

 


PCが再起動してカスタマイズの「オプションの選択画面」となる。

そこで「デバイスの使用」をクリック。

 

 

すると、「デバイスの選択画面」となる。

 

そこで「UEFI:UFD 3.0 Silicon-Power32GPMAP」をクリックすると、PCは再起動してリカバリーメディアから起動する。

 

 

方法①でも②でも、ここからは同じだ。

 

 

リカバリーメディアからの立ち上げさえ出来れば、後はWindowsの時とほとんど同じ。

 

 

ちゃんと言語も日本語になっているので安心だ。

 

 

画面で違う所と言えば、リカバリーメディアから立ち上げた時は「シャットダウン」と「再起動」がある。

なぜか、画面左下の小さな電源マーク。

これをクリックすると…。

 

 

今度は、ずーっと上に「電源」と出て来る。

 

以前のバージョンだと、「右上」の時もあった。

最初は見付からずに焦る。

 

後はネットワーク関連の設定やドライバーなどの設定がある。

 


後の手順はWindowsの時と同じなので割愛。

 

と言うより、画像が汚いので見るに堪えない。

 

リカバリーメディアからのリストアではキャプチャが取れないので手振れのあるカメラ画像だけ。

 

(専用の機器を揃えなければ…)

 

所要時間は20分ほどでWindowsからリストアしたのとほとんど変わらない。

 

 

※バイオス画面でブート優先順位を変更した場合は戻すのを忘れない事。

ここでは、「ブートメニュー」で一回のみ選択なので何もしなくて良い。

 

 

 

●その他の注意

 

複数のバックアップソフトをインストールして居ると上手く行かない事がある。

 

それとは関係ないと思うが、何かのアプリでバックアップドライブが使われていたり予約されて居るとリストアが出来ない事もある。

 

原因は今のところ良く分からない。

 

そう言う場合はリカバリーメディアから立ち上げてリストアすれば上手く行く。

 

 

それから、パソコンのソフトの古いバージョンで作ったバックアップからの復元は可能。

 

しかし、新しいバージョンで作ったバックアップから古いバージョンのソフトでは復元が出来ない。

 

ただ、個人的な感想としてはバージョン17はまだ評価版と見て居る。

17は出てから暫く経っている筈だが…。

 

●HDM 17の評価

 

今回の記念バージョンだけではなく、上位バージョン含めてバージョン17の評価。

 

たいていのレビュアーさんは「これは良いです。早く買うべきです」なんて紹介して居る。

 

色々と金が動いているのかも知れない。

 

自分の場合は、何もしがらみは無い。

 

バージョン16の評判が「イマイチ」だったせいか、15がまだまだ現役で使われている。

 

自分もまだまだ15を使い続けるつもりだ。

 

Paragonさんもその辺は頭の痛いところで、今回の無料配布となった模様。

 

とても初心者には使い易くなって居るが、15を使い慣れた者には却って使い難い。

 

「あの機能はどこ?」なんてアタフタする事も多い。

 

バージョン17もバグ取りも終わらない内に間もなく、新バージョン18が出るだろう。

 

そもそも、記念バージョン無理配布とバージョン18の発売とは戦略上繋がって居る。

 

ただ、新バージョンがどれほどの魅力のある物に仕上がるかはかなり不透明だ。

 

強いて言えば、「Windows 10 October 2020 Update正式サポート」ぐらいか?

 

しかし、Windows10でも結局はリビジョンによって対応出来ない事もあるだろう。

 

個人的感想では、先を争って新しいバージョンを買う事も無いと言う結論に辿り着く。

 

もちろん、新しいバージョンの方が安心だが、メーカーだって商売だ。

 

目先を変えながら売り続けるところは「ドーナツ屋さん」となんら変わりない。

 

まあ、「気が付いたら、真ん中は空っぽだった」なんて事にはならない様にして欲しい物だ。

 

そんな訳で、紹介はしたが「お勧め」もしないし、「止めた方が良い」とも言わない。

 

例によって、紹介したソフトを使用した事により何が起きてもhachi は責任は取らない。

 

シリアル入手の為にメアドを登録して仮にスパムが増えてもhachi は責任は取らない。

 

全ては本人の責任である。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2021年03月14日

  • 購入場所

12人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • cybercatさん

    2021/03/23

    Paragon、以前使っていましたが、最近チェックしていませんでした。
    最近SSDが満杯になってきているので、バックアップを取って使用頻度の低いファイルはHDDに落とそうと思っているので、ちょっと見て見ます。
  • hachiさん

    2021/03/23

    >cibercat さん

    まだやってると思います。

    「タダより高い物は無い」と言います。

    期待し過ぎない様にしてください。

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