USB 3.0対応の128GB USBメモリーで千円割れを達成したということで、深く考えずに購入してみました。というのも、私が仕事以外で外出する際に持っているバッグには、試聴音源が詰まったUSBメモリーが入っているのですが、これの書き込みが遅すぎてデータの入れ替えが億劫になっていたため、大容量で比較的まともな速度が出るものがあれば入れ替えたいと思っていたのです。
とはいえ、既に定評が出来上がっているものをそれなりの金額で買うのは面白くないと思い、ついつい使ったことが無い格安品の方に目が向いてしまうわけで…。
千円割れなら遅くても用途はそれなりにあると思い、2本購入しています。
キャップレスで、端子部が本体に収納されるタイプのものです。本体は光沢のある黒ですが、特に高級感のある外観とはいえません。
書き込み速度は伸びない
それでは、いつも通りベンチマークソフトで速度を検証してみましょう。
測定環境は、ASUS P6X58D-EのUSB 3.0端子に接続した状態です。
まず、読み出しについては今時の製品のほとんどはそうなのですが、まずまず優秀な値を記録します。シーケンシャルリードは100MB/sには届かないものの、90MB/s前後は出ていますので実用上不満が出ることは無いでしょう。読み出しに関してはランダム4Kもなかなか良好です。
一方で、書き込みはいかにも廉価製品という値を記録します。前述のPicoDrive L3よりはマシですが、シーケンシャルライトで20MB/sにも届きません。ただし、ランダム4Kが壊滅的で無い辺りは救いです。この程度出ていれば、Microsoft Office等の仕事用データや、スマートフォンで撮影した写真を保管する位には十分使えそうです。少なくとも、先日取り上げた読み出しだけが異様に優秀な製品よりは実用度は高いのではないかと思います。
この製品の魅力は、何といっても128GBで千円を割り込むという圧倒的な安さです。決して速度性能が優秀とはいえませんが、壊滅的に酷いわけでも無く、コストパフォーマンスは決して悪くはありません。
この速度性能に見合った使い方をすれば、満足度は高い製品ではないかと思います。
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購入金額
990円
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購入日
2020年08月14日
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購入場所
PC Shop ARK
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