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ポータブルアプリの薦め ③PortableApps.com Platform

 

PortableApps.com Platform です。

 

 

■□PortableApps.com Platform □■

 

PortableApps.com Platformは、日本語で利用できるUSBメモリー用のランチャーソフトです。

 

(USBメモリーとPlatform を上手に利用しよう!)

 

PortableApps.com が提供しているUSBメモリー用のアプリを一元管理し、素早く起動させることができます。

 

海外製のソフトウェアですが、インストール言語に日本語を選択する事で日本語で誰でも無料で利用することができます。

 

この Platform の凄いところは、「PortableApps.com が提供していない、普通のポータブルアプリ」さえも利用出来る事」なのです。

 

これは凄いです。

 


  ダウンロードとインストール

 

①ダウンロード

 

 

PortableApps.com Platform をダウンロードします。

 

(リンクは示しません。自己責任で検索して下さい)

 

「Download from PortableApps.com 」ボタンをクリックしてダウンロードします。

 

画面が変わりますが、関係のない 「STARTボタン」はクリックしないでただ待つこと。

 


②インストール

 

(「中身」は消したが「名前」はそのまま)

 

まず、USBメモリーをパソコンにセットして、内容を確認しておいてください。

 

「新品」の使用をお薦めしますが、「消えても良いのを承知の上」ならば使用中の物でも構いません。

 

(事前に名前を付けて置いたUSBメモリー)

 


最低限、「ドライブ名」や「メモリーの名前」を確認しておいて下さい。

 

事故を防ぐ意味で、「他のUSBメモリー」は取り外して置くのが賢明です。

 


次に、ダウンロードしたセットアップファイルからインストールします。

 

ファイル名は、”PortableApps.com_Platform_Setup_17.1.1.paf.exe” です。

 

「フォルダーマークのアイコン」をクリック。

 

最初に言語選択画面が表示されます。

 


「日本語」(デフォルト)を選択して「OK」ボタンをクリックします。

 

 

セットアップ開始画面が表示されます。


案内が日本語になっているので安心です。


「次へ」ボタンをクリックします

 

 

ライセンス契約書画面が表示されます。


「同意する」ボタンをクリックします。

 

 

インストールの種類画面が表示されます。


今回は「新規インストール」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

 

 

インストール場所画面が表示されます。


「ポータブル」(携帯デバイス)を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

 


(ドライブはE\、名前はADATA UFDで間違いない)

 

インストールデバイスの選択画面が表示されます。


USBメモリーのドライブを選択して「次へ」ボタンをクリックします。

 

 

インストール確認画面が表示されます。


確認して「インストール」ボタンをクリックします。

 

 

インストール中。

 

通常は見ているだけ。

 

 

これで、インストール完了です。

 

「完了」ボタンをクリックします。

 

この後、「日本語化」の手順は必要なく、すぐに「日本語」で使えます。

 

もちろん、「料金請求」などはどこからも来ません。

 

「使用登録」なども一切求められません。

 


  PortableApps.com Platform の使い方

 

①アプリケーションを追加する

 

初めて起動。

 


(初回起動時は"Start.exe"から)

 

初回の起動時にはアプリは1つも登録されていないので、否応なしに「アプリ登録画面」が表示される。

 

(バックにカラのランチャーも表示されているが、当然、作業は出来ない)

 

 

これが、「新しいポータブルアプリのダウンロード」画面。

 


PoratbleApps.com が管理するアプリケーションここで追加できます。

 

(管理外のアプリも、適当なフォルダーを作ってそこに放り込むだけで使える)

 


追加したいアプリケーションにチェックを入れ「次へ」ボタンをクリックします。

 

ここでは、”Firefox””Thunderbird” の2つだけ。

 


すると、選択したアプリケーションのダウンロード・インストールが始まります。

 

USBメモリーの規格にもよりますが、結構、時間が掛かります。

 

 

通信状況などにより、エラーが出ることも。

 

仕方ないので、メッセージを読んだら「OK」

 


※ 途中で別途インストーラー画面が表示される場合もある。

 

「完了」をクリック)

 

エラーが出た時はもう一度トライして見てください。

 

 

たいていは2回目は成功します。

 

終わったら「完了」ボタンで終了。

 

 

 

タスクトレイのアイコンをクリックするとランチャーが表示されます。


ランチャーを表示するとインストールしたアプリが一覧表示され、クリックして起動できます。

 

 

これで、ようやくアプリ登録済みランチャーが立ち上がりました。

 

でも、登録アプリが2つだけなので少し寂しいです。

 

それに、スキンもデフォルトの平べったく影の薄い物になっています。

 


他のポータブルアプリを追加する

 

アプリをもっと追加します。

 

さっきやったのと同じですが、一応、説明して置きます。

 

 

 

「アプリの管理」-「もっとアプリを入手」-「カテゴリー順」開く。

 

 

初回立ち上げの時と同じ様な画面が出てくるので、好きなアプリを追加。

 

を入れて「次へ」ボタンをクリック。

 

