私の自室は、家の構造上エアコンの取り付けが結構難しく、冷房器具は壁掛けの扇風機とコロナ製の「どこでもクーラー」があるだけです。
どこでもクーラーは前面に冷気を出し背面に熱を排出するので、部屋の入り口に置いた場合部屋の中を多少冷やすことができる代わりに、部屋の外の気温は上がります。一時しのぎにはなっても室内温度は改善されません。
ここ数日は連日最高気温が35度を超えている状況であり、どこでもクーラーでは風の当たる場所にいないと涼しさを感じることがほぼできません。部屋の入り口にどこでもクーラーを置いてもほぼ意味が無い状況なのです。
一方で、隣の部屋にはエアコンが設置されています。一昨年にエアコンが故障して、DIYで新たに設置したPanasonic CS-GX226Cという機種です。6畳用(2.2kW)のモデルを6畳の部屋で使っているのですが、これが意外と能力に余裕があり、しばらく使っていると設定温度よりもやや低いくらいまで下がる程度のパワーなのです。
そこで、隣の部屋からサーキュレーターを使って冷風を送ることを考えました。余った扇風機などが無く、単に風を送るだけであればサーキュレーターの方が適切だろうと考え、近所で購入してきたものがこちらです。
アイリスオーヤマ製の、ケーズデンキ専売モデルとなるKSC-MK151-Wです。これは一般向けモデルのKSC-15-Wという製品と同等品と思われます。
実は購入店にはKSC-MK151-WとKSC-15-Wが横並びで置かれていて、スペック等の比較をして色以外の違いがなさそうだったのでこちらを選んだということです。
思ったよりはパワフル
型番から判る通りですが、羽根の直径が15cmというコンパクトモデルです。
サーキュレーターらしく縦方向は自由に回転しますが、首振り等の横方向の動きはありません。今回は一直線に風を送れれば良いだけなので、首振りは不要と判断しました。
風量は3段階調整となります。そこそこの距離がありますので、実際に使う時には「強」固定となりますが…。
今時の流行であるDCモーターではありませんので、消費電力はやや多めです。50Hz時29W、60Hz時28Wということになります。
さて、実際に使ってみて、取り敢えず必要な風量は確保できていると思います。さすがに隣の部屋と同じ水準まで室温が下がるわけではありませんが、少なくとも外気温よりはある程度下がります。自室の発熱の大きいPCを使いながらということ考えれば、割合冷えている方ではないでしょうか。
実は隣の部屋のPCにも業務に必要なソフトはほとんど入っているのですが、できれば手に馴染んだ環境で作業をしたいわけで、何とか日中でも自室で作業できる環境となったのは大きな進歩です。
直径15cmという小型モデルですので、あまり邪魔にならないという意味でもメリットはあり、消費電力がやや大きい以外には概ね満足できる製品と思います。
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購入金額
2,905円
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購入日
2020年08月18日
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購入場所
ケーズデンキ
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