■いきさつ
テレビで録画するのに「外付のハードディスク」を使ってるのですが、うちのテレビの画面下のLEDランプではハードディスクが作動(アクセス)してるのかどうか分からないのです…
「ハードディスク」の本体にはランプが「チカチカ」と点滅/点灯/消灯しています。
コレをどうにかしてテレビの画面下のLEDの所に一緒に表示できないかな~と考えると
「光ファイバー」で"送電(送光?)"する方法しか思い付かなかったのですが長い間「放置」してました…
まぁ、ハードディスクそのものをテレビの前に設置さえすれば目的は済むのですが、それだとジャマになるしスマートでも無いしね(却下)。
たまたま、"シリコンハウス"のハザイ売り場で"光ファイバー"を見たときに「やっちゃおうか!」と思って購入しました、それまで放置していた理由は"光ファイバー"と"ハードディスクのランプ部"との、固定(接合)方法がもう一つ思い浮かばなかっただけです、かと言って良いアイデアが思い付いた訳でも無かったけど、取りあえず勢いでっ!「やりながら考えよっ!」です。
■"光ファイバー"について簡単ですが…
調べると、歴史は意外と古く又、メタルに比べて効率(損失)は比較にならないくらい良いですね!
種類は"ガラス"と"プラスチック"が有りますが、個人で手に入るのはおそらく"プラスチック製"の方でしょうね!
それぞれ「得手不得手」「適材適所」です(胃カメラの「内視鏡」や「電飾」などなど…)。
基本原理は「端面部からの光の情報をもう片面の端部に殆ど損失無く光の速度で表示させれる」
逆に云えば"光"以外は伝わらないのでファイバーが熱くなったりすることは無いけど一度に流せる光量には限界が有るようで限界を超えると焼き切れてしまう、そうなればもう光は一切通さない。
■仕様
メーカー:三菱ケミカル
品名/型番:装飾用光ファイバー「エスカ」/CK-80
直径:2ミリ
長さ:1メートル
価格:300円
※製品ラインアップとしては直径0.25/0.5/0.75/1.0/1.5/2.0/2.5/3.0ミリの8種類
■レビュー
"光ファイバー"って購入したのは初めて(AVの光ケーブルは別)だったので、扱い方法がいまいちでした、実物は店頭で見ていたし、昔から模型(主にSF系)に使用した例は知っていましたが。
一番気になっていたのは「柔軟性」です、見た目はただの透明なアクリル線ですが、"ファイバー"とは"繊維状"と云う事ですので、小さく曲げると「ポキッ」っとなりそうで…
少なくとも電気の「線」のように束ねては売ってはいませんね → 折れるからでしょうか!
※↑↑↑の写真では一部をライターで炙って曲げていますが、それでも光源は伝わってます。
(このように極端に曲げる方法は損失が大きくなるし、炙り過ぎると融けてしまう(アウト)ので、お勧めはしませんが…実験です)。
■やってみました…
電気のコードで曲がって"クセ"の付いたコードを真っ直ぐにする方法として私が試すのは、コードを熱湯に漬けて柔らかくしから取り出して両端を「ビィーン」と冷めるまで引っ張るとある程度、真っ直ぐになるのです…この方法を"光ファイバー"でも使えるかなぁと…
沸騰した湯の入ったフライパンに巻きクセの付いたファイバーを入れたら直ぐに円径が「グッと」一回り広がりました!「コレはいけるかも!」と…先の方から湯に「漬けては伸ばし」を繰り返して徐々に真っ直ぐにしていってたら「逆に好きなように曲げれるんじゃないか!?」とも思い、現物合わせで適当なところで90度を2度曲げて切断(切断面はヤスリを掛けて滑らかにする)し理想な形状にしました。
カッティングマットの1グリッドは5センチ、左下の黒いのは、たまたま部品箱に入っていたパイプ状の金具です、これ位の曲げ率だと損失については無視しても良いレベルでしょう。
取付方法は見ての通り、プラ板をカットして2ミリの穴を開けてハードディスクコードの根本にタイラップを巻いて固定しました(ファイバーの端部はプラ板に差し込んでるだけで接着はしていません)
垂れることなく自立しています。
テレビ裏の実際の様子
テレビ画面下部LED部のアップ (ブルーに点灯/点滅しています)
■感想
やってみたら、結果は簡単な作業で拍子抜けです「何故、先に思い付かなかったのか?」です。
今回の作業(工夫)はプラ製の"光ファイバー"の特性を生かした方法だとも思います。
まぁ、こんな「空中配線」みたいにしなくても、両端部を固定さえすれば目的は達成するのですが
それだと面白さに欠けるので…まぁまぁ良いでしょう(と言って下さいませ…)。
余った分は、「また何かに使えるかな?」って考えるのも一つの楽しみなんです。
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購入金額
300円
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購入日
2020年03月18日
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購入場所
シリコンハウス(共立電子)
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