レビューメディア「ジグソー」

10GBEホームネットワーク構築のために…その1

現在NASは3台運用しています。(2022年1月には4台目のNAS運用予定)

  • I-O DATA :家族写真・動画配信、アップ用 1GBE 外部アクセス可能
  • Synology  :各種データ保存用       1GBE 外部アクセス可能
  • Teramaster :動画・写真データバックアップ用 10GBE 外部アクセス不可

ここでマザーボードオンボードのLANは基本1GBEか2.5GBEですので、パソコンの使用用途や扱うファイル容量に分けて、Teramaster NASにアクセスするためにPCIe接続のLANアダプターカードやUSB接続LANカードを使用しています。

なお10GBEネットワークは外部アクセス遮断しています。

*以前USB接続のLANカードはレビューしました。

 

今回はASUS 10GBELANカード(10GBE NIC)を紹介します。

更新: 2021/12/05
購入理由から

価格と性能のバランス

導入当時以下のNICがありました。

  1. Intel X550-T1
  2. Intel X550-T2
  3. 玄人志向GbEX-PCIE
  4. 本機

ASUS XG-C100Cに決めた理由は2つです。

1)10GBE NAS導入の要因になったASUS ProArt Z490-Creator-10Gに付属しており、問題なかった。

2)価格が一番安かった。*重要ですね。

 

当初はPCとTeramaster NASとダイレクトに結んでいましたが、従来のNAS環境とは比較できないファイルの転送速度(ローカルドライブ以上)に満足し、拡張を計画しました。

 

そこでサブ機のPCは当時PCIeレーンが40(X99 Deluxe2)でしたので、本機を購入しインストールしました。

PCIe3X4接続ですので、PCIe3X16レーンが必要です。

貴重なPCIeレーンを使いますが、Thunderbolt接続の外付けアダプターの1/5程度の出費ですので優先して付けました。

 

当初のサブPC不具合により、Z590-P Corei7-11700KFにて急遽自作し、本機を移管させました。

Z590は背面I/Oに2.5GBE LANが実装されていますが、このポートは通常のインターネット回線に使用するため、ホームネットワーク用に追加しましたが、Z590-PはPCIeレーンが4.0/3.0X16、3.0X16の2つしかなく埋まってしまいます。

 

現在Z690チップ、LGA1200(Core i9-12900KFかi7-12700KF)での新規自作準備を進めていますので、その際にはZ590-PからはXG-C100Cを外し、PCIex4X1ポートに1GBE_LANカードを付けて2.5GBEでホームネットワークを運用するか、Z690に10GBELANポートがあるタイプを選択する予定です。

 

10GBEネットワークを組むと迅速で後には戻れませんね。

 

更新: 2021/12/10
実用性と気になる点

ストレスなしの転送速度、しかし発熱対策は必須

以前10GBEの転送速度等は紹介しました。

 

実速度測定は800MB/s以上の転送速度です。(NVMe M.2 SSD⇔10GBE対応NAS)

理論値の63%程度の速度ですが、転送開始直後は200MB/s程度で徐々に速度アップしています。

NASにキャッシュがない、メモリー不足と予想していますので、次のNASはPCIe3.0X4レーンがあいていますので、キャッシュ用のボードを取り付けるか、本体にM.2SSDを装着する予定です。

*NVMe M.2 SSDx2 RAID1を予定。

これで10GBE_NICの性能がどこまで引き出せるか楽しみです。

 

しかし問題は発熱です。Buffaloのスイッチングハブでも指摘。

 

NIC本体にもアルミ製の排熱板がついていますがファンで直接風を当てるようにしています。

以下の温度はファンあり、ファンなしの状況でのK熱電対での測定温度です。

*10GBのデータを転送。

        アイドリング時   転送時

ファンなし            30℃       58℃

ファンあり      31℃                   45℃ 

*上部GPUはアイドリング状態。

K熱電対装着

FAN
FAN

比較的ケース内の風のフローは良いのですが、結構大き目のヒートシンクがついていますが発熱します。まあ60℃前後だと思うので、問題にはならないとは思いますが専用FANで風を当てる対策をすれば安心かと思います。

Marvellチップ搭載ですが、ドライバーはまめに更新した方が良いみたいです。

 

  • 購入金額

    10,529円

  • 購入日

    2020年07月22日

  • 購入場所

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • jakeさん

    2021/12/11

    10GのNICで1万円ちょっとなんですねえ。

    仕事で触った範囲だと、スイッチやハブは電源ファンと別に冷却ファンのせてますね。
    厚みの都合でファンが小さいため、甲高い音を発するものが多いようです。
  • kensanさん

    2021/12/11

    Jakeさん

    コメントありがとうございます。

    PCIe接続のNICは安くなりましたが、スイッチは依然高価ですね。現在3台使用していますが、Buffalo>MikroTik>QNAPの順に発熱が凄いです。特にBuffaloは120㎜FANで冷却しないと触れなくなるほどの発熱です。まあ筐体に熱を逃がしているのかもしれませんが。簡易接触型温度計で常にモニターしています♪ちなみに120㎜ファンはUSBの回転コントローラタイプにつないでいます。

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ20MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが20MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから