コンテンツそのものだけでなく、検索の仕方も動画での検索へとシフトしています。
動画での検索というのは理にかなっていて、例えば「オムレツの作り方」を検索したい時に大量の画像とテキストのページを検索するより、動画で見た方が分かりやすいですね。新型の車を調べたいなと思った時も、いろんな角度から確認できる動画の方が見やすいと言えます。スマホで調べようと思っても、ひたすらスクロールしないといけない画面より動画を眺めているだけの方がいいですね。今後は企業でも動画コンテンツの準備をする必要があると思います。
そんなわけで動画コンテンツ制作の案件依頼も増え、タイムラプス動画の準備を始めました。
タイムラプスとは、意図的にコマ数を落とした動画、もっとわかりやすく言うと静止画をつなぎ合わせて、パラパラ漫画のようにかくかくと動かす動画のように見せるものです。
市販のものでもタイムラプスを実現できる機能のあるカメラは多く、僕の所持しているものの中では GoPro がそうです。4Kなのでとてもキレイに撮影できるうえ、細かい設定もできるのでタイムラプスに向いています。
GoPro で解決なのですが・・・。
短時間しかもたないバッテリー駆動の GoPro だと都合が悪い。そこで「タイムラプス専用カメラ」を購入して撮影することにしました。
今回は Brinnno というメーカーのものを購入しました。いろんなグレードのものがラインナップされているのでお財布事情や目的の品質に合わせて購入できます。
1万円~2万円前後で購入できる専用カメラで、屋外で使用可能、乾電池使用のため電源コンセントの確保の必要がなく、しかも数か月の間も電池がもつという、巨大建造物の撮影にも使用できるタイムラプス用カメラです。
外箱は英語でしたが、マニュアルは日本語のものが含まれていました。
乾電池も含まれていました。すぐ使えますね。
8GB ですが、SDカードも同梱されていました。付いてないと思ったのでびっくりしました。
付属物は一通り揃っているので、開封後すぐに設置して撮影するところまでもっていけます。
本体はとても軽いです。
あと明るいグリーンなので、カメラ設置後もめちゃくちゃ目立ちます。他の社員に「あのカメラは何?」とよく聞かれました。
背部はシンプルで、電源スイッチと2つの操作ボタン、そして液晶パネルです。
液晶パネルはひと昔前の携帯電話の画面のような粗さです。でもまぁ見えないことはない。
解像度は悪いですが、鮮やかで見やすいです。
電源スイッチだけは回転させる方式で、意図的じゃない電源のON/OFFが無いように工夫されています。
乾電池を長くもたせるために、液晶画面などは省エネモードで消えてしまうのですが、この電源スイッチは物理的にON/OFFが確認できるので良いポイントです。
何秒置きに撮影できるかが細かく設定できます。さすがタイムラプス専用で、かなり細かく設定できます。
タイムラプスに特化しているだけあって、かゆいところに手が届く設定ができるところが魅力です。
一般的な企業の終業時間帯である「朝9時から夕方17時まで撮影」などという設定ができます。
そのため、1回設置したらカメラの電源を落としたりする必要が一切ありません。
またこの設定ができるおかげで夜間に撮影しないため電池をもたせることができるというわけですね。
カメラを触ると画角がずれてしまうので、この設定はとてもありがたい。上位機種だとワイヤレスで強引に解決するのですが、そんなことしなくてもこの機能で実現してしまえるのが良いですね。
背面の液晶画面では、どのように撮影できているかを目で確認できるのですが、数秒後にすぐ消えてしまったり壁を背面にして設置することが多いので、あまり実用的ともいえません。まぁ設定の確認用とわりきった方がいいです。
なお、カメラ下部の三脚やスタンドとの接続部分は、市販のカメラ用三脚と同じ規格のもののため、何も考えずに設置場所に合ったスタンドを購入することができます。
実際の撮影した映像ですが・・・。
HD なので思ったよりきれいです。値段を考えたらコスパいいですね。GoPRO は 4K映像なので比べ物にならないのですが、数か月の長丁場を撮影するにはこういうカメラの方が活躍しそうだと思います。
SDカードの中に保存されるのは AVI形式で、1日1本に分割されて保存されるようです。そのため、1つの動画に編集するには動画編集ソフトが必要になります。
また、1日1本に動画ファイルが別れてくれる利点もあり、会社が稼働日でない土日(なにも動かない動画)を簡単に捨てることができます。
巨大建造物が建造されるまでの動画や、オフィスの中の様子の動画、製品ができあがるまでの動画など、アイデア次第で簡単に撮影することができます。
家が建つまで定点カメラで撮影するのも良いですね。
自宅を建てる時も、これが設置できれば良い記念になっただろうなぁ。
いろんな動画コンテンツが制作できそうなので、今から楽しみです!
子供用玩具のような外観
グリーンの本体カラーだけは個人的にどうしても受け付けないですが…。
他のシリーズはブラックで統一されているので、この機種だけカジュアルなコンセプトなんでしょうか。
タイムラプスに特化したカメラとして機能はそろっており、使いやすくもあり、頑強でもあり、製品としての品質は高いです。コンセプト通りで評価するなら文句なしの出来でしょう。
タフだが無線機能は欲しかった
バッテリーが120日間も交換不要なのでメンテナンスの必要は無いのですが、データの確認のため本体から SD カードを抜くときに画角が動いてしまうことがあります。なので、短期間の撮影ならとても向いているのですが、長期になるとあまり向いていないように思います。
機能に特化しているため、最初の1機としては良い
スマホとの連携機能も無く、単体で稼働するため分かりやすいです。
タイムラプス撮影慣れしていない人、まずはやってみたいという人の導入機としてはパーフェクトだと思います。
撮影期間など規模が大きくなってきたり、画角にこだわりたいとか要望が多くなってくるまで使い倒せるカメラになっています。
-
購入金額
17,312円
-
購入日
2020年11月28日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。