いわゆるHDMIスイッチャーですが、動画作成で可能性が広がる機械です。
今春WEB会議をせざるを得なくなり、また2つほどサークルに参加していますが定例会もできなくなり、当初音声のみで行っていましたが、Wifi環境やネット通信環境も問題ないので仕事にも、プライベートでも使用できるかな?という感じで購入しました。
ちょうどYOUTUBER各位がこのMINIと上位機種のATEM PROのレビューをしていた関係と、物流やサプライチェーンの関係で、入手が困難な時期でしたが、運よく入手できました。
WEB会議がより充実…まずは簡単な動画です
従来はUSB接続のHDMI接続のキャプチャー(4K)やThunderbolt2接続のHDMIキャプチャー(FHD)を使用して、DSLR(HDMIスルーパス機能あり)をWEBカメラとして認識させていましたが、コンテンツ共有させる以外に資料等を配信したり、ましてや写真や動画配信は大変でした。
*コンテンツ共有の準備が大変で、また動画は相当画質が悪くなっていた。
最近のノートパソコンはHDMI出力が可能なので、在宅でWEB会議をするときには自宅のプライベートネットワークにあるNASやPCのファイル共有を利用してノートPCで、パワーポイントや写真・動画を配信できればと思いいろいろ探した結果、ATEM MINIに行きつきました。
簡単に動画を作成しましたので、ご紹介します。
4台のHDMIデバイスを接続可能で、手元スイッチで簡単に切り替えでき、PC(USB-Cで接続)にインストールしたソフトでも制御可能です(LANでも可能ですが行っていません。操作が遠くで行う必要性がないためです)
今回はDSLRx3、PCx1を接続した動画です。PCで録画もできますが負荷がかかるのでNinjaVで収録しています。
ProはSDカードに同時録画可能ですが、上記のようにHDMI録画機がありましたのでMINIにしました。
(2021.02.06修正追記:ご指摘により)
ProはUSBデバイスへの同時録画が可能。またUSBハブ経由でも録画対応しています。
もっと早く買えばよかった♪
動画配信や積極的にYouTube等に動画アップをしていませんが、主に仕事関係では「限定配信」で、動画説明の方が分かりやすい理由で、多用しています。
特に海外企業とのやり取りでは、メールやドキュメントの補助として動画を作成し、実験等を記録して配信(NASを利用したり、You Tubeにアップ)しています。
またサークルは主に写真を見せ合う事が多いのでSSDに保存、それをノートPCで見せるというスタイル。それと年配者へのボランティアでパソコンやスマフォの操作を教えることもしています。
従来の方式で問題ない場合もありますが、WEB会議システムが安価で利用でき、会えない状況でも交流は可能ですので、多少とも「臨場感」というか、楽しんでもらいたく導入したのですが、大変満足ですし、参加者にも好評です。*何人か導入されました。4月以降は2ケ月待ちだったらしいです。
【良かった点】
- 鮮明な画像が送れる。WEB会議は圧縮されますが、元映像の解像度が高いので劣化が少ない
- 簡易的な音声ミキサー機能。
- HDMI出力可能なので、NinjaVに収録可能。編集しYouTubeにアップし限定配信。
- ソフトが素晴らしく、機能性に優れる。
- Picture in Pictureが簡単にできる。
- カメラユーティリティーを使用し、PCに動画を取り込みそれをHDMI出力させ、NinjaVで録画することで、いわゆる操作マニュアルビデオができる。
- クロマキー処理も可能。
【改善点と思う事】
- メイン電源のON/OFFが本体にない。ON/OFFコンセントを使用。
- エフェクト機能が少ない。
- 良かった点にも書いたが、Picture in Pictureの自由度が欲しい。
NinjaV出力録画
HDMIx4 Input, HDMI x1 Output,USB-C(webcam out),LAN port,モノラルマイク端子x2
室内撮影に限定されますが、良い編集機材です
AC電源での駆動ですので、室外用途には向きません(と言うか必要ないですね)。
いわゆるHDMI切り替え機を購入していましたが、意図した用途には向かないのでお蔵入り。
4万円弱が高いか安いかですが、私は映像のプロではありませんが安いと思います。
また驚いたのは以下の方法で操作状況を録画できました。
iPhone→Lightning HDMIアダプター→ATEM MINI→OBSスタジオにて収録。
*Android スマフォはXperia XZ Premiumですので、HDMI出力に対応していません♪
*Bandicam等で画面キャプチャーする方法はありますが、CPU負荷が高くなり画質も良くないと思います。
iPhoneはHDCP(コピーガード)機能がiOSにあるために、いわゆるHDMIキャプチャーはコピーガード解除機能(違法?)しか使えません。勿論有料ソフトでミラーリングやApple TVを同一Wifi下で使う等方法はあると思いますが、録画はどうなのか知りません。
