メーカーでの展示イベント用デジタルコンテンツとして使用します。
VR(Virtual Reality/仮想現実)の場合、没入感は凄いのですがブースに広い空間と2つのセンサーの設置が必要なため運用が多少面倒だったのですが。MR(Mixed Reality/複合現実)を導入することで、使用者は座ったままでいいし、準備も繋ぐためなので小規模なイベントの時はこちらの方が取り回しが楽になります。
シンプルに MR ヘッドセットをノート PC に繋ぐだけっていうのが準備がいらないのでクリエイター側は特に楽です。制作コストもほとんど変わらないし。
選ぶほど違いがないので、適当に自分の好きなメーカーのものでも選べばいいと思います。
今回手元にきたのは富士通製ヘッドセットでしたが僕が選んだものではなく、商社が選んで送ってきたもので何でもいいんだと思います。
ヘッドセットとコントローラーが2つ。コントローラーは乾電池式だったので、それがちょっと自分的にはマイナス。海外に大量の乾電池を持ち込んで空港で騒ぎになってから、乾電池はちょっとトラウマ。
表面がテカテカしてます。これでどうやって位置を取得するのか不思議だったのですが、要はスマホと一緒でジャイロと加速度センサー内蔵してるってことですよね。
VR+AR=MR だそうで、現実と仮想を合わせるから Mix らしいのですが、概念が正直分かりにくいですよね。真ん中じゃなくて乗算というところが正直わからん。バイストンウェルの概念からやり直してほしい。
あとツルツルなので、こんな感じで指紋がめっちゃつきます。
コンテンツ試作中に、いちいち被るのが面倒だったからか、誰かが顔面近接センサーをシールで塞いだようです。これでいちいち被らなくてもスイッチが入ります。というか、ヘッドセットの「被るとスイッチ入る」の機能って誰が得するんでしょうね。
スタンドと一緒になったコントローラは VIVE のものより機能的なデザインだと感じました。
握った感じのところに丁度ボタンもあり使いやすいし。
握ったかんじ。
ゲームのコントローラと似た感じのグリップ感。
ヘッドセットと PC をケーブルで繋ぐだけでソフト(MRポータル)が起動するので、初心者でも扱いやすいです。
誰だよ、スタート部屋の床に置物並べたヤツ。
操作が分からなくても誰でもこの程度がなんとなく分かって遊べるようです。
感覚的に操作できるので、究極のスキュアモーフィックともいえる──いやそのまんまですね。
コンテンツは 3D での開発になるのでデザインする側にもスキルが必要になるのですが、あらゆる分野で進歩しているところなので、いつ面白いものがでてくるか、ワクワクしますね!
低価格で実現するバーチャル
低価格帯でバーチャルが体験できるので、プロ(?)でない限りは満足できるモデルなのかなと思います。
独自のコントローラのデザインはゲーム端末的で、なかなか面白いですね。
洗濯したい
バイザーのクッション部分が洗濯できれば良かったのですが、そういう作りではないようです。
ヘッドフォンもそうなのですが、バイザー型端末って収納にも困りますね。ただ VR のようにセンサーの設置が必要ないので部屋が狭くても利用に問題が無いです。
本体はツルツルテカテカしていて指紋がつきやすく、傷も付きやすいと思うので扱いには注意です。
価格以上の没入感
MR ヘッドセットは数万円で購入できます。ユーザーにとってもクリエイターにとっても良い時代になったものだなぁ。
レンズが固定で調整できないので、骨格や視力でだいぶ快適さが変わると思います。
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購入金額
29,800円
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購入日
2020年11月28日
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購入場所
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