SpeedyFox Portable です。
アイコンでも想像できる様に、ブラウザー(Firefox / Chrome / Opera)、Thunderbird などの動作を高速化するソフトです。
ソフトを使えば使うほど、SQLite で構成されているプロファイルのデータベースの断片化が進み、ソフトのパフォーマンスに影響が出てきます。
本アプリではプロファイルのデータベースを圧縮して最適化dw
断片化を解消し、起動速度を最大3倍、ブラウジング履歴や Cookie の操作の実行が高速化します。
特に、これは同じポータブルソフトでも PortableApps.com 対応のポータブルアプリなのです。
HPからダウンロードしてUSBメモリーなどにインストールして単体でも使えますが、せっかくなのでPortableApps.com Platform から使ってみます。
ダウンロードとインストール
日頃、PortableApps.com のPlatfornを使っていると言う前提の説明です。
「まだ使っていないので」と言う方は、導入した上で読み進んで下さい。
ランチャーの自動起動は、Windowsで設定すれば可能です。
しかし、自分は「Windowsを立ち上げたら必ず真っ先にポータブルアプリを使う」と言うほどの熱心なユーザーでも無いので…。
専用ランチャーをstart.exeから起動します。
PortableApps.com のPlatfornは、たくさんの対応アプリを一元管理出来るのでとても便利で、使い慣れると止められません。
「アプリの入手」もここから出来るので、わざわざHPを覗かなくても良いのです。
アプリの管理(A )ーもっとアプリを入手(G )ーカテゴリ順(W )とクリック。
すると上の画面が出ます。
しかし、小さくて見難いので拡大したのが下の画像です。
下の方にありました。
Speedyfoxにチェックを入れて「次へ」をクリック。
ダウンロードとインストールは直ぐに始まります。
ダウンロードとインストールは、ここでは一連の作業として連続して行われます。
今回のアプリでは、ライセンス契約の同意は求められませんでした。
求められれば画面は止まって認証確認の入力待ちになるので、はありません。
アプリの仕様によっては出る事もあります。
アプリが追加されたので、後はプラットホーム(専用ランチャー)から使用出来ます。
使ってみよう
それでは、早速、アプリを使ってみましょう。
「ユーティリティ」のカテゴリにありました。
(確か、ダウンロードする時は「その他」のカテゴリからだったのですが…)
メニューの Speedyfox をクリック。
⇩
本アプリを起動すると、サポート対象ソフトが自動的に検出されて一覧表示されます。
最新ver.では、Microsoft Edge にも対応しています。
「Optimize」ボタンをクリックすると最適化されます。
※ 最適化したくない場合は、そのソフトのチェックを外しておきます。
「Firefoxは使用中!」と怒られました。
自分で手動でFirefoxのタスクを終わらせてから「Retry」。
アプリは、とても軽快に動作します。
オプチマイズが終わりました。
これで、システムは高速化されました。
ここで、試しにCommand line をクリックしてみた。
見て確認して終わる時は「Close」で終了。
(この画像は、二枚の画像を縦に重ねています)
「怖いけど、コマンドラインに入力すべき文字列を見てみたい」と思ったら「Copy」。
テキストエディタ―で見たのが上の画像の下の方。
そっくりそのままコマンドラインで実行すればオブチマイズ出来る(らしい。
別に怖くはないけど、初心者なのでコマンドラインなんて良く分かんないので覗くだけにしときます。
ま、ちゃんと「コピペ」さえきちんと出来ればコマンドラインは怖くないです。
でも、ここは敢えて「覗くだけ」にして置きます。
使用感想
「プラシーボ効果」もあるかも知れませんが、FirefoxやThunderbirdがとても軽くなって速く動作しています。
結果が数値で表せないのが残念ですが、精神衛生的にもとても良いです。
興味のある方はお試しください。
※画像の結果と本アプリの効果とは余り関係はありません。
敢えて、「SpeedyFox危険、不要」説
このアプリの評価は様々なのは自明ですが、敢えて「危険」や「不必要」だと言う意見も紹介して置きます。
「このアプリはブラウザの動作を高速化してくれてとても便利」と言う感想も多いのですが、「反対意見」も多いのです。
そもそも、「デフラグツール」とか「本アプリ」の様な「オプティマイザー」のみたいなアプリケーションはストレージ上のデータベースを何度も繰り返して読み書きを繰り返します。
この行為はとてもリスキーで、他のアプリよりもデータの破壊が何倍も起き易いのです。
例えば、Mozilla のプラットフォーム製品(Firefox、Thunderbird など)の場合には、すでに、SQLite データベースの自動最適化を念頭に置いて書き込みするプログラムが最初から備わっているのです。
ましてや、ストレージとしてHDDよりもSDDが多く使われる今日、この種の「オプティマイザー」はストレージの寿命を確実に縮めますので「百害あって一利無し」などと悪口さえ叩かれています
また、MicrosoftもWindows 10 でのこの種のアプリの使用は「禁止」はしないものの、「推奨はしない」と言っています。
レビュアーとしては、紹介して置きながら「使うな」とも言っている様に聞こえますが、そう言う事ではありません。
レビュアーは本アプリも使ってみなければ評価は出来ません。
実際に使ってみて、「良いところ」も「悪いところ」も広くひっくるめて皆さんにお伝えします。
しかし、読者自身がそのアプリを実際に使うか使わないかは、最終的には本人の判断です。
そんな訳で、決して「逃げ」を打つ訳ではありませんが、くれぐれも「レビュアーへの過剰なクレーム」はしないで下さい。
(本当に「御釈迦」になったSSD。これがホントの「お逆様」)
※「もう少し、こう言う風に表現したほうが良いよ」と言う様な「アドバイス」は謹んで聞かせて頂きますが、「SSDが死んだから金返せ!」と言う「モンスタークレーマーのイチャモン」は聞く耳を持ちません。
使用ver.
投稿時点でのver.は、2.0.30(Build 155)です。
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購入金額
0円
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購入日
2020年12月21日
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購入場所
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