第七弾はプラチナ万年筆シリーズラストでプロユース171でございます。
プラチナ万年筆プロユース171 MSDA-1500の0.3mmと0.9mmの2本を購入しました
プロユース171ですがこのモデルだけ0.9mmがプラチナ万年筆製図用でラインナップされてます。
0.3mm 0.5mm 0.7mm 0.9mmと4種のラインナップです
スペック
● 芯の太さ 0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm
● 製品仕様 胴軸:ABS 樹脂、クリップ:鉄にクロームメッキ
テーパー:黄銅にクロームメッキ、 グリッパー:黄銅にクロームメッキ
● 寸法 全長145.2 × 最大径10mm
● 標準重量 23.1g
● 消しゴム ケシゴム-100A1
実寸値
ボディの軸径 9.39mm
クリップ軸径 9.95mm
標準重量23.1gと今回大人買いした中で一番重いシャープペンです
シュノークをメリットととれるか?
製図はPCで行うものにがメインとなって製図用シャープペンのあまり需要がなくなり
学生さんがグラフを書いたり、お絵かきの趣味の人だとかに仕事道具ではなく
筆記や趣味ように製図シャーペンが使われてきているようです。
わたくしは落書き趣味のために製図用シャーペン買いました。
(ガイドパイプが長く、口金が細く視界が良いため)
シュノークシステムを使った171は業務用の製図用途外ではない人向けのシャーペンだと思います。
プロはシュノークシステムなどのギミックを好むのですかね?
確実な動作、変わらない使い心地見たいなの求めてるんじゃないのかな
もともとロッドリングの製図ペンの代わりで生まれたんじゃないの?
知らんけどw
このシュノークというギミックは2つの機構で成り立ってます
- 口金の先端部分の長さ調整ができる、それによって先端が仕舞え持ち運びが容易にもなり、ガイドパイプの長さを好みに調整できる機構のようです。
- 芯のクッション機能(不意の強い筆圧で芯を折れないようにする機能)のオンとオフができて、筆記や、製図の時に特性が変えられる。
趣味用としてはシュノークをどうやってメリットと感じられるかが肝になります
私の場合は0.9mmと0.3mmのプロユース171を買いました
クッション機能を利用して
0.9mmは同じプラチナ万年筆のプレスマンのように走り書き仕様用途とプロユースシリーズに0.9mmの設定が171しかないためもあります。
0.3mmは細い芯だけに、芯折れ防止目的用途とガイドパイプの保護目的
走り書きと芯折れ防止目的で、金属グリップという条件でプロユース171になったという感じです
走り書き用途なら金属グリップあきらめて素直にプレスマン買った方がいいし
芯折れ防止目的ならPentelのオレンズメタルグリップにすればよかったと購入後に思いましたw
(ただガイドパイプを紙に当てて書くシステムは安物の画用紙とは非常に相性が悪くオレンズは買いませんw)
他のサイズはシュノークシステムのメリットよりデメリットの方が多く感じたので
買いませんでした。0.5,0.7mmはそうそう芯を折りませんので。
定価1500円税別で高いしね・・・
ちょっと見た目がチープな感じがいたします。
口金はガイドパイプ収納のおかげで大きく視界は良くない
収納機構の廻し心地もメッキ同士が擦れている感じで良くない
ただしグリスアップすることで多少気持ちよく回せるようになりました。
口金部分が移動してガイドパイプが出る機構なのでがたつきは少なめですが
ちょっとでもがたつきが気になる方には向きません。
細かめのナーリング加工でグリップは良好で滑りにくいし
凹凸も少ないので痛くなりにくく良好です。
グリップ部を捻ってクッション機能のON/OFFが切り替えできます
0.9mmは同社のプレスマン的に殴り書きのような使い方が可能になります。
0.3mmは芯折れに対して多少折れにくくなります。
プロユースのロゴよりも芯径を大きくしてほしかった・・・
間違いなく、老眼入った年寄りに向けて作られてはいないW
クリップも長めでした・・・短いほうが好みです
ノックキャップ部に硬度表示窓が付いてますがラッチ機構がなくスルスルと回るので
意味をなしていません。
ノックキャップの芯径表示もメッキに黒印刷なので反射して裸眼では見えません
カメラを通せば見やすそうですが、実際にはほぼ視認できませんでした。
質感が悪いですね
ガイドパイプの調整機構は口金を回す方式ですが
工作精度が悪いのか薄いメッキが引っかかるのか回した感じが非常に悪いです。
ガリガリと引っ掛かりが所々起きます。
分解して回転機構にグリスアップすると多少ですが引っ掛かり感が少なくなりました。
ただ樹脂やO-リングなどの攻撃性が少ないグリスを使わないと耐久性が落ちるかと思います。
ワテクシはスーパールブのグリスを使いました。
芯のクッション機能はオンオフのクリック感はなくねじ山がつぶれるような、いやな感じで
ストップするまで回さないといけません
軸とグリップの間に回転機構が有るため、剛性感が有りません
ノックキャップの上面についている芯径表示がメッキに黒字で視認性が悪く小さくて老眼じゃ見えないし硬度表示窓もスルスル回って固定することができず意味を成してません・・・
〇芯の送り出し量が0.9mmが10ノックで7.2mmで0.3mmが4.5mmで
2ノックで書き出しして芯が減ったら1ノックというペースで芯折れをあまり気にせず書ける
適正範囲な送り出し量
〇低重心で23.1gと言う重量級な割に書きやすい。
〇ガイドパイプを格納できる安心感
〇芯径をボディーカラーで判別できるので色を覚えればすぐに判別できる
〇グリップ感はステッドラー925-25には及ばないが2番目に良好で滑らない。
×いろんな質感が悪い
×口金が大きく視界が悪い
×ペンを回すと引っかかる長いクリップ
×硬度表示窓が簡単に動いてズレる為意味をなしてない。
×ガイドパイプは仕舞えるが手間は手間
×0.3mmはクッション機能をオンにしていても斜めにペンを持つと芯はやっぱり折れる
×重いので長時間筆記には向かない
×口金にガイドパイプを圧入しているタイプと比べるとわずかながらでもペン先収納機能でブレが生じている
×質感がよろしくありません。
サブ機としてはいいのかと
これ1本だとストレスになるのでメインのペンが有ればサブのサブとして使うのは良いと感じた。
(観賞用ともいう)
使い心地はやはりノックして芯が出るだけの単機能で金属ボディ、金属グリップの
がっちり感が好みなので、金属グリップなのは良いとして
樹脂ボディ部分に回転機構が付いているのは、ごく微量でも、がたつきが気になるし
樹脂ボディなのに23gと重いしで
製図屋さんは使わないだろうという仕様です。
プロユースと名乗っているものプロ用途ではないのでは?
バイクでいえばプロユースと名乗っているからには
走るためだけに特化したナンバーなしのレーサー車両と思いきや・・・
新聞配達用スーパーカブ的な感じです・・・
確かにプロユースだけどなんか違う感があふれてますw
製図用途ぽく0.3~0.9mmまでラインナップは有るけどね・・・
完全製図用途向けとはなんかちがうw
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購入金額
1,498円
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購入日
2020年10月19日
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購入場所
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