これ迄、UHDブルーレイ鑑賞環境が、デスクトップPCに限られていましたが、先日、UHD再生対応のブルーレイレコーダーを購入しました。
現在、このレコーダーは、私専用(家族全員に各人専用のブルーレイレコーダーがある)なので、リビング用のテレビではなく、私のPC用モニターとして使っている40型4Kテレビに接続しています。
ところが、テレビの入力端子をPCからブルーレイレコーダーに切り替えると、PCのディスプレイ接続が遮断されるので、PCを起動したまま、入力をPCからブルーレイレコーダーに切り替えて、暫くブルーレイレコーダーを操作した後、テレビの入力をブルーレイレコーダーからPCに戻すと、PCは、ディスプレイケーブルが抜かれた時と同じように、デフォルトのVGAサイズのウィンドウに設定されてしまいます。
PCの表示解像度は4K表示でありながら、ブラウザーのウィンドウサイズが勝手に VGAサイズに変更され小さくなってしま、使い勝手が悪化してしまいます。
また、UHD視聴ではなく、短時間の操作(BD-REから内蔵HDDにコンテンツを移動する操作等)の為に、PCの表示や操作を中断するのも面倒です。
テレビをPCモニターとして使う弊害だと思います。
これを避けるためには、PCのHDMI端子に、4Kディスプレイが接続されていますよ!というダミー信号をテレビ側が出力しなければならないのですが、現在使っている4Kテレビはそのような機能が搭載されていません。
入力端子を切り換える度に、HDMIが通信して解像度が決定されます。
現状では、PCのブラウザ表示サイズの変更を回避するには、テレビの入力を切り替える前に、PCの電源を落とすしかないのですが、ちょっと操作するだけなのに、毎回PCをシャットダウンするのは不便です。
そこで、PCに搭載しているキャプチャーボードに、UHDブルーレイレコーダーの映像を分岐して、PC上のキャプチャーボードに接続して、PC上でチャプチャーボードのアプリケーションの表示を見ながら操作できれば便利だと考えました。
ところが、ブルーレイレコーダーとテレビは4K対応なのですが、キャプチャーボードはフルHDの解像度です。
これまでのスプリッターでは、2分配する映像の解像度が各々変更できる安価なスプリッターを見かけませんでした。
個人的には、4K 60Hzの入力(UHDブルーレイレコーダー)を、4K 60Hz出力(4Kテレビ)と、フルHD 60Hz(PCキャプチャーボード)の2種類の出力が得られるものが欲しかったのです。
このような機能を搭載した、1入力2出力HDMIスプリッター(分配器)を探していて、漸く見つけました。
ブルーパワー(BLUPOW)という中国のメーカーのようなのですが、サイトが見つからなかったので、amazonに記載されている紹介文を信じて購入しました。
amazonには、BLUPOW 4K60Hz HDMI分配器 1入力2出力 hdmi2.0 セレクター 2画面同時出力 3D・HDR・HDCP2.2対応 PS4Pro・Xbox・Blu-ray Player・STBなど対応 hdmiスプリッタ1×2と記載されていました。
【1つの映像信号を2つに分配】
本製品は、ビデオレコーダーやパソコン、ゲーム機器などのHDMI信号を2分配します。
ひとつのコンテンツを2台のテレビやプロジェクターに同時出力できます。
「4Kと1080P」異なる出力解像度が同時に出力できます。
※前提条件:出力リフレッシュレートは同一の必要があります。例えば:4K@60Hzと1080P@60Hz
当初、配線後に電源を入れると。4KテレビとPCのキャプチャーボード共に、1080Pに設定されていて、予定していた2160Pと1080P 60Hzになりません。
そこで、ブルーレイレコーダーのHDMI出力を、オートから、4Kに切り替えると、4Kテレビには2160P,PCのキャプチャーボードには1080Pの出力が確認できました。
上記は、テレビのOSD(On Screen Display)を表示させて、ブルーレイレコーダーのトップメニューを表示させたものです。
HDMI入力が、2160P 60Hzで動作していることが分かります。
上記は、ブルーレイレコーダーのトップメニューを表示させたまま、PC画面にテレビの入力を切り替え、キャプチャーカードのアプリを立ち上げ、プレビューを表示させたものです。上記画面では、見づらいですが、1920x1080@60pと表示されています。
これで、UHDディスクを見る時は、4Kテレビの入力を切り替え、ブルーレイレコーダーのダビング等の設定操作時には、4KテレビのPC画面上で、キャプチャーボードの画面を見ながら操作ができるようになりました。
パッケージは、無地の茶段の箱に入っていました。
本体とACアダプタと取扱説明書(英語のみ)だけが入っていました。
本体は、非常にコンパクトで、110mm x 60mm x 20mmで、重量も105gしかありません。本体側面には、ACアダプタの挿入口があります。
端子は、金メッキが施された入出力端子が同一面に配置されていますので、コンパクトに収納できます。
筐体自体は、プラスティック製で、前面に、電源LED,出力LED(2基)が搭載されていて、動作状態が一覧できます。
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購入金額
4,399円
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購入日
2020年04月21日
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購入場所
amazon
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