 

一部の画像は省略します。

 


(この画面でずーっと「入力待ち」になっている事がある)

 

ただし、今回は選択したアプリの関係で「ライセンス契約」の画面は出ませんでしたが、アプリによっては表示されるようです。

 

出た時は、「同意する」をクリックして下さい。

特に、インストール中に何時間も進行が止まって見えるような時は、「インストール画面の奥」と言うか「裏」を確認して見てください。

だから、「たくさん選んだアプリを無人でインストールする」ってのは無理みたいです。

 

ランチャー右下の「×」ボタンをクリックしてランチャーを一度終了します。

 

 

USBメモリーの Start.exe から再度ランチャーを起動します。

 


(ウィルス対策アプリが2本増えている)

 

すると、追加されていることを確認できます。

 

次に、ランチャーの「スキン」を好みの物に変えてみます。

 


「設定」-「テーマ」とクリック。

 

 

 

 

ずいぶんとたくさんのデザインが用意されています。

 

好きなテーマを選んで「OK」をクリック。

 


(「クラシックダーク」が好きです)


これで「カスタマイズ」出来ました。

 

 

③「ランチャー」としての本来の使い方

 

「本来の使い方はもっと早く説明すべきなのでは?」との指摘もありそうてすが、ランチャーとしての使い方はこの位置がベスト。

 

①で説明しようにもアプリの仕様により不可能です。

 

②として説明するにも、ランチャーにはたくさんの登録アプリがあってこそ成り立つ。

 

「登録アプリ数4本」ならランチャーは要りません。

 

 

さて、時間省略のためここで説明のために使用していたUSBメモリー(上の画像の左)を普段から使用しているポータブルアプリ用のUSBメモリー(グリーンと黒のデザイン)にを差し替えます。

 

何十本ものアプリの登録を時間を追って説明するには何日も掛かります。

 

(説明なしで待つだけでも)

 

「時間省略」とはそう言った意味です。

 

ここからは、「使用者がUSBメモリーに既にたくさんのアプリをインストールしている」と言う前提で説明します。

 

 

「PCに電源を入れて初めて」の時は”Start.exe” から起動。

 

 

 

ランチャーが表示され、小さなアイコンがタスクバーに鎮座します。

 

デザインは今までの物と同じ。

しかし、かなり多くのアプリが登録済みになっています。


ランチャーの本来の使い方の説明は簡単。

ただ、使いたいアプリの「アイコンと名前」をクリックするだけです。

 

 

上の画像は、一番上がDefraggler、下左がGeek Uninstaller、下右がLufas

 

もちろん、全てがPortableAppsです。

全てのアプリは日本語で使えています。

 

アプリを終了すると、ランチャーもタスクトレイにアイコンに収納されます。

再び使うにはアイコンをクリックします。

 

ランチャーは開始時は必ず「導入済みの対応済アプリの更新」をチェックして更新があるとダウンロードを促す機能も備えています。

以上で、「ランチャーとしての本来の使い方」の説明を終わります。

 

 

④USBメモリーのデータのバックアップと復元

 

●USBメモリーのデータのバックアップ

 

このランチャーのとても便利な機能の「バックアップ」の使い方についての説明です。

 

 

ランチャーの画面から、「バックアップ」-「ファイルのバックアップ(B)」とクリック。

 

 

すると、PortableApps.com Backup」の画面がでます。

「次へ」をクリック。

 

「何をバックアップするのか?」-「完全(携帯ドライブ内のすべてのファイル)」を指定。

「バックアップのオプション」-「C\Users\hachi\Documents」と指定。

これで良ければ、「Backup」をクリック。

 

 

バックアップ中。

USBメモリーや使用するスロットの規格により、掛かる時間にかなり幅があります。

 

 

今回は、数分で完了しました。

「完了」をクリックしてバックアップを終わります。

ちゃんとバックアップできているか、一応、確認しておきましょう。

 

PC本体側に、ZIP圧縮されたバックアップファイルが作られています。

(バックアップに使用したフォルダーは、「余りお薦めできる場所」とは言えません)

復元の必要が出来た時は、このファイルから復元します。

 

 

何らかの原因で失敗する事もあります。


なぜか、「あと一息」の所で暗礁に乗り上げるというトラブルがありました。

どうやら、とても珍しいケースです。

 

自分のPCのUSB2.0スロットの使用電流が上限ギリギリの所でかろうじて動作していた様なので

す。

 

「最後の一仕事(作り上げたバックアップファイルを纏めて圧縮して書き込む)」をする時に大きな負担が掛かる。

 

そこでUSBの電流がマックスになって電圧が下がりエラーとなる…。

同じスロットから枝分かれしたUSB2.0スロットに刺さっていた「ヘッドホン」を外したら上手く行きました。

 

今まで正常に動作していたのが不思議です。

※ポータブルアプリ用USBメモリーのドライブ名が「I:」になっていますが、この時はドライブ名が変わった様で間違いではありません。


「バックアップ」に成功したので、今度はそのファイルを使って「復元」をします。

 

