レビューメディア「ジグソー」

パソコン分散利用によるプライベートネットワーク構築のために設置

自宅のネットワークはインサーネット(光1Gbps)を基本に、用途別に自作したPCのネットーワークの2種類で構成しています。

自宅ネットワーク環境
自宅ネットワーク環境

1Gbpsネットワーク環境はインサーネット環境や共有プリンターの利用、最近ではWEB会議やリーモートPC(事務所パソコンを自宅で操作)に使用。

今回Windows10パソコンの自作に合わせ、10Gbps/2.5Gbps速度のPC間通信を別途構築しましたが、その主役がこのスイッチングハブになります。

当初アメリカより10Gbps/SFP_8ポートのスイッチングハブを輸入する計画でしたが、コロナ禍で輸入が厳しい現実に直面し、まずはRJ45_10Gbps2ポート、2.5Gbps4ポートのこのハブに落ち着きました。

SFPの方が安定性はあると思いますが、変換コネクターの価格やSFPを使うほど長い距離のLANを構築はしませんし、インサーネットが1Gbpsで満足していますので、将来SFPコネクターの10Gbpsスイッチングハブを導入するときには、これがサブに使えると考え、初期導入として選択しました。

 

 

更新: 2020/10/28
実用性

発熱は相当あり、対策をする方が安全か?

現在サブプライベートネットワークには冒頭図のように4台のPCがつながっています。

10Gbpsは2ポート、2.5Gbpsが2ポートです。

パソコンにはそれぞれPCie3.0X4のLANボードを指しています。

10GbpsはASUSのLANカード、2.5GbpsはAreaのLANカード(ノートはUSB接続LAN)です。

まずLANカード側もファンを取付ており、このスイッチングにはUSBFANで筐体に風を送っています。

【温度(筐体表面温度)】RT22.5℃

  • FANなし 10Gbps データ転送時 50℃
  • FANあり  同上        32℃

ギガビットのスイッチングハブは30℃を超えませんので筐体にプラスチック(ABS樹脂)は可能ですが、本機は金属筐体でファンなしとなっており、全体で放熱する仕様。

光通信の最終端末機に接続している無線ルーターですが、以前はbuffaloの無線ルーターを使用していましたが、熱で筐体外部のゴムが熱劣化を起こし表面がstackyな状況になり、有線LAN基盤がダメになりました。

ゴム劣化
ゴム劣化:ポータブルWifiがついて落ちない!

現在はNECのac対応の1700bpsの無線ルーターに交換しましたが、これにもファンで風を当てています。(一度熱暴走?で有線LANがおかしくなりました)

*高速化は熱との闘いですね。NVme SSDを考えると理解できます。

 

USBファンで冷却しています。

更新: 2020/10/28
機能性

データのやり取りには最高です

10Gbps対応NASとLinuxサーバーを現在検討しています。

最新のPCはThinderbolt3とUSB3.1gen2に対応していますので、動画や写真はそれぞれの対応カードリーダーで一旦取り込んでいます。

それから写真はRAW現像のため専用PCへデーターを転送。(USB3.1gen1転送より早い)

RAWデータはそのままThinderbolt3対応SSDケースに保存しています。

動画はそのまま新PCで編集(保存も同様にRAID10HDDに保存)。

従ってデータ転送が速いほど作業性が向上します。

 

以下は1Gbps,2.5Gbps,10Gbps転送速度です。

 

1Gbps
1Gbps

2.5Gbps
2.5Gbps

10Gbps
10Gbps

まとめると以下です。

  • 1Gbps   90MB/s
  • 2.5Gbps   197MB/s 
  • 10Gbps      835MB/s  RAID0 SSDx2とほぼ同等速度

10Gbps対応NASは現在2メーカーから選ぼうと思っていますが、デバイスはSSDでRAID10対応が良いのかも知れませんね。通常は2.5Gbpsでも十分ですが、やはり10Gbpsx6ポート(最低)のスイッチングにするつもりです。

*Amazon USAから直接輸入しかないですね。あとはQnapですか??

 SFP/RJ45変換コネクターを考えると10万円+NAS費用で20万円オーバーとなるかもしれませんが快適さを知るとGOかなあと思います(NASを後回しで先にLinuxファイルサーバーですね)

更新: 2021/04/24
使用感

2021.01.24追記 1年間の使用感想

Windows7 PCを使用する必要性がでてきて、再利用で組んだ。さらにMAC Mini増設と続き10GBEは必要ないので、このSWの2.5GBEポートを使ってみたが10GBEのNASに設定しているプライベートIPアドレスとの共有ができない事態になった。

 

10GBEカードは認識しているが、2.5GBELANがおかしい。

いろいろ原因を探った結果、本体電源を抜き1分程度放置した後に接続すると無事認識・共有設定ができました。

 

発熱対策で120㎜ファンを回して、風を当てているが十分に留意しなければいけない事象と思っています。

 

上記2種類のSWはそのような状況にならない。MikroTikも発熱するがbuffaloのSW同様ファンで空冷しているが、Qnapは何もしていません。本器を使用せずに上記2つのスイッチングハブのみの対応も検討中です。

  • 購入金額

    24,672円

  • 購入日

    2020年05月10日

  • 購入場所

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