レビューメディア「ジグソー」

例によって備忘録(^^;

導入理由

 

Fedora信者erな某Kn2氏にプッシュされたのと

リーナス・トーバルズ氏が最近導入した開発機(Ryzen Threadripper 3970X)マシンにFedora 32 がインストールされていたってのが理由(^^;

 

FedoraCore時代に触って以来、割と堅牢性がある感じですね。某Kn2氏曰く短時間で再起動を繰り返すとクラッシュする事もあるらしいけど、手順さえ間違えなければ一応今のところは安定している模様。

更新: 2020/07/12

CUDA Toolkit 10.2 と NVIDIAドライバ をインストールする


sudo dnf update


sudo dnf upgrade


sudo dnf clean all

 

sudo dnf install kernel-devel kernel-headers

 

sudo dnf install gcc make git pciutils tmux acpid libglvnd-devel libglvnd-opengl
(Fedora 32 Workstation の場合は make だけでいいかも?)

 

sudo dnf install dkms


mkdir nv-driver
cd nv-driver
(これをやっておかないとCUIからログインした際に文字化けでちょっと面倒なことに)


wget http://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/10.2/Prod/local_installers/cuda-repo-fedora29-10-2-local-10.2.89-440.33.01-1.0-1.x86_64.rpm

 

(バージョン更新されているかもしれないので配布サイトからあらかじめ確認すること)

 

注: 現在、新しい CUDAToolkit 11.0 が来てるけれども現状では残念ながら RHEL8用 は Fedora 32 で使えなかったので恐らく使わない方が良いです。上記リンクの古い 10.2 の方をダウンロードすること。

でも色々試してる内に最新NVIDIAドライバをインストールしたら何故か CUDA 11.0 になっていた?

wget http://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/11.0.2/local_installers/cuda-repo-rhel8-11-0-local-11.0.2_450.51.05-1.x86_64.rpm

(たぶん、このファイルは Fedora 32 では使えない 念のため) 

 

 

sudo chmod 755 cuda-repo-fedora29-10-2-local-10.2.89-440.33.01-1.0-1.x86_64.rpm

755不要だそうです(^^;

 

現段階での最新NVIDIAドライバ 

wget http://jp.download.nvidia.com/XFree86/Linux-x86_64/450.57/NVIDIA-Linux-x86_64-450.57.run

 

 

古いNVIDIAドライバ

wget http://jp.download.nvidia.com/XFree86/Linux-x86_64/440.82/NVIDIA-Linux-x86_64-440.82.run

 

(バージョン更新されているかもしれないので配布サイトからあらかじめ確認すること)

 

 

 

 

sudo chmod 755 NVIDIA-Linux-x86_64-450.57.run

 

 

sudo gedit /etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf

内容は

blacklist nouveau

と入力して保存。本当はgeditで作成するな!と怒られそうだがw

 

 

sudo systemctl set-default multi-user.target

 

reboot

 


CUIからログイン

 

cd nv-driver

 

sudo rpm -ivh cuda-repo-fedora29-10-2-local-10.2.89-440.33.01-1.0-1.x86_64.rpm

 

sudo dnf install cuda

 

reboot

 

CUIからログイン

 

cd nv-driver

 

sudo sh ./NVIDIA-Linux-x86_64-450.57.run

 

質問には基本的には全部Yesで良いんじゃないかな?
特に32bit互換ライブラリ辺りはBOINC各プロジェクトによっては要求されるかもしれないのでYesで

 

sudo systemctl set-default graphical.target

 

reboot

 

で無事にGUIの世界へ戻れるはず。

 


sudo nvidia-xconfig --enable-all-gpus

 

sudo nvidia-xconfig --cool-bits=28

 

gedit /etc/X11/xorg.conf
で確認

 

 

 

 

・NVIDIA ドライバを削除したい場合

sudo sh ./NVIDIA-Linux-x86_64-440.82.run --uninstall

.runファイルは消さないで取っておいた方が良いのかも

 

・CUDAを削除したい場合

sudo dnf remove cuda


sudo rpm -qa | grep cuda

で,消したいCUDAのリポジトリを探す。不要なリポジトリは消さないと干渉してろくな事にならない。

sudo rpm -e cuda-repo-fedora29-10-2-local-10.2.89-440.33.01-1.0-1.x86_64
という様にやる

 

 

 

参考元

FedoraにCUDAをインストールする際の注意事項

NUKEを使用するためのCentOSワークステーションのセットアップ

 

更新: 2020/06/02

GPUファン回転を固定化する

ノーチラス等のファイル管理アプリの"隠しファイルを表示" してから

 

/home/hogehoge/.config/autostart/nvidia-fan-speed.desktop

 

[Desktop Entry]
Type=Application
Exec=nvidia-settings -a "[gpu:0]/GPUFanControlState=1" -a "[fan:0]/GPUTargetFanSpeed=100" -a "[fan:1]/GPUTargetFanSpeed=100" -a "[gpu:1]/GPUFanControlState=1" -a "[fan:2]/GPUTargetFanSpeed=100" -a "[fan:3]/GPUTargetFanSpeed=100"
X-GNOME-Autostart-enabled=true
Name=nvidia-fan-speed

 

のファイルを作成すれば起動するたびにGPUファンを全開で回すように実行してくれる。

上記はデュアルファンなGPU二枚刺しの場合の設定

 

Ubuntu系だとニ枚目のGPUもファン制御できるのにFedora系だと何故か二枚目のGPUのファン制御ができないのでいわゆる "headless" 設定する必要があるかもしれない

私は試していないがheadlessに関しては下記リンクが参考になるかも?

 

Finally got headless Ubuntu with NVIDIA going with a mining watchdog.