目的は今回のコロナ禍で回りの方々が初めてスマフォを持たれる方が多く、その方々に使用の仕方をレクチャーするために、動画の方が分かりやすいと考えたためです。
*最初はアナログで手順を書いた「基礎項目」のマニュアルを印刷して、配布。
詳細お聞きするとお年寄りだけの世帯はWifiもないお宅が多かったのですが、DVDはほとんどお持ちでした。できるだけ簡単に説明し、分からないことは連絡をもらうようにしました。
結構パスワードを知ったりするので、責任重大ですが♪初期操作はキャリアで教わっているみたいですね。
結果Wifi環境の方や、通信無制限(と言っても制限ありますが)の方にはLINEグループで現在は交信しており、人間関係で3グループになっています。
LINE以外では①パソコンがあり、②インターネット接続環境にある場合はWEB会議で使用している「WeBex」に招待して双方向で進めています(いろんなテーマを考えて行っています)。
これらの作業にATEM MINIとNinjaVは最高の組み合わせで、日々勉強させてもらっています。
iPhone12でのLINE操作動画(ほんの触りです)です。
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購入金額
38,290円
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購入日
2020年03月頃
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購入場所
solunarisさん
2021/02/06
↑と書かれている部分ですが、ATEM Mini Proに、SDカードスロット無いですよ?
それともOBSを通して、PC側のSDカードでの録画という話でしょうか?
同様に録画を試みていますが、抜け止めが無いため実に心許ないです。
ケーブルを押さえるクランプを併用しないと面倒ですね。
kensanさん
2021/02/06
SDカードではなく、USBデバイスです。
HMDIの抜けでしょうか?USB-Cケーブルの抜けでしょうか?DSLR側には付属のケーブルストッパやクランプは必須ですね。ATEM側も抜けに関しては経験はないですね。
solunarisさん
2021/02/06
安めのSSDだと転送レート的に駄目なものもあるようですね。
USB-Cは多少引っ掛かりがあるので大丈夫ですが、抜けとしてはHDMIが気になります。
移動しながら配信とか無理難題な要望も割と多いので、いろいろと工夫が必要ですね。
kensanさん
2021/02/06
なるほど移動があれば厳しいかもですね。私は完全固定での使用ですので気にしていませんでした♪単純なHDMIスイッチャーと思っていたのですが、なかなかどうして機能的に優れていると思っています。
従来はHDMIスイッチャーとHDMIキャプチャーを2つ(CAM LONKとBM Mini Recoder)を使ってOBSでの配信をしていましたが、複雑な作業が困難でしたが、WEB会議が本格化してきたときに購入しましたが、本当に楽になりました。SSDですが使ったことはないですが(Proじゃないので機能がない)NinjaVの経験で300MB/Sあれば問題ないと思いますが、Proをお使いの方がそう判断されているのであれば、そうなんでしょうね。
solunarisさん
2021/02/08
カートにポータブル電源とATEM Mini Proとモニター関連一式積んで、
屋外の園地内をリポートしながら回るってのをやりました。
本当はLiveUだと良かったんですが、なにせZoomだったもんで。
普段はSDIの方が多いのでShougun使ったりしてますが、業務でのHDMIは非常に不安です。
でも個人的にはNinjaVが欲しい気もしてます。
kensanさん
2021/02/08
お一人でされたのですか?業務用カメラがあればSDIの方が良いですね!昨年8月当社工場とスイスの提携会社とWebexで加工の確認会議をしましたが、その時はカメラ3台に無線HDMI送信機を取付け、3台の受信器と単純なスイッチャーで交信しました。送受信機はレンタル。ディレクターも必要でした(CAM_1/2/3/4*CAM1はメインカメラ)の切替は会議を行っているものが手許で切替、カメラはビデオカメラかDSLRでした)。100m対応でしたが少し遅延はありましたが、画質は良かったです。コードを延長する方が危険だったので。価格もこなれてきましたので一度購入したいと思っています。
但し1080Pまでで4Kは無理かと思いますが(良く知りません)。
solunarisさん
2021/02/09
kensanさん
2021/02/10
なるほど。まあこちらの無線HDMI使用はあくまで映像伝達が目的で250㎡程度の撮影範囲で、3台のカメラの内2台は固定(人が持っていましたが)でしたし、会議をしている私たちが手元で切替して先方と話をしていましたので有効な方法でした。インタビューを含む準放送でしたらつらいかもですね。録画収録編集と違い、現場生配信は大変かと思います。スタジオ配信的なことは以前と違い楽になってきていますね。