新PCには、恐らくRyzenを使うだろうということは随分前から漠然と決めていました。
それもマザーボードはASUS PRIME X370-Aとするのはほぼ間違いなかったため、搭載するCPUはRyzen 7 2700かRyzen 7 3700Xとするのもほぼ間違いなかったわけです。TDPを65W枠で収めたいと思っていましたので、より上位の製品は意識していませんでした。
そうなると、やや古めのAMDプラットフォームで安定して動作するであろう、DDR4-2666のメモリーを利用することになるということは、割合早い段階で確信していました。
そこで、昨年末にDDR4のメモリーが安くなったと感じた時点で、新PCに向けてメモリーは買い置きしておくことにしました。私の場合は普段からさほどメモリー量を増やして組むわけではないのですが、それでもこれから組み立てるメインPCで、8GBモジュール2枚組の16GBではさすがにやや心許ないと思い、後に増設する余地を残すためにも16GB×2枚の32GBに絞ってお買い得品を探した結果、見つかったのがこのUMAX UM-DDR4D-2666-32GBHSでした。
アユートが代理店となっている正規品です。以前はUMAXというと代理店はマスタードシードだったと思うのですが、マスタードシード株式会社は2019年3月に倒産して事業を停止しています。そういえば、知人がマスタードシードに勤めていたのですが、その後どうなったのか…。
なお、オーバークロック対応製品というわけではなく、代理店アユートでは永久保証としています。
ヒートシンク標準装備モデルですが、そのヒートシンクはさほど大きなものではありません。まあ、クロック的に2666MHzではさほど無理はないでしょうから、気休め程度のヒートシンクでも不足はないのでしょう。
コストパフォーマンスは良好
実は最初の組み立てではESSSENCOREの8GBモジュール2枚を使ったのですが、本格的に組み立てる時点で、このUMAX UM-DDR4D-2666-32GBHSに入れ替えました。
今のところストレステストなどは特に実行していませんが、不安定要素があるモジュールであればOSインストールに使った時点で何かしら挙動がおかしくなる部分が出ることが多く、それがなければ通常利用に問題はないとみて良いでしょう。
取り敢えず、HWiNFO64で情報を取得してみました。
モジュールベンダーがUMAX Technologies、DRAMベンダーがSK Hynixであることが判ります。ヒートシンク標準装備のモジュールではありますが、XMPをサポートしているわけではなく、DDR4-2666 CL=19が動作上限となります。モジュール製造週などの情報は取得できませんでした。
現時点までにベンチマークテストを色々実行したりとそれなりに負荷はかけてきましたが、今までに不安定要素等は特にみられていませんので、信頼性という意味で今のところ問題はないものと思います。
後にCFD販売CX1の同容量品を格安で入手してさえいなければ、コストパフォーマンスでも文句なく満足できていたと思いますが…。
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購入金額
10,880円
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購入日
2020年12月07日
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購入場所
NTT-Xストア
さくぞ~さん
2020/11/28
買い足しておこうかなぁ。
jive9821さん
2020/11/28
先ほどからAmazonのBlack FridayやARKのタイムセールを眺めていたのですが、
ブランドやクロックによってはDDR4 16GB2枚組で1万円割れも出ていますね。
これ以上極端に下がることもないでしょうから、買い時かもしれません。