自ブログへ掲載予定の「テレワーク下における自宅作業の効率化」をテーマにした記事用に、サンワサプライ社に直接交渉を行い、商品提供のご協力をいただきました。
今回のレビューは、その中で提供を受けた「サンワサプライ モバイルディスプレイ DP-01」の製品レビューになります。
シンプルな本体に、使い勝手を考えられたカバー
蓋を開けると保護シュリンクされた本体と説明書+正誤表が見えます。
内容物一覧。モニタ本体+スタンドカバー、両端USB Type-Cなケーブルと、HDMIケーブル、そして取説と正誤表。
スタンドカバーを開いた所。モニタには保護シートが貼られています。
上端が軽く張り付いている感じですが、モニタを使用する際は保護シートを下から上方向に剥がしましょう。
背面側に各ポートやスイッチに対する記号が記されています。
正面から見た際の右側面側。
上から(写真では左から)、電源用のUSB Type-Cポート、操作ダイヤルボタン、電源ボタン 兼 戻る・入力切り替えボタン。
操作ダイヤルは初回上に傾けると明るさ調整に、下に傾けると音量調整に入り、その後上下で明るさや音量を調整します。
電源ボタンは長押しで電源のOn/Off、設定変更時に押すと戻るボタンとして、HDMIとUSB Type-Cの両方で接続している場合は入力切替ボタンとしても動作します。
正面から見た際の左側面側。
上から(写真では右から)、mini HDMIポート、電源および映像入力用のUSB Type-Cポート、3.5mmヘッドホン端子。
USB Type-Cポートは左右両方についていますが、映像入力に対応しているのは左側面側のポートのみになります。
なお、電源供給が目的であれば、左右どちらでもOKのようです。
スタンドカバーはモニタ本体と磁石でくっついているだけなので、容易に取り外しが可能です。
カバー自体がスタンドの役割を持っていて、2段階の角度に調整できるようになっています。
手前側の溝にモニタ下部を引っ掛けるようにすると緩やかな角度で。
スタンドカバー、なかなか良く考えられてて便利ですね。
磁石で着脱が簡単なのに、くっついている間はしっかりとくっついてますしね。
テレワークでの仕事効率が向上!
今回はDELL Vostro15 7000(7580)の外部モニタとして使用します。
VostroのThunderbolt出力が本体右側になりますが、モニタはくっつけて並べたいので、DP-01を左側に設置します。
Vostro本体右側からDP-01本体左側へ、DP-01付属のUSBケーブルで繋ぎます。
DP-01を接続すると、Vostro本体液晶がモニタ1、DP-01はモニタ2として認識されます。
初期接続状態のままだと、DP-01がVostroの右側に配置されている状態になるため、Windows10のモニタ設定でモニタ2(DP-01)を左側にくるように設定変更します。
実際に使う際は、キーボードが正面になるのでDP-01の方は正面ではなく若干角度を付けて見やすいように調整します。
モニタ同士が離れていても大丈夫な場合は、DP-01を右配置で使っても良いですね。
実際に使ってみた感想としては……
やはり、モニタは大きいほうが見やすいですね。
モバイルディスプレイで15.6インチは大きいんじゃないか?と思うかも知れませんが、やはりこれくらいのサイズが無いと作業を行うには厳しいです。
Switchの外部モニタとして、であれば13インチのでも十分かもしれませんが、テレワーク等でPC作業を行うのであれば、このくらいのサイズは欲しいです。
うちのDELL Vostro15 7000(7580)のモニタがFHDの15.6インチなので、DP-01はそれと同じサイズなんですね。
外部モニタ繋いでデュアルモニタ構成で使う際に、左右で見え方が同じになると言うのは思っている以上に楽です。
液晶自体もノングレア(これ重要!)のTFTパネルで、視野角も広く、無駄な映り込みも少なくて非常に使いやすいです。
PCとの接続がUSB Type-Cケーブル1本で済むと言うのもポイントですね。
しかもケーブル繋ぐだけの手間いらず。
ドライバー類が必要になる、とかも無いので、本当に簡単に使えちゃいます。
PC持ち歩いて使う際にも、DP-01自体が付属のスタンドカバーで保護されるので、PCと一緒に持っていくのも、本体にType-Cケーブル持っていくだけでOK。
しかもモニタサイズの割に軽いんですよね。
定格で本体重量700gで、ケーブルやカバーの重量は含まない、との事ですが、PCの重さに+1Kg程度なら利便性考えれば十分許容範囲ですし。
テレワークで自宅作業する際にノートPC使ってる方も多いと思いますが、シングルモニタで行うよりもデュアルモニタで行う方が効率が良いと思います。
まぁ、こればっかりは実際にデュアルモニタ使ってみないと判らない部分ですね。
任天堂Switchと繋いでみる
ただし、任天堂SwitchにDP-01繋ぐ場合は、外部から電源供給を行う必要があります。
今回使用したのは、CYBER・モバイルバッテリー(SWITCH用)。
DP-01、モバイルバッテリーでも駆動可能なのが、これまた便利ですね。
ノーマルSwitchの6.2インチモニタって、筆者のような年齢になってくると割と目にキツイんですよね……orz
ならTVに繋げば、と言っても、TVは娘が録画番組見るのに専有される事も多いので、PCモニタに接続して使うくらいしか無いわけですが、そうなると今度は定位置でしか遊べない。
DP-01があれば、好きな場所で大画面で遊べるってのもメリットですね。
欠点とかは?
製品レビューなので一応粗探しもしてみたのですが……
ことDP-01については、今の所不満点見つかってないんですよね……
画面綺麗だし、軽いし、便利だし……
敢えて言うなら製品価格がお高め?
サンワサプライ直販店のサンワダイレクトだと¥36,300(税込)なので、海外系メーカーのと比べると高めに感じるけど、それらが売られているamazonで見るとDP-01も3万円切ってるんですよね……
海外系のメーカー問わずで良ければ1万円台半ば前後からあるようですが……
まぁ、その辺りは故障時に割り切れるか、とか、販売元に対する信頼性とか、その辺ですしね。
その辺りについては、正直どこに重きを置くかで評価変わってきますし。
日本メーカーって事を考えると、そこまで高いわけでも無い気がします。
個人購入は兎も角、テレワーク用途で会社に買って貰える、とかだと、選択する条件も変わってきますしね。
HDMI入力にも対応してるので、小型PCとかをDP-01に繋ぐだけでも十分作業環境整いますし。
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購入金額
0円
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購入日
2020年12月12日
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購入場所
サンワサプライ
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