 

Headless nVidia Mini How-To

 

更新: 2020/06/02

温度管理など

sudo dnf install lm_sensors


sudo dnf install hddtemp

 

sudo sensors-detect
基本的には全てEnterで大丈夫なはず

ただし、これを執筆している現段階では RTX2070Super や X570チップセットマザボとかだと途中でやたらと待たされる処理があってうまくいかないかも。

 

アプリは ソフトウェアパッケージから XSensors をインストールすれば一応OKかな?

更新: 2020/06/02

Firewall

ソフトウェアパッケージからfirewall アプリを検索して設定するのが一番楽かと。

 

デフォ設定だと、ポートが開きまくりなので、tcp○~○(失念) と udp ○~○(失念) を削除して、BOINCとFolding@homeに必要なtcp 31416 と tcp 36330 だけ穴を空けておくこと

 

設定を恒久化しておくことを忘れずに

 

更新: 2020/06/02

Fedora 32 で BOINC する為の手順

sudo dnf install boinc-manager

 

sudo systemctl start boinc-client.service

 

sudo systemctl enable boinc-client.service

 

[アクティビティ]-[アプリケーションを表示する]
BOINC-Managerのアイコンをクリック

しばらくするとエラーが表示されるが[表示]-[詳細表示]で切り換える。

[ファイル]-[コンピュータの選択]
[計算機名(ホスト名)]にlocalhost
[パスワード]に /var/lib/boinc/gui_rpc_auth.cfg の中身を入力する。

 

sudo cat /var/lib/boinc/gui_rpc_auth.cfg

 

で覗くことが出来る。

これで、boinc-clientに接続できて プロジェクト一覧などが選択できるようになる。

 


! OS再起動後に boinc-manegerでパスワードを入力しなくても自動的にboinc-clientに接続できるようにする為のおまじない

 

以下hogehoge は自分のユーザ名で置き換えること

 

sudo /usr/usermod -G boinc -a hogehoge


sudo chmod g+rw /var/lib/boinc

 

sudo chmod g+rw /var/lib/boinc/*.*

 

sudo ln -s /var/lib/boinc/gui_rpc_auth.cfg /home/hogehoge/gui_rpc_auth.cfg

 

で、PCを再起動しても普通にBOINCマネージャが使えるようになるはず。

 


参考元
SETI@home on Fedora 31
SETI@home on Fedora 31(続き)

 

更新: 2020/06/22

Fedora 32 での Folding@home 導入でハマった部分

fahclient

fahcontrol

fahviewer

 

各パッケージをDLして

 

sudo rpm -i 各.rpmファイル

 

でインストール出来るのですが

 

これを書いている現在のバージョンだと fahcontrol がPython2.7までしか対応していなくてハマった記憶が……

 

某Kn2氏曰く

fahcontrol をルートディレクトリから検索して、エディタでファイル先頭の #!python を #!python2.7 と 書き換えればちゃんと動作するとのこと(一週間前の記憶なので要確認(^^; )

 

sudo dnf install python27 か python2.7  辺りも導入する必要があったかも?

更新: 2020/06/03

Geekbench 5

macOS Windows Linux Android iOS と各OSに対応している

 

今回は

 

https://www.geekbench.com/download/linux/

 

からGeekbench-5.1.1-Linux.tar.gz をDLして

 

ダブルクリックで解凍。

 

benchmark フォルダを作って、そこにフォルダ移動

 

そのまま同フォルダの右クリックで端末立ち上げて

 

./geekbench_x86_64

 

すればGEEKbenchが起動する。


完了すると

https://browser.geekbench.com/v5/cpu/xxxxxxx

 

という感じでアクセスしてベンチ結果が判る。

末尾に /claim?key=xxxxxx が付く方のアドレスはデータを個人管理したい場合に必要な鍵。

 

 

今回インストールしたPCだとこんな感じ

https://browser.geekbench.com/v5/cpu/2379778

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2020年06月02日

  • 購入場所

    https://getfedora.org/ja/

13人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • supatinさん

    2020/07/12

    くろがねッと☆さん、こんにちは
    始めましてすぱちんと申します
    (*・ω・)*_ _)ペコリ

    中学一年の一学期で英語に挫折し以来苦手で今も全く読み書き会話出来ません
    深く調べようとすると海外のドキュメントが壁で・・
    その前に英文の検索キーワードが思い付きません('A`)
    初心者向けLinuxを仮想環境にぶちこんで遊んでいるのですが
    この記事を読んでふぇどらちゃん入れてみたいと思いました
  • くろがねッと☆さん

    2020/07/12

    >supatinさん
    一応、初めてじゃないような気がしますw
    いつもCOOL付けて頂き感謝しております~

    私も英語は苦手ですよ~ でもLinux弄る場合は避けられないので翻訳サイトを活用しつつノリとカンと根性で何とかやってますw
    英文検索キーワードは "Fedora 32" とダブルクオーテーションで囲ってやったりするのもコツかも。英語圏は数字とアルファベットの間に半角1文字空けるのがセオリーみたいです。あとはそれらしきコマンド、調査対象ワードを検索欄にぶち込んで探してますね。時にはTwitter等のSNSでの検索機能も利用します。

    FedoraはLinux最先端ディストリ実験場という役割を担っていますが、検索すると出てくる関連ドキュメントに関しては比較的良質なものが多いので案外なんとかなるかも? Linux関係はせっかくドキュメントを書いてもバージョンが上がると仕様変更とかですぐダメになる事が多いのがアレですが。

    Ubuntu系 に飽きたら Fedora も面白いと思いますよ~

    そうそう Fedora 33から btrfs を基本ファイルシステムに採用するらしいですw
    バグとか大丈夫かなんだろうか? SSDには優しいファイルシステムだとは思いますが。

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