●バックアップファイルからの復元

 

 

 

ランチャーを立ち上げ、「バックアップ」-「バックアップから復元」をクリック。

 

事前にバックアップして置いたバックアップファイルを見付けます。

 

 

「名前にも日付の入った圧縮ファイル」なので直ぐに見つかる筈です。

C:\Users\hachi\PortableAppsBackup-2020-12-18-Drive.zip です。

 

 

確認のための画面です。

復元の設定の「詳細の表示」はさせたいならを入れてください。

「Restore」をクリック。

 

 

復元が開始されました。

「詳細表示」は、はっきり言ってウザいです。

 

 

「復元」は意外と短時間で終わりました。

ところで、ここで確認して置きたいことがあります。

「復元」は、バックアップソフトを使った「使用中のシステムの復元」と同じ様に、USBメモリー上のアプリを使いながら「そのメモリー自身」に復元します。

 

「別のUSBメモリー上に復元するもの」ではありません。

 


(この際、「Z230」は関係ないです)


自分は、復元先用に新しいUSBメモリーを用意して「フォーマット」までして待っていました。

 

しかし、最後まで「復元先」を訊ねられる事はありませんでした。

 

ま、「そう言う仕様」ですからボヤいても仕方がありません。

 

ここで一つの疑問が湧き上がります。

バックアップは、アクシデントに備えてUSBメモリーを無くしたり壊したりした時に対処するために行うもの。

やっぱり、安全のためには「USBメモリーのコピー」を作って置いた方がBackupには良いのでは?

でも、メモリーを壊したり紛失した時は?

  1. 充分な容量の新品のUSBメモリーを用意。
  2. そこに、プラットホームだけインストール。
  3. そして、取り置いたBackupからRestore。

 

多少面倒ですが、これで効率良く復元が出来ます。

そんな訳で、時々はバックアップはしておいた方が良いです。

 

⑤対応アプリのアンインストール

 

さて、一般的なPortableアプリは「インストール」も「アンインストール」も要らないと聞いています。

そもそも、「PortableApps.com Platform で使える様にアプリをエントリーする作業」が「インストール」と呼べるか?

 

「ポータブルアプリはインストールもアンインストールも要らない」と言うのが大原則。


だから、「ポータブルソフトはレジストリを汚さない」とも言われているのです。

自分は、こう考えています。

 

ーーーPortableApps.com Platform で使える様にする作業は「広い意味のインストール」であって、普通使われる「インストール」とは違う。

もちろん、レジストリも弄らない。

 

 

PortableApp.com 対応アプリのアンインストールについてネットでも調べましたが、ほとんど情報がありません。

ただ一つのヒントは、Platform の「アプリ管理」です。

 

「アプリ管理」を開いても、

 

  • 更新確認
  • もっとアプリを入手
  • アプリをインストール
  • アイコンを更新
  • 隠したアイコンを表示

 

しかありません。

 


(全部消すだけ!(やり過ぎ))


要するに、公式的にも、いつも行儀悪く自分がやっている様に、

 

  • 「アプリが不要になったら、フォルダ毎全て消す」

 

が「大正解」なのです。

 



もっとも、USBメモリーにインストールしたものなら、

 

  • USBメモリーをスロットから抜くだけ

 

なのです。

とにかく、ポータブルは「楽ちん」なのです。

 

 

■□まとめ□■

 

 

PortableApps.com Platform は、とても優秀なランチャーです。

 

このランチャーを使うことで、PortablApps が何倍も便利になります。

 

 

最後の「バックアップと復元」は、昨日、早速恩恵にあずかりました。

 

PortableApps用のUSBメモリーが以前から少し調子が悪かったのですが、ここの所、読み出し専用の御釈迦に…。

 

早速、レビュー用のUSBメモリーに復元。

 

やっぱり、保険の意味でのバックアップは大事です。

 

 

それから、PortablApps.com に対応したアプリが多いのに驚きました。

 

PortableApps.comの話では、400本以上、36GB あるそうです。

 

このランチャーともポータブルアプリとも、末永く付き合うことになりそうです。

 

 

■□お断り□■

 

なお、一度はまとめたものの「画像追加等により、タイムスタンプが時間軸的に違和感を感じる部分」も少なからずあります。

 

しかし、この違和感修正のためだけに全てのキャプチャーを取り直すのには膨大な時間と手間が掛かってしまいます。

 

ここは一つ、目を瞑って下さるようお願いします。

 

また、説明がダブる箇所は画像もタブって多少しつこくなりますが、何卒ご了承下さい。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2020年12月17日

  • 購入場所

    PortableApps.com

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • まこりんさん

    2020/12/17

    コレはすごい!
    一気に快適になりますね。
    僕も作ってみます。良い情報ありがとう御座います!
  • hachiさん

    2020/12/17

    >まこりんさん
     
    自分でも使って見て凄く便利です。

    メインのストレージを圧迫しないのも良いし,時々しか使わないアプリにも良いです。

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