光学ドライブ入でなるべく小さく
昨今では光学ドライブ搭載のケースは、非常に少なくなってきました。
特にMicroATXやMini-ITXなどでは稀といってもいいでしょう。
今回は
・MicroATX(MiniだとNICなどが刺せない)
・光学ドライブ
・簡易水冷
・できれば軽いほうがいい
という条件で本製品にたどり着きました。もう何年も前に出ているケースですが、まだ普通に売っていると思います。
高級感はないが、まあ悪くない
RAIJINTEKは、パネルなどにアルミを使っていることが多いので、5,6千円のケースよりは高級感はありますが、梱包や付属品、ケース自身の精度なども含めて、値段なりでしかありません。2万円以上するようなケースとはやはり比較できません。
想定どおり、MicroATX+光学ドライブのケースとしては小さく、悪くないと思います。
Ryzenと簡易水冷
エンコード用に今回ゲットしたRyzenと、定番のB550マザー
以前購入した簡易水冷
電源はそのへんに転がってたやつ
想定通り。悪くはないがもう一つ
少々特殊な電源配置のおかげで、クーラーやビデオカードに普通のものが使えるようになっています。とはいえ、あまり奥行きの長い電源を使ったりすると取り回しが非常にしづらいので、なるべく小さ目のほうが楽だと思います。
HDDは3.5インチが2台までは搭載可能にみえますが、拡張スロットの上部にかぶせる形になるので、背の高いビデオカードやホースなどとは干渉するかもしれません。また底面真ん中のネジ穴を使うので最近のヘリウム大容量ドライブは穴が2つしか使えないかも。さらにL型のケーブルを刺すのは困難なので、電源ケーブルは延長が必要になるかもしれません。
加えて、電源ユニットの奥行が長いと2台搭載は厳しいかもしれません。
この手のケースにはありがちですが、最初から割り切りが必要です。
このメーカーに限らずですが、作りの精度や組み立てやすさは今一つかなというところです。
ところで、こういったスロットインタイプのドライブを使えるケースってイジェクトボタンへの配慮をしているものは、過去1回ぐらいしか見たことないのですが、一社ぐらいマジメにやってみてもいいんじゃないのかなといつも思います(リセットスイッチも最近減る傾向で、まともについてるケースが減ってる気がしますが)
少なくとも静穏ではない。風通しは悪くない
最近のケースはどれもそうですが、風通しは悪くないのと引き換えに、静穏ではありません。もっともこのケースを使う人で静粛性の優先度が高い人はあまりいないでしょう。
ほかに選択肢があまりない
とにかく、光学ドライブ搭載という、選択肢が圧倒的に少ない世界では悪くないと思いますし、大きさもかなりコンパクトなので、選んで悪くないと思います。こういったものを使うときいつも思うことは、2万超えていいから
・フルアルミ
・精度の向上
・分解や組み立てのしやすさ
が盛り込まれてほしいなということです。まあたぶん2万ではできないし、かといって3万4万では、よほどの信者を獲得しないとダメなので現実味がないってことなのかもしれません。
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購入金額
9,464円
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購入日
2020年10月17日
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購入場所
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