イタリアの名門、マンフロットのローエンド三脚です。
足が180度回転して、非常にコンパクトになります。
アルミ製、耐荷重4㎏にも関わらず、重量1.15㎏となかなか軽量です。
(カーボンモデルはさらに200g軽量です)
全高146cmと低めですが、フルサイズ一眼レフなら男性でもファインダーは目線の高さに来ます。
なぜマンフロットに?
─────────────────────────────────────────
Elementはイタリアメーカーのローエンド製品ということで、品質が大いに心配ではありましたが、
店頭で雲台を触ったところ、高級品のようにシットリ動き、軽い力でガッシリ固定され、遊びもない点が気に入りました。
クールなカラーリングもなかなかGOODでした。
同価格帯でしっかりした三脚を探すと、案外選択肢が少ないんですよね。
国産メーカーの商品は構造が微妙だったり、耐荷重た小さかったり、雲台が著しく見劣りする商品ばかりで早々に選択肢から外れまして。
中国メーカー製(SIRUI、バンガード)は、日本メーカー製の2ランク上の性能と品質で驚くばかりでした。
が、雲台別売りで、これが思ったより高いので見送り。
予算がもう少し(2~3万)あるならSIRUIはかなりいいです。
小さい力でガッチリロック
手頃な三脚あるあるといえば、固定ネジをどれだけ絞めればいいかわからないというもの。
酷い製品だと、いくら硬くしめても固定できないものも。
こちらの三脚、1万円前後と手頃ながら軽く絞めただけでガッチガチに固定されます。
フルサイズ一眼レフでも安心の固定性能。
夜景や天体撮影は工夫が必要
─────────────────────────────────────────
夜景や天体のような、わずかな揺れも許さない撮影となると、足の細さや全高の低さからくるネガティブな面が顔をのぞかせます。
風は、草木が少しなびく程度でもブレますので、無風が必須条件でしょう。
土や芝生の上だと、シャッターを開けている間は近くを歩いてはいけません。
三脚がブルついたのがわかるくらい、振動をもらいます。
アルカスイス互換マウントが便利
─────────────────────────────────────────
クイックシューはアルカスイス互換です。
カメラが滑り落ちるのを防ぐため、雲台固定ボルトの頭が飛び出してます。
安価なレバー式とちがって、頑丈でガッチリ固定されてすごくいいです。
微妙な点
─────────────────────────────────────────
■パイプジョイントの遊び大!
なんと数ミリも、ガクガクと回ります。
ロックしてしまえば完全に固定されますが、イタリア工業製品の香ばしい雰囲気を感じます。
■足の開閉がとにかく硬い!
男の力でもため息のでる硬さ。
小柄な女性や子供では非常に難儀するでしょう。
イタリアメーカーならではの美しさ
特に色使いがセンスあって素晴らしいです。
他メーカーには真似できませんね。
-
購入金額
10,980円
-
購入日
2020年11月16日
-
購入場所
ヨドバシカメラ
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。