レビューメディア「ジグソー」

大容量の割に低価格なHDD

自宅内のメディアサーバーとして使っている、Mini-ITXの小型PCですが、TVの録画データやハイレゾWAV中心の音楽ファイルをここで一元管理しているため、HDDの容量がどんどん減っていきます。

 

丁度1年前の時点では

 

 

 

 

 

 

 

この計18TBの環境で当分余裕はあるだろうと思っていたのです。

 

しかし、昨年末時点で8TBのST8000VN0022の方が残量500GBを割り込むという逼迫ぶりで、その時点で特価品が出ていた12TBのMG07ACA12TEへと入れ替えました。

 

 

 

 

 

 

これで一気に4TB増量されましたので当分大丈夫だろうと踏んでいたのですが、今度は主に動画を保管している10TBのWD100PURZの方の残量が1TBを割り込んできました。

 

実はこのサーバーのHDDは、4TB+4TB → 4TB+6TB → 6TB+6TB → 6TB+8TB → 8TB+8TB → 8TB+10TBと、1台入れ替えるごとに2TBずつ増えてきたのです。これを一気に10TB+12TBとすることで、今までよりは余裕は出来ていたのですが、フォルダ分けの都合上同じ種類のファイルは同一HDD内で扱いたいのです。そうなるとやはり10TBをより大きな容量のHDDに交換するしかありません。

 

順当に行けば10TBの入れ替え先となるのは12TBクラスです。丁度12TBで3万円割れしているものも見つけていました。しかし、8TB→12TBの入れ替えによる余裕は大きく、出来れば一気に4TBは増量したいと思っていました。そこで12TBプラス5千円であれば許容範囲かと思い、14TBとしては最も安価なTOSHIBA MN07ACA14Tを選択しました。

 

 

 

 

 

 

 

以前のMG07ACA12TEはアーキサイト扱いの白箱で1年保証品だったのですが、今回は茶箱入りではあるものの東芝の正規品で、保証期間も3年となります。

 

 

 

 

 

 

 

箱の中に入っているHDDの梱包自体は、秋葉原辺りで買うバルク品とさほど変わらないような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

製造日がPCパーツで一般的な週表記では無く、年月日表記となっていて、2019年9月3日製造分と記載されていることが判ります。結構古い製造であることに驚きました。製造から9ヶ月以上経過していますからね。

 

 

ネジ位置が判るように、裏面と側面の写真も掲載しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更新: 2020/06/23
総評

もう少し価格が手頃なら文句なし

実は、既にデータの移行作業を開始していて、性能測定などは出来ません。

 

一応作業の開始前にUSB接続で最低限の値は取得しましたが、SATA接続とはかけ離れた値となっていることはご了承ください。

 

 

 

 

▲Crystal Disk Mark 5.1.0
▲Crystal Disk Mark 5.1.0

 

 

 

 

▲Crystal Disk Mark 6.0.1
▲Crystal Disk Mark 6.0.1

 

 

 

 

さすがにシーケンシャル速度が遅すぎますね。データ移行作業に使うHDDケースに収めて、USB3.0接続(UASP非対応)した程度では、このくらいの速度になってしまうようです。SATA接続すれば、少なくとも最高で250MB/s程度の速度は期待できるはずです。

 

 

以前掲載したMG07ACA12TEはデータセンター・エンタープライズ向けHDDであるMGシリーズ、今回のMN07ACA14TはNAS向けのMNシリーズということで製品ラインは別物ですが、容量が同じ製品同士を比べてみると、公称性能はほぼ同じです。ただ、MTTFはMGシリーズが250万時間でMNシリーズが100万時間、年間想定ワークロードはMGシリーズが550TB、MNシリーズが180TBと、より高耐久・高信頼性に振っているのがMGシリーズで、WesternDigital WD RedやSeagate IronWolfに対抗する製品がMNシリーズということが出来そうです。

 

なお、MGシリーズは全機種CMR方式であることが強調されていますが、MNシリーズではRVセンサー搭載などは記載されているもののCMR方式については触れられていません。現時点でリリースされているMN04~MN08シリーズはラインナップ部分にCMRと記載されていますが、今後SMRの製品もリリースされる予定があるのかもしれません。

 

 

既にMG07ACA12TEを使っていて、なかなか気に入った点としては、同じヘリウム封入モデルであるWD Purple WD100PURZと比較して、回転数はMG07ACA12TEが7,200rpm、WD Purple WD100PURZが最大5,400rpmであるにもかかわらず、発熱がMG07ACA12TEの方が少ないという点です。

 

まだMN07ACA14Tは通常運用に入っていませんので、発熱に関しては判断しにくいのですが、MG07シリーズと物理メカが同等であるならば、低発熱という点にも期待が持てそうです。

  • 購入金額

    34,980円

  • 購入日

    2020年06月23日

  • 購入場所

    NTT-Xストア

23人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • Takahiroさん

    2020/11/24

    >>MG07ACA12TEはアーキサイト扱いの白箱で1年保証品
    MGシリーズに関してはアーキサイト楽天、トップサービス(=運営会社アーキサイト)Amazon店に関しては3年間保証になっています。
    まぁMGシリーズに関しては(24時間365日震度5弱以上の揺れを与えたり、ケースが余程のポンコツでなければ)1年間で壊れるというのは考えにくいですが。
  • jive9821さん

    2020/11/24

    > Takahiro さん

    アーキサイト直接販売分はリテール扱いで3年保証となりますね。

    こちらはNTT-Xで販売されたバルク品扱いで、JANでアーキサイト
    扱い分と確認できた(代理店が変わるとJANが変わる)ものです。

    MGシリーズですので、初期不良さえ引かなければ、まず大丈夫と
    思っていますが。

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